喉が狭い感じがして息苦しい!不快な違和感の理由を解説!

喉が狭い感じがして息苦しい!不快な違和感の理由を解説!

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風邪を引いたり喉が痛いときなどに、息苦しさを感じることはありませんか?

咳が続いたり、痰が絡んだりなど色々なことが考えれれますが、何らかの理由で喉や気管支が狭くなると、息を吸いにくくなったり、逆に息を吐き出しにくくなることがあります。

症状が続くと、夜に眠れなくなったり、いびきの原因となってしまうかもしれません。

そこで、この記事では、息苦しさを感じる原因や病気について解説をしていきます。

喉の構造について

喉とは、「咽頭」と「喉頭」の2つを合わせたものを指しています。

上咽頭は鼻とつながっている部分で、中咽頭は口、下咽頭は喉頭と食道とつながっています。

上咽頭には「アデノイド」があり、中咽頭には「口蓋扁桃」があります。

アデノイドと口蓋咽頭は扁桃組織で、口や鼻から入ってきたウイルスや細菌などの感染を防ぐ働きをしています。

喉頭は喉頭軟骨で囲まれており、空気の通り道になっています。

喉頭軟骨で囲まれた中に「声帯」があり、これが空気で振動することにより声を出すことができます。声帯の後ろには食道があります。

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喉の役割について

喉は、食べ物や空気の通り道になっています。

口から入ってきた食べ物や飲み物は、喉を通過し食道を通って胃に流れていきます。

空気は、鼻や口から吸い込まれ、喉を通過し気管を通って肺に入ります。肺から出された空気は、気管、喉を通過し口や鼻から外に吐き出されます。

このように、喉には「食道」と「気道」の2つの役割があるのです。

喉頭蓋が声帯に蓋をすることにより、口から食べ物や飲み物が気管に入ることなく食道に流れていきます。

このおかげで、食べ物が気道に入ることを防ぐことができるのです。



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のどが狭く感じて息苦しくなる原因は?

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気管支喘息

アレルギー物質が体の中に入ってくると、免疫機能が作動します。

気管支の粘膜が炎症をおこすことにより、気道が狭くなる病気です。

気管支は粘膜で覆われているのですが、炎症をおこすことにより粘膜がむくんで気管支が狭くなります。

異物を排除しようとして痰が分泌されます。狭くなった気管支の中に痰があると、さらに気管支が狭くなり息苦しくなります。


気管支喘息の特徴的な症状は、「息を吐くときの息苦しさ」です。

気管支が狭くなることで空気の通りが悪くなり、息苦しさが出るのです。喘息の発作が起こると、息を吐くときに「ゼーゼー」や「ヒューヒュー」といった音が聞こえる場合があります。

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アナフィラキシー反応

アレルギー反応の中でも症状が強く出るものを「アナフィラキシー反応」と言います。

特定のアレルゲンに初めて触れた時は症状が出ないのですが、二回目に触れると反応が起こる可能性が高くなります。

適切な処置をしなければ命にかかわるため、症状が出たら早めに受診することが大切です。


では、アナフィラキシー反応を起こしやすいと言われているものを見てみましょう。

食べ物では、卵や小麦、そばやピーナッツなどが代表的です。また、これらを食べてすぐには症状はないのに、4時間以内に運動をした場合におこるものもあります。


ミツバチやスズメバチは、昆虫の中でもアナフィラキシー反応をおこしやすいと言われています。

その他にもラテックス素材の手袋やペニシリンなどの抗生物質などもアナフィラキシーをおこすことがあるので注意が必要です。


アナフィラキシー反応は、アレルゲンとなる物質が体に入って数分から数時間後に、皮膚の症状から始まります。

まず皮膚のかゆみや赤み、蕁麻疹がでます。

さらに唇や口の中も腫れることがあります。加えて呼吸器の症状が出始めます。息苦しさや気管支喘息のようなヒューヒューといった呼吸音が聞こえることもあります。

そのまま放置すると、血圧が低下したり失神をおこし意識を失う場合もあります。



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感染症

風邪やインフルエンザなどの上気道感染症にかかると、扁桃や喉頭などが炎症をおこし、腫れることがあります。

腫れが強いと、呼吸をするときに息苦しさを感じます。

甲状腺の腫れ

甲状腺は、気管の前ののどぼとけの下のあたりにあります。

ちょうちょのような形をしておりホルモンを分泌しています。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)などの病気により、甲状腺が腫れることがあります。甲状腺と気管は隣り合っているため、腫れると喉の違和感や息苦しさを感じる事があります。

ストレスによるもの

喉や気管などに特別病気が見当たらないのに、ストレスが原因でのどが詰まったような感じや飲み込みにくさ、息苦しさを感じることがあります。

ストレスの解消やゆっくりと休むことが大切ですが、症状が長引く場合は無理せず心療内科を受診することをお勧めします。



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まとめ

様々な原因により、のどに違和感が出たり息苦しさを感じることがあります。

まずは何が原因で、のどに違和感があるのかを知ることが大切です。

病気によっては治療が必要になる場合もあります。長引く場合は、そのうちよくなるだろうと安易に考えず、病院に行くことをお勧めします。

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