痛くはないが、喉の異物感が気持ち悪い!原因5つを徹底解説!
花粉症や風邪など、一年を通してトラブルの多い「喉」
咳や異物感が続くけれど、痛みが無いからといって症状を放置してはいませんか。
痰や咳を含む喉の違和感には全て原因があります。
意外と気付かない喉からのサインを見逃さないよう、放って置けない喉の異物感の原因として考えられるものを5つ解説します。
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ストレスや自律神経の乱れ
食べ物が飲み込みにくかったり喉に違和感を覚えたりした場合、ストレスや自律神経の乱れが原因であることがあります。この場合、リンパの腫れやしこりは気にならないことがほとんどですが、症状が分かりにくいため一時的なものだと気にせず放って置いてしまう人も多いです。
対処法
生活習慣の改善や、ストレスを解消、和らげることで自然と良くなっていきます。関連記事:自律神経がおかしい(乱れる)原因と整える4つのコツを解説!
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逆流性食道炎
喉の異物感からまさか、と思いますが実は意外に多い病気です。喉のつまり感や咳の他に、胸焼けや耳の痛み、げっぷが増えるなどの症状がみられる方は要注意です。
喉、食道、胃は全て繋がっており、逆流性食道炎の症状が喉に現れて来るのも不思議ではありません。
対処法
まずは病院で診察してもらい、治療は基本的に処方された薬を飲むことになります。食べたすぐ後に横にならないようにし、寝る時は枕を高くして寝るなどすると効果的です。
タバコ、お酒が好きな人もしばらくは我慢して治療に専念しましょう。
関連記事:喉が狭い感じがして息苦しい!不快な違和感の理由を解説!
咽頭炎・扁桃炎
インフルエンザや風邪がきっかけとなり、細菌やウイルスが原因で喉が炎症を起こしてしまう時があります。最初は高熱とともにのどの痛みもありますが、慢性化してしまうと喉の異物感だけが残り痛みはほとんどなくなってしまいます。
喉の異物感の他に、身体のだるさや扁桃が赤く腫れるなどの症状も現れます。
きっかけとなるのは細菌やウイルスですが、治りきらないまま日常生活での不摂生を正さずに過ごしていると悪化していく恐れがあります。
タバコやお酒が好きな人、夜更かしをする人は注意が必要です。
対処法
タバコやお酒など、喉に刺激を与えるものは控えましょう。栄養バランスの良い食事を心掛け、睡眠をしっかりととって体調管理をきちんと行いましょう。
あまりに症状が悪化してしまっている場合、手術が必要になることもあるので風邪やインフルエンザの後に喉の異物感が1ヵ月以上続く場合は耳鼻咽喉科でまずは診察を受けましょう。
関連記事:蓄膿症で顔が痛い!痛みを和らげる2個つの対処法を解説!
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バセドウ病
バセドウ病は男性よりも女性に多く見られる病気です。バセドウ病とは甲状腺の機能が高まりすぎて、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで様々な症状が現れます。
体重減少や眼球が飛び出してくるなどの見た目で分かる症状の他、頻脈、体温の上昇と多量の発汗、集中力の低下、食欲増進や下痢などの症状が挙げられます。
対処法
バセドウ病の疑いのある人は早めに病院で検査を受けてみましょう。バセドウ病であると診断された場合、薬による治療のほか、放射線治療や外科手術による治療があります。
関連記事:寝汗が冬でも出る原因は?女性はホルモンの影響もあるので注意して!
ポリープや癌
異物感や息苦しさなど、良く原因が分からないのになんとなく症状が続いている場合は声帯ポリープや咽頭がん、喉頭がん、食道がんの可能性が少なからずあります。
小さな違和感を覚えた時点で受診しておけば早期発見・治療が可能ですので見逃すことの無いよう心がけましょう。
しかし、もしそのまま放置しておくと腫瘍がどんどん大きくなり症状も悪化すれば、治療もより難しくなってくるので注意が必要です。
対処法
ポリープやがんは発見したらすぐに、病院で適切な治療を受ける必要があります。その他にも自分でできる事は飲酒・喫煙を控える事です。
日頃から規則正しい生活を心掛け、免疫力を上げておくことも大切です。
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まとめ
以上、5つの原因となる病気を挙げました。普段の生活を少し変えるだけで改善できるものあれば、怖い大病もあります。
少しの違和感を喉に覚えた段階ではなかなか病院へ検査に行く気になるのは難しいことですが、自分の体のため、または大切な家族のためにも些細な不安の種は解消しておきましょう。
小さなことですが、毎日外から帰宅したときには手洗いうがいをするなど、喉の健康のために自分でできる事をしていきましょう。