頬が痛い原因を解説!意外と知らない鼻との関係!

頬が痛い原因を解説!意外と知らない鼻との関係!

女性


どこかにぶつけたわけでもないのに、ほっぺたが痛い。

ほっぺたには、目や耳や鼻みたいなものが何にもないのに痛いのはどこが悪いのか?気になります。

ほっぺたが痛い原因は、ほっぺの下にある「副鼻腔」やほっぺと繋がっている「口」鼻と繋がっている「耳」に原因があり、そのほとんどが副鼻腔によるもである可能性が高いです。

しかし、それ以外にも気になる病気はありますので以下に解説をして行きたいと思います。

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おたふく風邪

耳の下にある耳下腺から頬が腫れます。頬全体が腫れるのではなく、「おたふく」みたいにエラが張ったような感じで腫れるのが特徴です。

はっきり症状が現れる場合もあれば、なんとなく食事を食べることができない、なんとなく耳の下が膨れているような感じがするだけの場合もあります。

腫れるのが片方だけの場合や、ものすごく腫れ上がることもあります。

ムンプスウイルスに感染する事が原因です。飛沫感染、接触感染をします。


潜伏期間が2週間位と比較的、長いです。そして、この潜伏期間の感染力が非常に強いです。感染してから大体10日くらいで耳の腫れが出始めます。


3日ほどがピークで10日程すれば症状が治まっている事が多く、発症後約5日で感染力は弱まります。


しかし、3日以上高熱が続いた場合、髄膜炎を起こしている可能性があります。ムンプスウイルスは髄膜炎を起こす確率が高いです。

身の置き所が無いほど転げ回るようになるほどの激しい頭痛や痙攣を起こした時はすぐに病院に行くようにして下さい。

成人男性がかかると、睾丸炎になる確率が約30%、成人女性は卵巣炎になる確率が約7%あり、妊娠初期で罹ると流産の恐れがあります。

*ムンプスウイルス感染により、ムンプス性難聴になることもあり予防接種は受けてください。

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副鼻腔炎

鼻は頬の下に副鼻腔と呼ばれる袋のような空洞を持っています。

その空洞の粘膜に細菌やウイルスが感染することによって炎症が起こり、鼻水や鼻づまりや頭痛、頬の痛みがおきます。

鼻水は粘っこいものになり、それが副鼻腔にたまり、さらに粘膜を肥厚させ急性副鼻腔炎から慢性副鼻腔炎へ移行する場合もあります。

悪臭を伴う鼻水、鼻づまりや、おでこから頬のあたりが腫れぼったいような痛みと、そこを押す何かが詰まっているような重い感じの違和感があります。


鼻づまりによって口呼吸になり、喉の痛み乾きがあることもあります。

鼻水が喉に流れるので咳や痰が出る原因となりますし、鼻水が原因で中耳炎になったり、症状が悪化すると微熱やまぶたの腫れ、ひどい頭痛が症状として現れます。


原因は細菌やウイルス、アレルギー性鼻炎による炎症。虫歯による影響などがあります。

耳鼻科にいき、早めに治療すれば1週間ほどで症状は軽減します。



関連記事:鼻水がオレンジになる原因は?塊が出て来た場合の対処法は?

根尖病巣(こんせんびょうそう)

歯肉(しにく)に白いおできの様な物ができます。いつの間にか潰れて良くなることが多いですが、また同じような物ができるを繰り返します。

歯根の炎症なので噛むと痛いです。抵抗力が低下した時は口が開かないほど腫れることもあります。


原因は虫歯治療をせず放置している、歯根や歯肉の炎症を治療していない、歯の神経をとって細菌感染に対しての抵抗力がなく、歯の根っこの先の部分に膿が溜まっている、外傷などが考えられます。


歯根に溜まった膿が歯肉から出たり、歯と繋がっている副鼻腔に炎症を起こしたり、歯の周囲の骨を溶かし骨髄炎を起こす場合もあります。

治療は手術や根管治療が行われます。

副鼻腔真菌症

左右どちらかの鼻から、チーズの塊のような鼻水が出ます。

悪臭を伴い、鼻閉、頬の痛みなどの症状も併発する事が多いです。


ほとんどの場合、副鼻腔だけの症状ですが、脳や目に進行して高熱、激しい頭痛、眼球突出、視力障害を起こすこともあります。

骨の破壊、視神経や脳を障害する可能性もあります。

原因は真菌感染や糖尿病の影響があげられます。悪性疾患がある方はかかりやすいです。また、ステロイドや抗菌剤の副作用でもなりやすくなります。

治療は、耳鼻科にて真菌の塊を除去したり、内服治療が行われます。



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まとめ

今回は頬が痛い主な病気をあげてみましたが、歯ぎしりで筋肉疲労が起こり痛みを感じる場合もあります。

他に三叉神経が通っているので、神経が緊張した時に痛みを感じる時もあります。


鼻づまりは「粘膜の腫れ」です。炎症がない鼻づまりには、頬を温めるのも良いとされています。神経や筋肉を冷やさないようにするのも症状を軽減する方法です。

喫煙が粘膜の腫れに影響があるとの説もありますので禁煙をし、神経や筋肉を刺激せず、免疫力が低下しないよう日常生活の改善をしましょう。


妊娠中の方はおたふく風邪の方との接触を控え、感染している子供と接触したら、その日から逆算して自分に症状がないか注意しましょう。

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