痰の色で分かることは?絶対にやってはいけない事もチェック!

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記事を参考という形で読んでいただき、病院を受診する際の参考にしてください。

痰の色で分かることは?絶対にやってはいけない事もチェック!

女性


風邪をひいたりすると「咳をすると同時に痰が出た」というのは誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか?


また、風邪気味では無くても痰が絡んで、なかなか切れないという人も少なくないかと思います。

そんな痰ですが、注意深く観察をしてみるとその時々で色が違うかもしれません。鼻水の色が症状によって違うことは想像できるかと思います。

実は痰もその症状によって色が変化します。

この記事では、はそんな痰について色の違いでどの様なことが分かるのか?また痰が絡んでいる時に絶対にやってはいけない事などをお伝えしていきます。

痰が出る状況を確認

痰とは簡単に言うと肺や気管・気管支から分泌される粘液です。

痰は通常無色透明で、常に生成されているもので、呼吸などでのどに入り込んでしまった空気中のウイルスや埃を絡みとって気付かないうちにツバと一緒に飲み込んで食道から胃へ流れています。


風邪をひいたりして気管などに炎症を起こすと、痰の分泌量も増え、ネバネバした痰が出るようになるため、のどに引っかかりやすくなるのです。


睡眠時などで横になると気管支などに溜まっていた痰が重力で気管へ移動するため、痰が出やすくなることもあります。

また、空気が乾燥していると、のどの乾燥も進み、咳が出やすくなるため痰が出やすくなるとも考えられます。

医療の現場では痰の出る咳のことを「湿性咳嗽(しっせいがいそう)」とも言います。

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痰の色で何が分かる?

上では痰は通常無色透明であると説明しました。

しかし、風邪をひいたり何かの病気になっている時は、痰は無色透明ではなくなります。

ここからは、痰の色から体にどの様なことが起こっているのかを見ていきましょう。

淡黄色~黄色

これは風邪や気管支炎・肺炎の場合によくみられる色です。

風邪の場合は通常3日ほどの発熱で落ち着くのですが、4日以上続く場合は気管支や肺に炎症を起こしてしまっている可能性が高いので、内科を受診するようにしましょう。


関連記事:黄色い痰が絡むのはなぜ?注意したい症状と病気を今すぐチェック!

緑色

古い膿や緑膿菌が生み出す緑の色素による着色で、痰が緑色になることがあります。

慢性気管支炎など、病気が長期化してしまった時に出やすい色とも言えます。

ピンク色

泡状のピンク色の痰が出る場合は肺水腫という病気の可能性が高いです。

肺の毛細血管からあふれた血液に、肺胞からの空気が混ざるためこのような状態の痰になるのです。


肺水腫とは、血液の液体成分が血管の外へにじみ出てしまう病気です。

肺の中で液体成分が溜まるため肺のガス交換がうまく行えないようになります。そのため、呼吸困難や低酸素血症となるのです。

赤色・暗赤色

血液が混じると赤色・暗赤色の痰が出るようになります。

「血痰(けったん)」とも言います。感染により炎症が強いと血痰が出ることがあります。

また、肺結核や肺がんでも出ることがありますので、自己判断はせずになるべく早めに病院を受診した方が良いかと思います。


関連記事:痰から赤い塊が!血が混じる原因は?考えられるいくつかの事!

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風邪が原因の痰の対処法

痰の色からも様々な病気の可能性を読み解くことができることが分かりました。

ここでは、最も多い原因である風邪の際の痰について対処法をお伝えしていきます。

水分を補給する

1日2Lを目安に水分摂取するように心掛けてください。

心不全・腎不全などの持病がある方は水分制限があるかと思いますので、医師の指示に従うようにしましょう。


少し温かい飲み物の方が血液循環を促しますのでオススメです。

水分を摂取することで痰も柔らかくなり、排出しやすくなります。

便秘予防のためにも水分摂取は大切なことなので、意識的に摂取するようにして下さい。

室内の湿度の調整をする

風邪のウイルスは空気が乾燥していると、より活発になります。とくに冬場は空気が乾燥してしまうので注意が必要です。


加湿器を使ったり、洗濯物を室内に干すなどして湿度を50~60%に保つようにしましょう。

湿度を保つことで痰も出やすくなります。

マスクを着用する

マスクを着用することで、吐息に含まれる湿気が鼻の周辺にたまりますので加湿の効果が少しは得られるかと思います。

マスクを捨てる際はゴムの所を持ってゴミ箱へポイっとすると手に菌が付着しにくいのでオススメです。

その後、手洗い・うがいをするとより効果的かと思います。

飴やガムを食べてみる

唾液の分泌を促しますので、痰もきれやすくなるかと思います。

はちみつの、のど飴はのどの痛みに対しても効果がありますので1度試してみてください。

病院を受診する

痰は菌を体内から追い出すための正常な反応ですので、なるべく薬で抑えない方が良いのですが、炎症が強くて痰の分泌量が多い場合は、病院を受診して薬を処方してもらいましょう。

あまりに長引く場合は体力を消耗しますし、重症化してしまう可能性もありますので注意してください。


関連記事:痰がよく出る人が注意したい病気4つ!原因と対処法も気になる!

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痰に対してNGなこと

それはタバコです!タバコは百害あって一利なしとも言われています。

タバコの煙には有害物質が含まれていますので、それを体外に出そうとして痰の分泌量も増えます。

さらには気管や気管支・肺の機能も低下しますし、肺がんのリスクなどもグンと上がります。

禁煙外来などもありますので、禁煙するように頑張ってみましょう。

難しい場合は本数を減らすだけでも効果はあるかと思います。


関連記事:空咳が続く原因は喘息ではない!注意したい病気と対処法!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

痰は鼻水と同じくよくある症状とも言えます。ほとんどの人は様子見をする可能性が高いですが、咳や痰が続く場合はただの風邪ではない可能性もありますので、一度病院を受診した方が良いと思います。

内科もしくは呼吸器内科に行ってみましょう。


関連記事:唾液が苦いのはつわりが原因?女性が気を付けたい4つの病気!

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