喉が張り付くような違和感の原因!苦しい時の対症法は?
冬の寒い時は、空気が乾燥しているので喉がイガイガしたり、風邪っぽくて咳が出たりすることがあり、喉に違和感を感じることもあります。
しかし、特に空気が乾燥する季節ではないのに喉が乾燥して、張り付くような違和感がある場合はどの様なことが考えらるのでしょうか?
この記事では、そんな喉が張り付くような違和感について原因や対処方法を説明したいと思います。
喉の乾燥
空気が乾燥する冬場は喉の乾燥が起こりやすいので、冬場には対策をする人も多いです。しかし、夏場はどうでしょうか?
夏場に喉が乾燥する?と不思議に思われるかもしれませんが、夏場でも喉が乾燥してしまうこともあります。
夏場の喉の乾燥
原因のひとつはエアコンなどです。特に暑い時はエアコンや扇風機をつけたまま眠ることが多いです。
その時に、きちんと鼻呼吸していれば特に問題はないかもしれませんが、無意識の間に口が開いて口呼吸になっているかもしれません。
口呼吸だと喉の乾燥がしやすくなります。
この場合の対策としては、寝るときにマスクをして寝る。口が開きにくくなる市販のテープを利用するなどが良いです。
また、食事の時にもしっかりとよく噛んで食べる癖をつけると、唾液がたくさん出て喉が乾燥しにくくなります。
できれば、1口で30回以上は噛む癖をつけると良いです。
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体の水分不足
また、喉自体が渇いているわけではないこともあります。例えば汗を沢山かいた時などは、体の水分が全体的に不足し、喉の水分も不足します。
そのため、喉を守っている粘膜が硬くなってしまい、喉に張り付いて違和感が感じることもあるのです。
喉が渇いたと感じなくても、体の水分がかなり失われている状態の場合もありますので、水分補給はこまめに行うようにしましょう。
一度にたくさんの水分を摂取するのではなく、こまめに一定時間ごとに数口ずつでも意識的に水分補給をしてください。
また、緑茶やコーヒー、紅茶などは、トイレの回数が増えてしまい逆に水分を体にとどめにくくなりますので、なるべく避け水分補給液やスポーツドリンクなど高浸透圧の飲み物や、単純に水や白湯などで、水分補給していきましょう。
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胃酸の逆流
夏場は特に冷たいキンキンに冷えたビールが美味しいですが、ついつい飲み過ぎてしまったりする、また、暴飲暴食してしまったりすると、逆流性食道炎をおこしてしまい、胃酸が喉まで逆流することがあります。その時も喉に違和感を感じたり、悪化すると声が出なくなってしまうこともあります。
刺激物やアルコールなどは適量を摂取するようにし、体を冷やしてばかりでなく温めるような消化の良い食べ物を食べるようにしてください。
首や肩などのこり
仕事で同じ姿勢を長時間続けたり、疲れがたまったりすると首や肩などの血行が悪くなり、こってしまうことがあります。
首や肩は喉の近くであり、そのこりがひどくなった時は喉まで違和感を感じることがあります。
パソコンやデスクワークなど、同じ姿勢でいることが多い人は、意識的に1時間に1回程度は気分を変え、体を伸ばすなど軽いストレッチをしてみましょう。
あまりこりがひどいときは、ゆっくりと暖かいお風呂に入る、血流をよくするため軽い運動をする、温シップを貼ってみるなどして、こりをほぐしましょう。
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ストレスや自律神経の乱れ
喉の痛みがなく、飲み込みや食事が問題ても喉に症状が起こる場合は、ストレスが原因のことがあります。「咽喉頭神経症」や「ヒステリー球」「梅核気(ばいかくき)」などと言われています。
ストレスがたまると自律神経が乱れてしまい、頭や身体を働かすときの神経である交換神経が働き過ぎる状態になります。
それが悪化すると、喉の違和感になってしまうこともあります。比較的女性に多い症状であることが特称です。
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まとめ
それ以外にも喉の病気は色々あります。甲状腺に異常がある場合にも、喉が圧迫されたような違和感があったり、食べ物が飲み込みにくい時は咽頭がんなどの可能性もあります。
自分ではどうにもならない喉の違和感や痛み、物を飲み込む時に違和感があるなどがあるときは、一度病院に行き医師の診察を受けるようにしましょう。
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