頭皮の痛みの原因はコレ!ピリピリする症状に試してほし4つの事!
みなさんは頭皮にピリピリとした痛みを感じたことがありますか?
頭痛とは違う頭皮の表面に違和感や痛みを感じるのはどうしてなのでしょうか?
頭の痛みを感じると脳に異常があるのではと心配になるかもしれません。これから頭皮に痛みを感じる原因とその症状を軽減する方法について説明していきます。
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目次
なぜピリピリとした痛みを感じるのか?
頭部には皮膚の感覚を感じる神経があります。それらの神経が何らかの刺激により過剰に興奮した結果、痛みや違和感が出現します。痛みは、ピリピリとしたものからビリッとする強いものなど様々で、シャンプーの時やブラシを通すだけで痛みを感じることもあります。
また、その部位に痛みを感じない時は、じわっとした違和感やしびれるような感じが出ることもあります。痛みや違和感の他に、吐き気などの症状はないことが特徴です。
これらの症状は「後頭神経痛」によるものがほとんどです。
主に後頭部に痛みが出るものを「大後頭神経痛」といい、耳の後ろに痛みが出るものを「大耳介神経痛」といいます。
二つの間の範囲に痛みが出るものを「小後頭神経痛」といいます。
中には頭皮だけでなく、耳の周りや頬に同様の痛みを感じる人もいます。それは「三叉神経痛」が原因となっています。
範囲は違っても、痛みや違和感は似ていることがほとんどです。
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痛みの原因は?
後頭神経を興奮させる原因は、ストレス、肩や首のこり、パソコンやスマートフォンの使用で下向きを続けること、などがあります。中には低気圧の時に症状が出やすい人もいます。
治療と経過について
後頭神経痛を引き起こす原因はストレスや日常生活にあるので、まずは生活を見直すことが必要になります。肩や首残りを解消するため、温めたりストレッチを行うと効果的です。また自分なりのストレス解消法を持つことも大切なことです。
後頭神経痛の痛みは強いことが多く、重大な病気ではないかと心配になるかもしれません。
しかし、特に治療をしなくても自然と1週間程度で治ってしまうことがほとんどです。痛みが強くつらいときは受診しても構いません。ビタミンB12を内服、注射などをしてもらうことで痛みの軽減が期待できます。
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自分でできる痛みの軽減法について
➀マッサージ
3本の指を使いマッサージします。耳たぶの後ろにある「乳様突起」といわれる骨のあたりを、痛くない程度にマッサージすると痛みが和らぎます。➁ストレッチや体操
パソコンやスマートフォンを長時間使用すると、肩や首がこったり猫背になったりします。姿勢の悪さは後頭神経痛を起こす原因でもあります。ストレッチや体操をして筋肉のコリを和らげましょう。
体を動かすことは血流をよくするほかに、ストレスの解消につながるのでお勧めです。
➂冷やす・温める
痛みがある部位を冷やすことで炎症を抑えられ、痛みが緩和します。また、肩こりが原因の場合は、こっている部位を温めると筋肉のこりが和らぎます。人によっては冷やす・温める方法が苦痛と感じることもあるので、自分が気持ちいいと思う方法を試してみると良いでしょう。
➃ストレスをためない
仕事や人間関係でストレスがたまっている人も多いでしょう。ストレスは後頭神経痛を起こす原因となる以外にも様々な病気の原因となります。病気を避けるためには、ストレスをためないように日頃からリラックスタイムを設けるなど工夫が必要です。
運動不足や寝不足も要注意です。日頃から体を動かしたり規則正しい生活を送ることがストレスを避けることにつながります。
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まとめ
頭皮のピリピリとした痛みを感じる人のほとんどは、自然と治ることが多い「後頭神経痛」によるものですが、中にはほかに病気が隠れていることもあります。痛みや違和感以外に、吐き気がする、我慢できないほどの痛みがあるなどの症状がともなう場合は受診する必要があります。
後頭神経痛の症状は1週間程でよくなることが多いのですが、痛みや違和感などの不快な症状を少しでも和らげるために上記の4つの方法を試してみるのも良いでしょう。
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