左の肋骨が痛い原因は?チクチクするその痛みは内臓の病気かも!

肋骨付近の違和感


最近、肋骨(あばら骨)が痛い感じがする。違和感がある、など感じている。

特にぶつけたり、ひねったりした記憶がないのにこの様な症状がある場合は、肋骨(あばら骨)そのものに原因が無い場合もあります。

また、しこりのようなものがある場合も心配です。

今回の記事では、そんな気になる症状について考えられることを、いくつか解説していきます。

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肋骨が痛む原因は?

骨・筋肉・神経が原因の痛み

肋骨付近に痛みを感じる時に、まず疑うのは折れたり、ひびが入ったりしていないか?だと思います。


あばら骨は骨折しやすい部分です。

骨折・ひび
咳をしただけで骨折してしまうこともありますので、強打した場合などは骨折や、ひびが入った可能性があります。

この場合、深呼吸、咳、圧迫することで痛みは増強します。

筋肉の損傷
筋肉が原因の場合もあります。運動不足の筋肉は、少しの運動でも損傷により痛みが生じます。

肉離れや筋肉痛と言われるものです。

肋間神経痛
神経が、骨や筋肉に挟まれて痛む非常に強い痛みです。

脊椎のどこの高さで拘縮が起こったかによって、脇腹でも痛む高さが異なります。左側に出やすいといわれます。

肋間神経痛の中でも、帯状疱疹の後に起こる場合があります。これはウイルスによって神経がダメージを受けたためです。

椎間板ヘルニア
椎間板が変形し神経を圧迫して痛みを感じることがあります。

この場合も痛めた背骨の高さによって痛みの出る高さは決まっています。

内臓が原因の痛み

肋骨付近の違和感

胃潰瘍
ストレス・飲酒・喫煙などの嗜好品や、ピロリ菌が原因で発症します。

攻撃因子である強酸性の胃酸から胃壁を守る防御因子とのバランスが崩れ、胃粘膜が荒れる症状です。

左脇腹の痛みとともに、吐き気のある場合は胃潰瘍の可能性がありますが、人により痛む場所や痛みの有無はさまざまです。

胃炎
急性・慢性・神経性などがあります。

いずれも胃から出血などの炎症を起こしている状態です。

胃酸過多
胃酸が通常よりも多く分泌されることで、胸焼け・胃もたれなどの症状があらわれます。

ストレスが原因のことが多いと言われています。

デスクワークなどで長時間かがんだ姿勢を取ると、胃が物理的に圧迫されていても、痛みを感じることがあります。


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急性腸炎
細菌の感染、飲酒など様々な原因により、小腸および大腸に痛みや嘔吐・発熱が発症します。

特に大腸に炎症が起きると左右側腹部痛が起きることがあります。

慢性腸炎
腸の粘膜の炎症が続くことで慢性化した状態です。

腸の痛みや下痢・便秘の症状があります。

ストレスから起こる場合をはじめ、胃、肝臓、すい臓や心臓などの内臓の病気から起こることもあります。

過敏性腸症候群
下痢や便秘・ガス溜まりなどがあらわれ、検査を受けても腸の異常がみられないという特徴があります。

腹痛は左下腹部に起こることが多く、ストレスが症状を悪化させます。

便秘型、下痢型、交代型があります。

大腸憩室症
便秘しがちな中高年~高齢者によく起こります。

憩室自体は大腸内の圧力が上昇し、内壁の一部が小さな袋状になって外側に飛したもので悪いものではありません。

ただ、ここに便が詰まることによって痛みや発熱・下痢・血便などが発症します。

欧米化の食事により、下行結腸からS字状結腸にできることが多いことから痛みが左脇腹に多く出ます。

便秘
横行結から下降結腸に湾曲する左助骨下付近周囲で、便が溜まってしまう体質の人があります。

腸にガスがたまってしこりのように感じる場合もあります。

これは、滞留している便から腐敗ガスが発生し、その腐敗ガスは腸内圧をあげるため、ガスがたまっている箇所で痛みが発生するのです。

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気をつけたい!膵臓が原因の場合!

肋骨付近の違和感


腹部、胃の裏、左側には膵臓があります。

膵臓からは膵液という食べ物を消化するための消化液が分泌されますが、これが膵臓自体を消化し始めます。

これが急性膵炎です。

左側の痛みでは膵臓の炎症が原因の場合がありますが、痛みは主にみぞおち付近にあらわれ、そこから左上腹部や背中・胸あたりに痛みを感じる場合が多く見られます。

急性膵炎になってしまう原因は、飲酒であることが特に多いです。

また、症状としては左脇腹の痛みとともに、腹部の上の方や背中側も痛くなることがあります。

膵がん(膵臓がん)
膵がんの初期症状のひとつとして左脇腹の痛みがあります。

胃のあたりが重苦しい、背中が痛い、体重減少など特定な症状がなく、発見が遅れる原因となっています。


そのうえ、進行が速く、脇腹のしこり、体重減少、黄疸などの症状に気がついたときには、かなり悪化していたという可能性が高くなってしまうのです。

早期発見が困難で、かつ2cm以下の小さな癌でも、近くのリンパなどに転移しやすいため、消化器官の中では最も予後が悪い癌であるとされています。


以上のように、左脇腹だけでなく背中にも痛みがある場合は、急性膵炎やすい臓がんなどすい臓系の疾患である可能性が高いです。


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腎臓の痛み

腎臓は横隔膜の下、背中側左右両側にひとつずつあります。

痛みを感じるときには、脇腹というよりも腰の痛みとして感じることが多いようです。

脾臓損傷

肋骨付近の違和感

脾臓は肋骨下にあり、握りこぶし大の大きさで、免疫を作ったり古い血液を壊したり貯蔵する臓器です。

交通事故などで脾臓を損傷すると出血も多くなります。

痛みは、左脇腹、背中、左肩に出ます。

肋骨(あばら骨)付近のしこり

風邪
一時的にリンパ腺が腫れ、しこりができ痛むときがあります。

乳腺炎
乳腺の炎症によって起こります。

片側だけを赤ちゃんに飲ませていると、反対側の乳腺炎になることがあります。

脂肪腫
皮下皮膚にできる良性の腫瘍です。どの部位にもできます。

触った感触は、やわらかく弾力があり、少し動くような感じです。

ただし、短期間で成長するものは、悪性である可能性もあるので注意してください。


腎細胞がん
尿細管の細胞ががん化したものです。

初期症状がほとんど現れず、検診や他の病気の精密検査でたまたま発見されることが多いです。

腫瘍が大きくなると、血尿、脇腹のしこりや痛み、発熱、体重減少などがあらわれます。

50歳から70歳に多く発症し、転移を生じやすい癌です。

ウィルムス腫瘍
子供の腎臓にできる癌で、ほとんどが5歳までに90%が発病しています。

腹部の片側に表面平滑な硬い境界明瞭な非可動性腫瘤を触れることが特徴で、正中線を超えることは稀です。

血尿、腹痛、腹部不快感などの症状は、腫瘍がかなり大きくなるまで現れにくいです。


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女性の場合

子宮や卵巣などの病気が影響している可能性があります。

脇腹よりもやや下に痛みを感じる場合が多くなります。

まとめ

このように、痛みやしこりといっても「心配の要らないもの」から「重篤な病気」まで様々だということがお分かりいただけたと思います。


受診すべき診療科も多岐にわたっています。

しかし、手遅れになってしまっては大変なことです。

まずは、ぶつけたなど原因がはっきりしているのならば整形外科へ、分からないのであれば、かかりつけ医や内科に早めに受診することをお勧めします。

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