青あざが消えない原因はコレ!早く治すには冷やす?温める?
身に覚えがないのに気付いたら青あざが出来ていた、なんて経験はありませんか。
衣服で隠れる場所ならまだしも、目立つような場所に青あざが出来ていたら、外出時の衣服選びも頭を抱えてしまいます。
そんな青あざを早く消したいと誰しもが思うことです。
そこでこの記事では、青あざが消えない原因や、青あざを早く治す方法を解説していきます。
青あざができる原因
何かの拍子でどこかに当たった体の部位が皮膚の下で出血を起こしている状態を、一般的に「あざ」と言います。「青あざ」は「青」という色があるわけですから、目で見て確認すると青いあざになっています。
なぜ「青」なのかということですが、そもそも「あざ」とは皮下出血であるということは上記にも述べました。しかし、「血は赤いのに、なんで青く見えるの?」という疑問が生じます。
これは皮下で出血した血液成分に関係しています。
「あざ」が出来たばかりの時は、青いというよりもどちらかと言えば少し腫れていて「赤」っぽい状態です。これを「赤あざ」と呼びます。
この赤あざの状態は皮下出血して間もない状態を指します。そして、血液成分にあるヘモグロビンが時間経過により破壊され色素を失います。
色素が失われていった時に青紫のような色になります。
つまり「青あざ」とは皮下出血後、時間が経過している状態を指します。よく「あざが青くなったら治りかけだよ」なんて言われたことも納得できます。
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青あざが消えない原因は?
そもそも青あざが、体をぶつけて起こった皮下出血が時間経過している状態を指すことは既に述べました。ですが、その青あざがいつまで経っても消えてくれない、なんてことありませんか?青あざが出来た場所は、痛みや腫れなどの炎症が治まってから、皮膚を守ろうとする身体の防衛反応により、メラニン色素が生成されます。
青あざが消えないのは、皮膚を守る身体の防衛反応が原因なんです。
青あざが出来て初期の段階では、メラニン色素の生成がまだそれほど活発ではなく、青あざが出来て間もないときに適切な処置をしなければ、メラニン色素が生成され、色素沈着が濃くなり、結果として茶色のシミのような形で青あざが残ってしまいます。
日本人は、特にメラニン色素を生成する能力が高いとされていますので、色素沈着が濃くなりやすく、青あざが消えずに残りやすい傾向があります。
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青あざを綺麗に消す方法は?
青あざはメラニン色素生成による色素沈着が原因でずっと残ってしまうので、これを防ぐには、青あざが出来てすぐに適切な処置をする必要があります。青あざができてすぐの時にすること
あざが出来てすぐの時は、患部が少し熱を持った状態で赤く腫れていることが多いです。
この時点では、患部が衝撃により炎症を起こしている状態ですので、しっかりと氷や冷湿布などで冷やして、患部の炎症を抑えることが必要です。
目安としては、青あざが出来て24~72時間ほどなら冷やすのが適切です。
青あざの炎症が治まったときにすること
青あざを冷やして、腫れも痛みも無くなったからといって油断してはいけません。冷やして炎症が治まって、もう大丈夫だと思っていると、皮膚のメラニン色素生成による色素沈着で青あざが消えずに残ってしまいます。
ある程度患部を冷やして炎症が治まったら、次は蒸しタオルや入浴などで患部を念入りに温めてあげましょう。
冷やして炎症が治まってから温めることで、血行を良くし回復促進に繋がるのです。
外出中などですぐに蒸しタオルが用意できなかったり、入浴が困難な場合は、患部を優しく揉んでマッサージしてあげるのも効果的です。
軽く揉むことで血行を良くします。
このように青あざが出来てから発見した時の痛みや腫れを確認し、冷やすべきなのか温めるべきなのか、しっかりと判断する必要があります。
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まとめ
基本的には、青あざを作らないことが一番ですが、そういうわけにはいかないものです。知らないうちに青あざが出来てしまうことが多いでしょう。青あざが出来た場合は、完全に青あざが消えるまでは出来るだけ、患部を紫外線に当てないように心掛けましょう。
紫外線を浴び続けてしまうと患部のメラニン色素の生成を手助けすることになります。
日ごろから紫外線対策を念入りに行うよう心がけることで、知らない間に青あざが出来て、知らない間に炎症が治まってしまっても、紫外線対策によってメラニン生成を少しでも抑制することが出来ていれば、ある程度青あざは残らずに消えてくれます。
また、メラニン色素はどうしても紫外線とは関係なくある程度は生成されるものなので、日ごろからビタミンCを摂ることで、メラニン色素の発生を抑制することも期待できます。
青あざはやはり見た目には良く無いものです、適切な対処をして早めに青あざを消すようにしましょう。
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