妊娠超初期のひどい頭痛や吐き気はいつまで続く?その他の症状は?

妊娠超初期のひどい頭痛や吐き気はいつまで続く?その他の症状は?

妊婦


妊娠と聞くと、とても毎日が幸せで笑顔で満たされます。

しかし、そんな日々の中にも女性は、お腹の中で赤ちゃんを育てていくために様々な試練を乗り越えなければなりません。

その中の一つ、一番大きな壁ともいえる「つわり」の症状があります。

いったいこのつわりはいつまで続くのだろうか?私の体やお中の赤ちゃんは大丈夫だろうか?と不安になることがあります。


そこでこの記事では、妊娠中のつわりについて原因や対処法などを解説していきます。

つわりとは?

つわりとは、妊娠初期から安定期に入るまでの女性の身体的不調を言います。

いわゆる不快な症状であり、妊娠の経験がある女性の半分以上の人が、つわりのしんどさを経験しています。


胎盤が完成するまでの期間に起こる気分の悪さや、風邪っぽい体調不良が主な症状であり、人によっては出歩くことが困難になる人もいます。

つわりの原因は?

つわりの原因は様々あります。

ホルモンによるものや、自律神経によるもの、母体や胎児を守るための防衛機能であると言われていたり、つわりは一種のアレルギー反応を引き起こしているために起こるものだと言われていたりします。


つわりの原因自体が明確ではないですが、つわりは妊娠超初期から起こるものであり、半数以上の人が安定期に入る時期まで続くのが一般的です。

しかし、人によっては、出産するまでつわりに苦しむ人がいたり、一切つわりの経験やしんどさを知らない人もいます。

一概に原因を特定することは難しいのが「つわり」ということになります。

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つわりはいつから始まっていつ終わるの?

つわりは、妊娠が発覚する頃には始まると言われています。

つまり妊娠5週目から6週目頃から始まる人が多く、平均して15週目頃には落ち着いてくると言われます。

つまり、平均的には妊娠が分かってから、約2か月ほどつわり症状があるということになります。


妊娠女性の半数以上の人は、安定期である妊娠15週目から16週目頃にはつわりは落ち着くと言われています。

しかし、時々、安定期になってもつわり症状が落ち着かない人がいます。

人によっては出産ギリギリまでつわりに悩む人がいますので、その場合は、後述するつわりの時の対処法を継続しましょう。



関連記事:つわりでえずく原因と4つの対処法!

つわりの時期はずっとしんどいの?

妊婦


つわりの症状は、常にしんどいわけではなく、波があります。

一日の中で、元気な時とつらい時と波がある人もいれば、日によって波がある人もいます。


ある女性は、朝起きた瞬間から吐き気や嘔吐などが続き、それが起きてから5時間ほどはずっとしんどい状態が続きます。

しかし、起きてから6時間程が経過した頃から顔色が良くなりずいぶんと身体が楽になります。それが1か月半ほど毎日続いたようです。


別のある女性は、朝起きてからとても元気で、一日なんの身体的不調がみられずに過ごしました。

しかし、翌日、まるで昨日の元気さが嘘のように一日中ベッドから起き上がることもできないほどに吐き気や頭痛など酷く重いつわり症状に悩まされたそうです。


このように、女性の生活環境や、その人が持つ体質、様々な要因により、つわりの症状や身体状態も様々なのです。



関連記事:妊娠超初期の腹痛と生理痛の違いを解説!お腹以外の症状に注目!

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つわりの種類と対処法は?

つわりには幾つか種類がありますがここでは、代表的な「吐きつわり」と「食べつわり」について、それぞれの症状と対処法を見ていきましょう。

吐きつわり

吐きつわりは、ずっと気分が悪く吐き気が治まらない症状が特徴的です。

主に匂いが原因で気分が悪くなることが多いです。

食べ物の匂いを嗅ぐと吐き気がしたり、何かを食べても食べなくても常に吐き気がすることが特徴的です。

吐きつわりの対処法
何も食べないということは大きな問題となり、母体や胎児に悪影響を及ぼしますので、とにかく食べられそうなものを食べましょう。

例えば、かき氷などのように味が薄くさっぱりしたものや、トマトなどの酸味があるもの、ゼリーなどの口当たりが柔らかいものや、柔らかく煮込んだあっさりスープなどが良いです。


これらのものは、仮に食べた後に吐いても、吐くときが少し楽だったりします。

食べると良いものとしては、基本的には風邪引きの時に食べるといい物や、体調不良の時に食べることができそうなものを食べるようにしましょう。

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食べつわり

食べつわりとは、とにかく空腹時になると気分が悪くなったり吐き気がするという症状を言います。

食べつわりの人は、朝起きた時に症状が重く、食後には症状が改善され元気になるという人が多いです。

食べつわりの対処法
食べたら元気になったり、食べると吐き気が治まるということから、食べ続ける人が多いですが、あまりにも食べ続けることは体重が急激に増加し、母体や胎児が危険にさらされてしまうために、注意が必要です。


食べたいものばかりを食べたいという気持ちは大いにありますが、栄養のあるものをしっかり食べた後に、低カロリーのゼリーやおやつなどを少しずつ食べるか、またはご飯を少しずつ分けて、一回の食事量を何回かに分けて食べることがオススメです。


そして、眠る前に枕元などにバナナやパンなどを置いておくことで、目覚めた時にすぐ食べて、気分が悪いということを回避することが出来ます。



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まとめ

とにかくつわりが酷いときには、出来るだけ安静にするように心掛けましょう。

そして、吐き気がしたときなどは、決して薬などは飲まずに何かを食べたり、どうしても無理なら思い切って吐いてしまいましょう。

ただし、嘔吐することは非常に水分などが流れ出てしまうので、しっかり水分補給を行い、体調管理に気を付けましょう。

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