腰から背中にかけて痛い症状が続く！11個の原因を解説！

背中の痛みの原因といえば筋肉疲労から循環器疾患・消化器疾患・呼吸器疾患など様々です。


そこで今回はそんな背中の痛みの原因になる病気について背中の痛み以外の症状と併せて紹介していこうと思います。


ご自身の症状と合わせてみて、病院に行く際の参考にしてみて下さい！！

1.筋肉疲労

過度の運動や運動不足、肩・背中・腰回りの筋肉不足、長時間の同じ姿勢や姿勢の悪さ、腰痛・肩こり、背中の冷えなどが原因になり背中の筋肉に負担がかかるために痛みが生じます。


痛みかたとしては、それほど強い痛みはありませんが鈍く疼くような痛みを感じます。

その他の症状として筋肉が硬くなっていたり、背中の張りやコリやダルさや重さなどの違和感を感じます。

2.胸郭出口症候群

鎖骨や肋骨周辺の筋肉が血管や神経の通り道を圧迫し、肩甲骨周辺や腕や手にしびれや痛みを起こす病気です。

胸郭出口とは鎖骨と一番上の肋骨と斜角筋が造る隙間のことです。

背中の真ん中から上、肩や腕、首から肩甲骨に痛みが出ます。

痛みのほかの症状として手や指の痺れ、握力低下・筋力低下、慢性的な肩こりなどがあります。



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3.骨の変形など骨の異常

姿勢悪さや肥満、また肉体労働などが原因で骨の歪みや変形などを起こします。


その他疾患によるものでは脊椎後湾症、変形性脊椎症、変形性頚椎症、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、脊椎カリエス、脊椎腫瘍などがあります。



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4.肺炎

細菌やウイルス感染によって引き起こされる肺の炎症です。

実は日本人の死亡原因の第４位です。

痛みかたとしては響くような痛みがあります。

背中の痛み以外の症状として、高熱（マイコプラズマ肺炎では熱が出ない場合もあります）、咳、体のダルさ、呼吸困難、胸の痛みなどがあります。



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5.気管支喘息

発作性の呼吸困難や咳、喘鳴があり、気管支に慢性の炎症が起こり、気道が過敏になっている病気です。


発作時に背中の痛みを感じる事があります。努力呼吸や咳のしすぎにより背中に痛みを生じます。


コントロールにより普通の人と同じような生活を送る事が出来る病気ですが、天候や寒暖差、環境やストレスなどで発作が誘発されることは多く、また発作は生命に関わるものですので甘くみてはいけない病気です。



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6.狭心症、心筋梗塞

冠状動脈が硬くなったり狭くなったり詰まったりして心筋に送る血液量が不足している状態を狭心症、冠状動脈が完全に詰まって心筋が壊死してしまうのが心筋梗塞です。


背中の痛み以外の症状の中でも特に重要なのが胸痛です。

その他動機・息切れ・呼吸困難・不整脈・頭痛・吐き気もみられます。


狭心症と心筋梗塞の違いは胸痛で見分けがつきやすいですが、心筋梗塞では胸痛が３０分以上持続し、またニトロが効かないという特徴があります。

また、肩の痛みなどの放散痛がみられる場合もあります。



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7.胃潰瘍、胃炎、十二指腸潰瘍

背中の左側から左下の痛みと上腹部の痛みがあります。

胃のむかつきや嘔吐なども頻繁に起こります。

8.胃がん

背中の左側から左下の痛みがあります。

その他に上腹部の痛み、食欲不振、胃の不快感、吐き気の継続、胸やけなどのもたれ、げっぷの頻発などが共通した症状になります。


胃がんの部位によって噴門部では胸やけやつっかえた感じなどがみられます。

9.膵炎、膵臓ガン

背中の左側から左下の痛みがあります。


背中の痛み以外にみぞおちの痛みもあります。その他膵炎では吐き気・嘔吐・下痢・便秘、膵臓ガンでは体重減少・黄疸・食欲不振などがあります。


胃潰瘍などの症状や痛む部位も同じなので診断が難しい病気であったりします。



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10.急性肝炎

背中の右側に痛みがみられます。

その他の症状として全身のダルさ、発熱・食欲不振・吐き気・嘔吐、黄疸がみられます。



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11.肝臓ガン

肝炎と同じく背中の右側に痛みがあります。


その他の症状として腹部のしこり、疲れやすさ、圧迫感、腹部の膨満感、微熱、食欲不振、ダルさ、黄疸、むくみなどさまざまな症状があります。



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まとめ

このように背中の痛みといえど原因は多種多様にあります。


痛む部位が同じでも違う病気であったり、症状が同じでも違う病気であったり一概にこの症状・この場所ならばこの病気だと判断することは難しいです。今回記載した以外の病気でも背中の痛みを伴う病気はあります。


安易な自己判断をせず必ず医師の診断を受けましょう。