紫のあざが消えない!痛くない人も治し方をチェック!
手足を思いっきりぶつけてしまった!または、気づかないうちにアザができている!?といことがあります。
しばらく放っておけば…と、のんびりしていられる時は良いですが、結婚式に招かれワンピースを着なきゃいけない、水着を着て遊びに行く予定があるなど、アザを隠せない状況になると困ってしまいます。
いずれにしても、痛くはないからとそのまま放置しておくより、適切に対処して早めに治す方が良いことは間違いないです。
そこでこの記事では、紫のアザを早く治す方法について解説していきます。
また、アザができやすい原因についてもご紹介していきます。
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ぶつけた直後は冷やす!
手足をぶつけてから1〜3日以内で痛みや腫れがあり、赤色の強いアザであれば、患部の炎症や内出血が収まっていない状態と言えます。この時期には、患部のアイシングをすることで患部の内出血を抑えます。
血管が収縮し血流を低下させることで、アザの広がりを抑えて治りを早めます。
アイシングは、氷水や氷のう、保冷剤を使用し10〜15分程度冷やす作業を繰り返し行います。
この時、保冷剤などは肌に直接当てず、タオルなどでくるんでから患部に当てましょう。
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青あざは温める!
アザができて24時間以上経過すると、アザの赤みが引き青紫色のアザになっていきます。この際には、肌を炎症から保護するためにメラニン色素(茶色、黒色)が分泌されます。
このメラニン色素と内出血で溜まっていた血液が混ざり、青紫のアザになっていきます。
この状態の場合、内出血時とは逆に患部を温め血行を促進し、患部の治癒効果を高めます。
方法としては、蒸しタオルや入浴で患部を温めると良いです。この時、温度は36〜37度ほどが適温となります。
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薬で治す!
アザの改善にはヘパリンZという薬を使用すると効果が期待できます。これは、ヘパリン類似物質が入っている軟膏であり、患部に塗ることで皮膚の乾燥を防ぎ、血行促進を図ってくれます。
血行が良好になることで治癒効果が高まります。
アザが黄色くなってくると、改善してきた証拠になります。
これは、内出血により患部に溜まっていた血液が吸収・分解されたことでビリルビンという黄色い色素の物質が作られることによるものです。
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アザができやすい理由、予防法
なんだかアザができやすい気がする、アザが治りにくいと感じることはないでしょうか?実際にそのようなことが起こる可能性があります。ヒトは年を重ねるごとに、老化が進みます。そして、皮膚のコラーゲンが減少し、肌が薄くなり、弾力がなくなります。
すると、衝撃に対するクッション作用がなくなり、ダメージを受けやすくなってしまいます。
女性であれば、顔のシワやたるみなどを気にする方も多くいます。これが、顔だけでなく全身の肌でも老化が進んでいきます。
また、手足をめぐる毛細血管がありますが、この血管の壁も老化により脆くなっていきます。
つまり、少しの衝撃で血管が破れやすくなり、皮下出血をおこしやすくなります。
お年寄りの顔や手の甲などに赤紫の大きなアザができているのをよく見ます。
あれは毛細血管が脆いことを示しているのです。
老化は誰にも止められませんが、なるべく元気な肌と血管でいてもらいたいところです。以下に、簡単な予防方法をお伝えしていきます。
紫のあざの予防法
コラーゲンの素であるたんぱく質を意識的に摂るように心がけましょう。肉や魚、卵、大豆食品を多く取り入れることでコラーゲンの減少を抑えます。
また、鉄分とビタミンCが不足していると、アザができやすいと言われています。
特に女性は貧血になりやすい傾向にあります。
貧血も鉄分の不足が影響して起こっていることが多いため、自覚症状があれば鉄分の補給を意識してみましょう。
さらに、日頃のお手入れも重要です。普段、洗顔後やお風呂上りには、顔に化粧水やクリームをつけています。
しかし、体にはと聞かれるとどうでしょうか?体の乾燥により肌のコラーゲンが損傷されてしまいます。
顔と同様に保湿液やボディクリームを使用し肌を守ることも大切です。
以上のような予防方法を記載しましたが、ヒトには成長ホルモンという自分の力で体を修復させる力も備わっています。
これは、肌細胞の再生や回復をおこなってくれます。修復能力を高めるには、十分な睡眠をとり、体を休ませる必要があります。
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まとめ
アザの治し方についてお伝えしていきました。アザも怪我の一つですからぶつけた直後は、まず冷やすことが大切です。
炎症の時期を過ぎれば、患部を温め治癒を促しましょう。
アザの色を見ながら適切な処置を行えるとより早く治すことができます。
少し手間はかかりますが、丁寧に対処することが重要になります。
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