背中のつるような痛みの原因3つ!対処法や予防法も気になる!
腰や背中をひねった覚えはないのに、背中がつるように痛みを感じる。
また、つっぱるような痛みを感じることはないでしょうか?
症状自体はすぐに治まったとしても、原因がわからないとなんだか不安になります。
そこでこの記事では、このような不気味な感じのする、背中がつるような痛みの原因について解説します。
また、対処法や予防法も合わせてお伝えしていきますので参考にしてみて下さい。
目次
背中がつるような痛みの原因3つ!
脊椎の病気
この場合、変形性脊椎症や脊柱側弯症など背骨の構造が変化する病気が考えられます。背中が丸くなる、左右どちらかに反った姿勢をとるなど姿勢が崩れることで、局所的に背中の筋肉へ負担がかかることが考えられます。
また、背骨付近には多数の神経が通っており、神経が刺激されことで筋肉が過剰に収縮し、つるような痛みを感じる可能性があります。
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内臓の病気
内臓の不調のサインとして、周囲の背中に痛みが生じる場合があります。さらに、痛みの出現する部位により機能低下がある臓器の検討がつけられます。
右の肩甲骨周囲の痛み
背中の右側には肝臓や胆のうが存在しており、右側の痛みではこれらの不調が疑われます。肝炎や胆石症が懸念され、原因には食あたり、過剰なアルコール摂取、肥満、ストレスなどが挙げられます。
また、全身の倦怠感を伴う場合、肝機能の低下が疑われます。
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左の肩甲骨周囲の痛み
膵臓や心臓の機能低下の恐れがあります。膵炎などを起こしている際には、食事後に強い痛みが起こる特徴があります。
また、動脈硬化や心筋梗塞など心臓の病気も疑われるため、症状が悪化する場合には注意が必要です。
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多発性筋炎
自己免疫性疾患の一つであり、筋肉が破壊されていく病気です。5〜14歳程度の若年層から45〜64歳の中年期以降の方が多く発症されています。
特に女性は男性の2倍と発症率が高くなっています。
首や肩、腰部の対称的な痛みが起こり、背中の痛みを引き起こすと考えられます。
その他の症状としては、全身の倦怠感、食欲不振、筋力低下などがあり、筋力は胴体に近い部分から低下していく特徴があります。
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痛みが起こった時の対処法
安静にする
つった状態や筋肉の痙攣がある場合は無理に動かさずに、症状が落ち着くまで安静にしておきましょう。アイシング
一時的な痛みの場合はアイシングや湿布薬で対応し様子をみましょう。足裏のツボを押す
土踏まずの真ん中には脊髄に効果のあるツボがあります。このツボを押すことで、血流の改善や筋肉の凝りの解消が期待できます。
効果的な押し方として親指側から、かかとの方向に押す方法が良いとされます。
適切な診療科を受診する
背中の痛みといっても、原因が様々あります。症状の特徴を把握し、整形外科や内科の受診を検討してみましょう。
また、心臓の不調が考えられる場合は循環器内科などで診察を受けることも検討しましょう。
さらに、病院で心電図や血液検査などの検査を受けることで、状態が把握でき適切な治療へ進めることができます。
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痛みを起こさない、予防法について
水分補給、電解質のバランスを整える
筋肉が痙攣を起こしている場合、水分、アミノ酸や糖分などが不足し電解質のバランスが崩れている可能性があります。すると、神経から筋肉に正常な信号が送られず、過剰な収縮を起こし痙攣につながります。
水分補給の習慣化やバランスのとれた食事を心がけることが予防につながります。
ストレッチ
首や肩、肩甲骨周囲、腰のストレッチを行うことで、背中の筋肉のバランスを整えることが可能です。特に肩甲骨は背中の筋肉と多く接しているため、肩甲骨を動かすストレッチをすることで効果が期待できます。
ストレッチの際は、深呼吸をしながら各部位10秒〜20秒程度伸ばすと良いとされます。
反動で伸ばしてしまうと背骨や筋肉にストレスがかかるため、じんわり伸ばすように心がけましょう。
またストレッチは、姿勢改善の効果も期待できるため、姿勢の崩れが気になる方もぜひ試してみてください。
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まとめ
今回は、背中のつるような痛みに関して考えられる原因をご紹介しました。原因も様々あり、痛みと同時に起こる他の症状にも注意しておく必要が有ります。
症状が強い場合は無理をせず、一度休息をとることが重要であり、症状が続く、不安が大きい場合は専門家の意見を聞くことも重要です。
また、日常生活において、水分や栄養補給、筋肉の柔軟性の向上を図ることで予防につながる場合もあるため、これらを意識しながら再発の予防につとめましょう。
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