朝に口の中がネバネバする!放置が危険な理由と解消法!

朝に口の中がネバネバする!放置が危険な理由と解消法!

口元


朝起きたら口の中がネバネバする経験はありませんか。

口の中が気持ち悪くておまけに口が臭く感じると、朝からブルーな気分になります。

しかし、そんな口のネバネバについてなにか対処をしていますか。

歯磨きをすれば治るから・・・と何もしないことが多いです。

そんな口のネバネバを放置していると、実は危険が潜んでいた・・・なんてことにもなりかねません。


この記事では、口の中がねばねばする原因や対処法などを解説しています。

起床時に口の中がネバネバする原因は?

口の中がネバネバするのは原因が必ずあります。その原因を知ることで、対処法を考えることが出来ます。

特に口内トラブルは危険ですので、その理由もご紹介します。

呼吸の仕方(口呼吸)

常に口の中がネバネバするのではなく、朝起きた時にだけ起こるのは、睡眠中に口呼吸をしていたからである可能性が高いです。

口呼吸をすると、外部から空気がダイレクトに口内に入り込みますので、当然口の中は乾燥します。

口の中にある唾液は、本来口の中を綺麗に保つ役割があります。


しかし、口呼吸により口の中が乾燥すると、唾液の量が減りますので、口の中が雑菌だらけになってしまいます。

こうなると、朝起きた時に口の中がネバネバしていたり、時には酷い口臭を感じたりします。


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ドライマウス

ドライマウスとは、文字通り口内が常に乾燥している状態である場合を言います。

ドライマウスは別名口内乾燥症と言い、これは睡眠時の一時的な口内乾燥とは対照的に、慢性的に口内が乾燥してしまっている状態を言います。


ドライマウスの場合は、常に口の中の唾液が少ないために、口の中が雑菌だらけになったり口臭がきつい、時には食べ物が飲み込みづらいなどの症状もあります。


関連記事:口の中がしびれる原因はストレス?気を付けたい病気は?

ストレス

ストレスが口内環境にも悪影響を及ぼします。

人は緊張している場面などで、喉が渇いたりします。

これは身体の交感神経が働いているために、口の中がねばついて乾燥しているように感じるのです。

交感神経により、唾液中にムチンといわれる物質が増えます。

このムチンという物質が唾液中に増えることで口の中がネバネバするのです。


例えば仕事中に人と会う時に口の中がねばついたり、嫌な気分やイライラしているときに口の中がねばつくのは誰にでもあることなので問題ありませんが、常に口の中がネバネバしていると、交感神経と副交感神経の切り替わりが上手にできずに、常に緊張状態になっている可能性があります。


これはストレスが大きく関係しており、心因性の問題が隠れていることがあります。


ドライマウスではないけれど、常に口の中が乾燥しているような気になったり、常に口の中がねばついていたり、同時に睡眠の質が低下していたり、常にイライラしてしまう、集中力が低下する、常に不安な気持ちがある、などの症状がある場合は、危険です。

歯周病

歯周病という言葉は、誰しもが一度は聞いたり見たりしたことのある言葉です。

歯周病は、歯茎がどんどん痩せていき、歯を支えている骨を溶かしてしまうことで歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。


歯周病になると、口の中がネバネバします。

これは歯周病が進行しているという証拠でもありますので、最近、歯が大きく見える、歯茎からよく血が出る、口の中がネバネバしていて口臭が気になる、というような人は歯周病の疑いがあります。


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口の中の雑菌繁殖を抑える方法は?

口の中がネバネバするのは、病気の可能性以外には口内に雑菌が多く繁殖してしまっていることが原因です。

口内の雑菌が繁殖しないための方法などをご紹介します。

普段からよく噛んで食べる

よく噛まずに食事をしていたり、食べ物を水分で流し込むような食事を摂る人がいます。

このような人は、ドライマウス症候群になりやすいです。

よく噛んで食べることで、唾液も多く分泌されるようになりますし、日頃からしっかり食事は噛んで食べたいです。

自律神経を整える(ストレス解消)

ストレスを受けると自律神経が乱れます。

自律神経が乱れると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。


すると、口内環境が悪くなりますので、出来るだけ日頃のストレスは発散するように心掛けましょう。

温かい浴槽につかりゆっくりリラックスする時間を作ることにより、適度に自律神経のバランスを整えることが出来そうです。


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しっかり歯磨きをする

当たり前のことかもしれませんが、しっかり歯磨きを行いましょう。

朝と夜は必ず行い、食後は30程度経過して口内が安定してから歯磨きを行うことが良いです。

ただ単に歯磨きを行うよりも、しっかり正しい歯磨きを行うことが重要です。


正しい歯磨きの方法に関しましては、病院などで一緒に行ってくれますので、歯の定期検診時などに相談してみましょう。


関連記事:白い虫歯もある!黒くない場合の発見方法や症状を徹底解説!

歯周病予防

歯周病は、自分の歯を失う可能性が大いにあるほど危険な病気です。

定期的に歯科医院で歯の定期検査を行いましょう。


歯周病予防に効果のある歯磨き粉を使用することも大切ですが、歯磨き粉でも人によっては合う・合わないがありますので、わからない人は歯科医院で専門家にアドバイスをもらうことがいいでしょう。


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まとめ

歯は一生の宝です。

特に、永久歯は一度抜けてしまうと二度と生えてこず、差し歯や場合によっては入れ歯などで過ごさなくてはならなくなります。

口の中のネバネバを単なるネバネバだと放置せず、しっかり原因を知り対処しましょう。

歯周病でも、早期発見早期治療を行うことが大切です。

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