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背中にしびれるような違和感がある!症状が続く5つの原因(病気)!

背中


背中の異常というと真っ先に思い浮かぶのは筋肉痛や寝違えですが、これらは放置していても自然と症状が良くなっていきます。

そのため、症状が長引くという場合はその他の原因を考えていく必要があります。


また、痛みでは無くて「しびれる」感じも少々不気味なため心配になってきます。

そこでこの記事では、背中のしびれるような違和感が続く原因について紹介していきたいと思います。

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変形性脊椎症

脊椎というのは一般的には背骨と呼ばれているもので、「椎骨」という骨が連なってできています。

また、椎骨と椎骨の間には「椎間板」という組織もあります。


この椎骨について簡単にまとめると、前方には「椎体」というブロック状の構造があり、背中側には「椎弓」という構造があります。

椎弓は、その名の通り弓のような形をしていて、椎体との間に丸い穴を作っているこの穴が椎骨の連なりによって円筒状となることで「脊柱管」と呼ばれる構造になります。


脊柱管の中には脳から伸びる神経の束である「脊髄」が通っています。

脊髄が圧迫されることなどが原因となって背中や腕、脚のしびれが出てきます。

変形性脊椎症は加齢に伴って椎体の形が変わってしまい、脊髄の圧迫が起こる疾患です。

具体的には椎体がすり減ってしまったり、椎体に棘のようなもの(骨棘)ができたりなどです。

日常生活に支障が出ない限りは特に治療は行われませんが、症状が見られた場合には医療機関の受診が必要です。

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心・大血管疾患

基本的に心臓の病気では胸が痛くなるというのが典型的な症状です。

しかし、例えば心筋梗塞では左肩や顎が痛むなどのいわゆる放散痛が見られることも多く、梗塞の発生部位によっては背中側に痛みが出てくるということもあります。


心筋梗塞というと急な胸痛でうずくまってしまうというイメージがあるかもしれませんが、中には自分で歩いて病院に行けるほど症状が軽度な場合もあります。


また、直接背中の痛みにつながる疾患としては大動脈解離があります。

こちらも通常は激しい背中の痛みとして発症しますが、テレビ番組で取り上げられたこともあるように痛みの弱い発症もあります。

いずれにしても放置してしまうと命に関わる疾患ですので注意しましょう。


関連記事:左肩の痛みやしびれは危険?絶対に注意したい3つの病気!

膵疾患

背中


膵臓というのは標本でも胃の影に隠れてしまっていてあまり目立たない臓器ですが、食べ物の消化には欠かすことのできない重要なものです。


膵臓では様々な酵素(膵酵素)が作られ、膵液としてそれを消化管に分泌することで食べ物を消化しています。

しかし、この膵液の出口(ファーター乳頭)が塞がってしまったり、膵液の通り道(膵管)が詰まってしまうと膵酵素が膵臓自体を消化してしまう(自己消化)ことがあります。


その原因としては、アルコールを長期に渡って大量に摂取することによる慢性膵炎が多いです。

他にも普段お酒を飲まないような人が宴会の席などで、一気飲みをさせられて発症する急性膵炎もあります。

いずれも背中の左側や左の脇腹などに痛みが出てきます。

また、ファーター乳頭からは胆汁の排泄も行われているため、黄疸が起こってくることもあります。


関連記事:膵臓の病気の初期症状は?今すぐチェックしたい違和感や原因を解説!

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肝疾患

肝臓は身体の右側にある臓器で、およそみぞおちあたりの高さにあります。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれているほど病気になっても自覚症状に乏しい臓器です。

肝臓の疾患としては「肝炎」と「肝臓がん」が有名です。

肝炎の原因はウイルスやアルコールなどが挙げられ、ウイルスの感染は血液を介した感染や母子間での感染、性交渉などが原因となります。


近年では献血で集めた血液を検査することで肝炎ウイルスが受血者に感染しないように対策が取られているため、輸血による感染は減少してきていますが、感染初期ではこの検査に引っかからないことがあります(ウインドウピリオド)。

そのため輸血による感染をゼロに抑えるのは難しいと思われます。

また、アルコールによる肝炎はお酒の飲み過ぎが主な原因となるので日々の節制が重要になります。


関連記事:【みぞおち】から【背中】にかけて痛みがでる6つの病気と対処法!

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筋肉疲労

先ほど紹介した脊椎ですが、位置がずれてしまうと脊髄を傷つけてしまうため、椎骨同士は靭帯や筋肉によって強固に連結されています。

代表的なものは脊柱起立筋などです。


また、背中の浅いところには僧帽筋や広背筋といった大きな筋肉があります。

これらの筋肉を使いすぎたり、長時間無理な力を加え続けていたりすると筋繊維が損傷してしまい、痛みやしびれとして現れてくることがあります。

また、筋肉は使わないとどんどんと硬くなっていってしまい、酸素や栄養がいきわたりにくくなってしまいます。

こうなると痛みやだるさなどを引き起こしてきます。


関連記事:肩甲骨が痛くて眠れない!筋肉痛以外の原因や対処法を解説!

まとめ

いかがだったでしょうか。背中に違和感があるといっても背中に原因があるというわけではなく、内臓の異常が神経を伝わって背中の異常として現れているということも多いです。


それぞれの疾患を見分けるのは中々、難しいですし、中には命にかかわるような疾患が隠れている場合もあるので早めに医療機関を受診するようにしましょう。


関連記事:背中の違和感の原因7つを解説!息苦しい圧迫感に要注意!

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