おりものの色や臭いがいつもと違う原因5つ!こんな症状に要注意!
おりものは女性の体の状態に影響されやすく、時には体の不調や病気を知らせるサインにもなります。
また、膣内の雑菌を洗浄し、潤いを保つという非常に重要な働きをしています。
このおりものの色やにおいがいつもと違っていたり量が多くなったりすることがありますが、それにはちゃんとした理由があります。
そこでこの記事では、人には聞きづらいおりものに関する疑問を解説していきます。
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目次
おりものに見られる症状とその原因
おりものの状態は女性の体調管理にはとても重要な役割を果たしています。正常なおりものは無臭で色は無色透明~乳白色です。
変化がすぐに把握できるように、トイレに行ったときにトイレットペーパーに付着したおりものや下着に付着しているおりものを日ごろから確認するよう習慣付けましょう。
おりものの状態から考えられる原因について見ていきましょう。
おりものの量が増えて水っぽくなった
クラミジア頚管炎の可能性があります。初期段階では抗生物質の投薬のみで治療することが可能ですが、悪化すると不妊症の原因にもなることがあるので早期発見できるよう注意しておきましょう。
他にも発熱や腹痛を伴うことがあります。
クラミジア頚管炎ではなく単に胃腸が弱っていることもあるので症状が見られた場合には婦人科で診察を受けると良いでしょう。
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ピンク色や茶色のおりもの
おりものが鮮やかなピンク色や茶色である場合は血が混ざっている証拠です。不正出血の場合もありますが、生理と生理のちょうど間に起こる中間出血や排卵出血と呼ばれる病気の心配のない出血である可能性もあります。
基礎体温やその他の検査を行い出血の詳しい原因を調べる必要があるので、ピンク色や茶色のおりものが何日も続くようであれば婦人科で相談してみるのも良いでしょう。
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かゆみを伴うボソボソとしたおりもの
カッテージチーズのようなボソボソとした小さな塊になるおりものはカンジダ腟炎である可能性があります。また、かゆみを伴うこともあります。
カンジダ腟炎の原因は膣内にカビ菌が入り込んで繁殖してしまうために引き起こされます。
症状が軽い場合、自己免疫力を高めることで自然治癒することも可能です。
ストレスや睡眠不足などで免疫力が落ちることでもかかりやすくなるので規則正しい生活を心がけましょう。
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黄色や黄緑色の膿のようなおりもの
このようなおりものが出る場合は細菌性の膣炎である可能性があります。
抗生物質による治療が必要となりますので婦人科で一度診察してもらいましょう。
悪臭を伴う黄色や黄緑色の泡立ったおりもの
膣内の環境が悪くなり自浄作用が失われてしまうと悪臭を放つ黄色っぽいおりものが出ることがあります。このようなおりものはトリコモナス腟炎の可能性があります。
トリコモナス腟炎はかゆみを伴い、主に性行為によって感染しますが、不特定多数の人が利用する水場でも感染することがあります。
自然治癒することはなく、症状が悪化すると不妊症や流産の危険もあります。
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おりものの異常の予防法
おりものの異常を防ぐには日ごろから膣内を健康な状態に保っておく必要があります。最近では感染症などの患者数も増え、より一層注意が必要となりました。
数ある病気から身を守るために今すぐ実践したい簡単な方法を紹介します。
性行為の際には男性に避妊具を使用してもらう
絶対に防げる、という訳ではありませんが、妊娠を希望するとき以外の性行為は様々なリスクが伴います。相手のことを思うのならなおのこと、性行為の際にはコンドームの使用を心がけましょう。
膣内の洗浄をし過ぎない
においや感染症を気にするあまりお風呂で入念に洗いすぎてはいませんか。膣内には外から入ってきた病原菌と戦う善玉菌もたくさんいます。
石鹸などで洗いすぎるとかえって膣内を傷付けてしまったり、善玉菌を殺してしまったりすることもあるので注意が必要です。
免疫力を高める
過度なダイエットや睡眠不足が続くと体の免疫力が低下し感染症などの病気にもかかりやすくなり、自然治癒で十分治すことのできる病気も治らなくなってしまいます。関連記事:尿意があるのに出ない!女性がチェックしたい原因を紹介!
まとめ
おりものは女性の健康状態にとても影響を受けます。だからといって気にしすぎることは逆にストレスとなる場合もあるので気を付けましょう。
気になる症状が出た場合は一人で悩まず、気軽に産婦人科で健診を受けてみることを心がけてください。
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