熱が下がらないのはリンパ節の腫れが原因?気になる症状を解説!

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記事を参考という形で読んでいただき、病院を受診する際の参考にしてください。

熱が下がらないのはリンパ節の腫れが原因?気になる症状を解説!

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風邪気味なので病院に行くと、問診の際に医師が首筋を触るかと思いますが、あれはリンパ節の腫れを確認しているのです。


風邪の時にリンパ節が腫れるのは、身体の免疫細胞が細菌やウイルスなどの病原菌を退治しようと、闘っているためなので、人間が持っている抵抗力がリンパを腫れさせているとも言えます。


また、風邪ではないが、熱をだしたときや疲れているときにも首や脇の下、股関節などのリンパ節が腫れているときがあります。


抵抗力であるとは分かっていても、いつまでもリンパが腫れていて、熱も下がらない場合はさすがに何かの病気なのでは?と心配になってきます。

そこで、この記事ではリンパ節の腫れや痛みをともなう熱の病気と症状を解説していきます。

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リンパの腫れと熱の原因となる病気は?

リンパの腫れや発熱の原因となる病気は色々と考えれますが、今回は代表的な病気をいくつかご紹介します。

リンパ節炎

まずは一番最初に疑われる、リンパ節炎について見ていきます。

症状は、発熱、リンパ節の腫れと痛みが主な症状です。特に頸部リンパ節は炎症を起こしやすいです。

リンパ節炎には、亜急性壊死性リンパ節炎、急性化膿性リンパ節炎、急性ウイルス感染症、結核性リンパ節炎、ネコひっかき炎などいくつか種類があります。

急性リンパ節炎
口内炎や中耳炎、頭皮のおでき等から感染します。

また、EBウイルスや風疹ウイルス、麻疹ウイルスなどのウイルスがもとで起きるリンパ節炎もあります。

EBウイルスは唾液感染するウイルスで、大人になるまでにほとんどの人が感染しています。症状がでない人もいますが、伝染性単核球症になることもあります。

慢性リンパ節炎
結核、梅毒などの感染によりおこったものが多いです。

急性リンパ節炎が治らず、慢性化した場合は慢性リンパ節炎となります。

ネコひっかき病
ネコにひっかかれたり噛まれたりした傷から、細菌感染を起こします。

症状は、リンパ節の腫れや痛み、発熱です。多くの場合自然に治癒しますが、長期化する場合もあります。

特に子供に多く発症しますので、注意が必要です。

亜急性壊死性リンパ節炎
原因不明の頸部リンパ節の腫れと痛み、発熱がみられます。

ときに、発疹が見られることもあります。若い女性に多くみられます。良性のものなので基本的には自然に治癒します。

悪性リンパ腫

血液のがんです。

リンパ節炎と同じく、首や脇の下・足の付け根などのリンパ節の多いところに、腫れやしこりが現れます。

リンパ節炎はその部分が痛むことが多いですが、リンパ腫の場合は痛まない事が多いです。寝汗をかく、微熱が続く、体重減少などの症状もみられます。

数週から数カ月たっても小さくならないのが特徴で、進行すると、全身に広がってしまうため早期の治療が大切です。

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白血病

こちらも血液のがんです。

症状は発熱、風邪が治らないような感じ、身体がだるい、疲れやすい、リンパ節が腫れる、強く刺激していないのに出血したり、あざができる、歯肉からの出血などが主なものです。



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川崎病

4歳以下の乳幼児に多く発症する病気で、全身の血管に炎症性の変化がみられるのが特徴です。

  • 39~40度の高熱が5日以上続く

  • 発熱後2~3日すると、発疹が出る

  • 手足が赤く腫れ上がり、その後手足の指先から皮がむける

  • 目が充血する

  • 唇が腫れ、舌がイチゴの様に赤くブツブツになる

  • リンパ腺が腫れる
などの症状が現れます。

心臓に、冠動動脈瘤(こぶの様な膨らみ)ができることがありますので、川崎病と診断されたら入院を勧められます。

膠原病

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自己免疫疾患で、関節リウマチも膠原病の中に分類されます。

他には、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群などの疾患もあります。

発熱、関節の腫れやこわばりと痛み、疲労感などが主な症状で、初期症状は風邪と似ている場合もあります。



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慢性疲労症候群

慢性疲労症候群と難しく書きましたが、一言で言えば「疲れ」です。

一般的な疲れの症状の他に、微熱が続く、咽頭痛、リンパ節の腫れや痛みなどに注意して下さい。

その他の病気

リンパの腫れの原因としては他にも、風邪、肺炎、インフルエンザ、水疱瘡、突発性発疹、急性耳下腺炎、不明熱、アトピー性皮膚炎など様々なことがあります。

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リンパが腫れている場所に注目

発熱への対処法は、まず冷やすことです。そして水分を沢山取るようにしましょう。

リンパが腫れる場所についても見ていきます。一応の目安として考えて下さい。

首のリンパ節の腫れで疑われる病気
悪性リンパ腫、咽頭がん、結核、アトピー性皮膚炎

耳の下のリンパ節の腫れで疑われる病気
外耳炎、急性中耳炎、滲出性中耳炎、内耳炎、副鼻腔炎、急性耳下腺炎

肘の内側が腫れる病気
風邪、悪性リンパ腫、帯状疱疹

脇の下のリンパ節が腫れる病気
リンパ節炎、膠原病、乳がん、肺がん、乳腺症

足の付け根のリンパ節が腫れる病気
けが等による細菌感染、ウイルスなどの感染、足のむくみ、鼠経ヘルニア。

など、リンパが腫れる場所についても注目しておく必要があります。



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まとめ

発熱やリンパ節の腫れには、重大な病気が隠れていることもあるということがあります。悪性リンパ腫や白血病は癌ですので、早期に発見して早期に治療する必要があります。


また、子供に発症する川崎病も冠動動脈瘤の原因となる病気ですので注意が必要です。

風邪の症状に似ている場合が多いですが、気になる場合は病院に行って診察を受けるようにしましょう。

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