白い塊がおりものに混ざるのは病気?3つの原因を徹底解説!

白い塊がおりものに混ざるのは病気?3つの原因を徹底解説!

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女性なら誰しも白いおりものが出た経験はあります。

これは、生理前に多く見られますが、普段からおりものはあるのに、急に白いおりものが出ると気になりますし、病気かと思い心配になります。


また、その白いおりものが塊でドロッとしていると、もっと不安になります。

この白いおりものは、一体何なんでしょうか。

この記事では、女性のおりものに関して、特に白い塊が混ざる場合の原因を解説していきます。

おりものとは?

おりものとは、女性なら誰しも知っているものですが、そもそも何を指すのでしょうか。

おりものは、子宮内や膣の分泌液を指します。

女性器は男性器と違い、身体の中に入り込んだ構造になってしまっているために、雑菌などが侵入しないように身体が菌などを体外へ排出しなければなりません。

そのためにおりものが存在しています。


排卵前後におりものが増えるのは、排卵前後は女性の体は妊娠しやすいように準備を始めている状態です。

その時に、精子が無事に子宮内へたどり着き卵子と出会えるように道案内をする役目も担っています。

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おりものの色の違いとは?

おりものには、健康体であれば主に2つの色があります。

1つは透明で少しトロトロとしたものです。

これは生理後から排卵までの期間にあるおりものですが、透明な水のような分泌物が、精子と卵子が出会うための道案内をしたり、無事に精子と卵子が出会った時にサポートする役目を有しています。


もう一つは白く濁ったドロドロした物です。

受精しなかった身体は、次に生理の準備に取り掛かりますので、排卵後から次の生理までの約2週間ほどはドロドロとした白く濁った液体になります。

これらおりものは、子宮内や膣などに菌が入らないように保護し、入りそうになった菌などを洗い流す役割を持っています。

大ざっぱに分かりやすく言うと、おりものはこの様に変化します。

生理直後

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最もおりものの量が少なく、サラサラしていてほとんどわからない状態です。

この時期は、完全に無色で、おりものが出ていないと錯覚する人も多い。

生理終了から排卵前まで

おりものの量は少しずつ増えていく時期だが、おりものは透明ではなく綺麗な白っぽい感じです。

さらさらとしていて、粘り気はなく、気持ち悪さもほとんど感じません。

排卵前から排卵直後まで

おりものの量が一番多くなる時期で、この時期のおりものは透明でネバネバとしているのが特徴です。

人によっては、少し気持ち悪さを感じることもあります。

排卵後から生理が始まるまでの間

色が白く、べたつきもないおりものがあります。

排卵直後は一時的におりものの量が少なくなりますが、生理が近づくにつれ少しずつおりものの量が増えていきます。

少しべたつきはあるものの、サラサラ間の方が強く、量が増えると白い塊が出ることが多いです。



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白いおりものの状態

白いおりものは、基本的には女性の身体が必要とする分泌液が外に出るためのもので、特別心配になることもないですし、異常があるわけでも無いです。

しかし、次のような場合は注意が必要です。

膣カンジダ

白いおりものが出るが、それがぽろぽろとしたまるで酒粕のような状態の場合は、膣カンジダという病気の可能性があります。

白いおりものの状態の異常以外に、痒みなどの症状もあります。


日々の疲労やストレスなどにより、身体的な免疫力が低下しているときに、感染しやすいです。

膣カンジダとは、膣内に常にいる安全な菌であるカンジダが、異常に繁殖してしまい、それが結果として異状を来たすことを言います。

これは、主に体力低下が原因となりますので、ストレスを解消し、しっかりと休息をとることを心がけましょう。



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トリコモナス膣炎

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おりものが白または黄色で、かつ、そのおりものが泡立っている場合は、トリコモナス膣炎という病気に感染している可能性があります。

これは、トリコモナスという虫に感染することで、膣内が炎症を引き起こします。

陰部の赤みや腫れ、強い痒みなどが症状として現れます。

主な発症原因は、性行為による感染です。

コンドームを使用せずに性交を行った場合に、トリコモナス原虫が膣内に侵入してしまうことがあり、それが炎症を引き起こしてしまいます。

性行為時のコンドームの使用などで、十分に対処が可能です。

また、トリコモナス原虫は、水に非常に強いため、温泉などにある椅子などを洗わずに座ることで感染することも大いにあり得ます。

濡れたタオルからも感染することがありますので、出来るだけタオルは清潔なものを使用するように心掛けましょう。



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子宮膣部びらん

おりものが白くその量が非常に多かったり、おりものの色が黄色い場合は、子宮膣部びらんという病気の可能性があります。

これは、白いおりものの塊がでたり、そのおりものがとても粘り気が強くドロドロしていたり、黄色いおりものであることもあります。

痛みや痒みがある場合は、すぐに病院へ行き医師の診察を受けましょう。


エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌により、子宮が刺激されることで子宮膣部が膨らみます。

そして、膨らんだ子宮膣部の影響で膣内がただれ広がったように見えることが特徴です。


おりものの量や色に異常はありますが、特に大きな病気でもなく時間経過とともに落ち着くことがありますので、特に治療をする必要はありません。


しかし、痛みや痒みなどがあった場合は、別の病気が隠れていることがありますので、異常を感じたらすぐに病院で医師の診察を受けるようにしましょう。



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まとめ

おりものは、女性は誰しもが知っていて、また女性の身体の健康状態を表すものとしても非常に活躍が期待できるものです。

女性器にとっても女性の身体にとってもおりものは、大切な役割を持っているのです。

産婦人科は、今では妊婦だけでなくいろいろな人が気軽に行くことが出来るように敷居も低くなっていますので、気になる人は恥ずかしいと思わずにすぐに病院へ行くようにしましょう。

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