足の指の皮がむけることが多い！原因として考えられる8つのこと！

現代人の生活の一部である「靴」や「サンダル」。

今の生活とは切り離せない大切なものであり、おしゃれの一部にも利用されるものですが、靴はいつごろから履かれていたかご存知でしょうか？

今見つかっている世界で一番古い靴で約5000年も前のものが見つかっているそうです。


当時は動物の皮を利用して靴にしていたようです。そんな昔からある靴ですが、機能としては2つあります。


一つ目は足全体の保温と防護の役割、もう一つは足の裏を守る役割です。

今回スポットを当てるのは、足の指についてです。

足の指の皮がむけることって皆さんありますでしょうか？大昔は裸足に近い状態で過ごしていたので当然だったものですが、現代においては靴の機能が上がり足裏への負担が減ってきました。

そんな現代においても足の指の皮がむける原因を8つご紹介したいと思います。

足の指の皮がむける原因

足の指の皮がむけると聞くと「水虫」と連想する方も多いのではないでしょうか？

実は足の皮がむける原因はそれだけではありません。まず2つ病気による皮がむける原因をご紹介します。

川崎病

有名どころの病気ではありますが、1つ目の原因は川崎病です。

原因はいまだに解明されていないのですが、何らかの感染症という考え方もされています。

血液中の「サイトカイン」という化学物質が増え全身の中小動脈に炎症を起こす病気です。


手足の指の皮がめくれたり、むけたりといった症状をはじめ、高熱や目の充血、手足の腫れなどの症状も出ます。

治療法としては、点滴治療になり改善後も定期的な検査が必要になります。

掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）

こちらも原因不明の病気ではありますが、金属アレルギーや虫歯、扁桃腺の異常により発症する場合があります。


症状としては、手足に黄色い膿のぶつぶつができ、潰れた後に皮膚がむけてしまいます。

この病気の治療法は金属を体から取り除く（銀歯などの体内の金属）や扁桃腺の切除で治る確率が高いものです。


以上病気による足の皮がむける原因をご紹介しました。

上記のような症状は早めに病院に行くことをお勧めします。次に、一般的に足の皮がむける原因をご紹介します。

水虫

昨今では、女性でも水虫に悩む方が増えています。

水虫になると、最初は違和感を感じてかゆみが出ます。その後、水ぶくれができ皮がふやけやすくなったり、皮がむけるといった症状が出ます。

初期段階で対処法としては、「塗り薬をつかう」「清潔にする」「蒸らさない」「皮膚科へ行く」、などです。

水虫の場合は、なってしまってから対処することより予防に気を付けたいです。

プールや温泉・銭湯など多くの人が利用して、水気が多く、はだしで歩くような場所から感染することが多いのでこれらの施設を利用する場合は注意が必要です。



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乾燥

乾燥によっても足の皮がむけます。

足の皮に限らず全身いたるところに症状は出ますが、冬場に乾燥により皮がむける方が多いようです。

対処法としては、端的にいうと保湿しかありません。

保湿の方法としては、入浴時に足の指の間までしっかり汚れを洗い落とし、お風呂上りに尿素配合クリームを塗ることが効果的です。



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汗疱（かんぽう）

あまり聞きなれない言葉ですが、水虫と症状が似ており間違えることが多いものです。

水虫は細菌性のものですが、この汗疱はアレルギー性や汗が原因となります。

足の指の間に水泡ができそれが潰れて皮がむけることがあります。

水虫との判断は素人には難しいです。自己判断はせずに、皮膚科へ行くようにしましょう。

多汗症

足の指の間に汗を多くかくと、皮がむけやすくなります。

なんとなくイメージできると思いますが、足がふやけてしまいむけてします。

あまり放っておくと皮膚病やにおいの原因になりますので注意が必要です。対処法としては、水虫の対処法と同じ内容を試してみてください。

垢

足の指の間をしっかり洗わないと垢がたまってしまい皮がむける原因になります。

また、そのまま放っておくとにおいやほかの病気の原因にもつながりかねませんので注意が必要です。

対処法は、単純でしっかり石鹸やボディソープで洗うことです。毎日清潔にすることを心がけましょう。

自律神経の乱れ

足裏に限らず肌荒れにつながるのが自律神経の乱れです。ストレスや睡眠不足などで自律神経の乱れをおこします。

対処法はとにかくストレスを溜めない事です。ストレス発散や十分な睡眠を心がけましょう。また、保湿クリームなどでお肌をしっかりケアしましょう。

まとめ

以上、足の指の皮がむける原因をご紹介しました。

足の裏がかゆかったり皮がむけて痛くなると歩くのが嫌になったり、お気に入りの靴が履けなくなったりしますので、十分な足のケアを心がけましょう。

また、水虫などは治療に時間がかかることもありますので、恥ずかしがらずに、早めに皮膚科に行くことも大切です。