みぞおちを押すと痛い原因は?その違和感、4つの病気を確認して!
最近忙しくて生活が乱れ、ふとみぞおちあたりを押してみると痛くなったことはありませんか?
みぞおちが痛む原因はさまざまで、深刻な病気につながっている可能性もあります。
今回は、みぞおちが痛む原因について解説します。
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みぞおちの場所
みぞおちは鳩尾、水月ともいわれ、おなかの中央辺りの少し凹んだ部分のことです。そこにはたくさん神経が通っているため痛覚に鋭敏で、強い衝撃を与えるとかなり痛いです。
みぞおちが痛む原因は主に胃や腸の異常です。
みぞおちが痛い原因
みぞおちが痛む原因は、主に胃や腸の異常です。しかし、みぞおち付近には複数の臓器や神経が通っているためみぞおちの痛みだけでは、何の病気か判断できません。
- みぞおちの痛みと右上腹部の痛みがある場合は、胆石が考えられます。
- みぞおちの痛みと右下腹部の痛みがあれば、盲腸が考えられます。
- また、空腹時にみぞおちが痛む場合は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍が考えられます。
- みぞおちに鈍痛がある場合は、胃がんの可能性があります。
その他にみぞおちが痛む原因として、暴飲暴食による胃酸分泌で胸やけのような痛みが生じたり、ストレスや急激な温度変化による自律神経の乱れなどがあります。
みぞおち付近にしこり尿なものがありそこを押すと痛む場合は、しこりが小さければ骨である可能性が高く、特に問題はありません。
しこりが大きい場合は、悪性腫瘍である可能性が高いのですぐに病院へ行きましょう。
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みぞおちの痛みが伴う病気
胆石症
胆石症は、胆管で結石が生じる病気で発作的にみぞおちから右脇腹にかけて痛みが生じます。暴飲暴食、肥満、ストレスなどが原因で起こり、治療せずに放って置くと消化器系の病気に発展してしまうので疑わしい症状があったらすぐに病院へ行きましょう。
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盲腸
盲腸は虫垂が何らかの原因で炎症する病気です。大腸菌やレンサ球菌などの細菌が虫垂に侵入して炎症を起こすことが原因で、みぞおち付近や右下腹部の激痛や発熱、嘔吐などの症状を伴います。
放って置くと腹膜炎や敗血症となり危険ですので、早めに治療しましょう。
関連記事:虫垂炎の初期症状はコレ!最初の痛みは意外なアソコ!
胃潰瘍・十二指腸
胃潰瘍は胃液と胃液から胃を守る胃粘膜のバランスが崩れて胃が溶ける際に生じる病気です。
胃潰瘍は、主にピロリ菌によっておこり、そのほかにストレスやたばこ、食生活の乱れも原因として挙げられます。
症状は、主にみぞおち付近が食後に痛み、空腹時にもみぞおち付近が痛んだり黒っぽい便が出たりします。
胃潰瘍が慢性化してしまうと完治するのが難しくなるためすぐに治療しましょう。
また、そのまま放って置くと胃がんになることもありますので早めに病院へ行くことをおすすめします。
十二指腸潰瘍も胃酸が原因で起こる病気で、10~20代の若者に多いです。
原因は胃潰瘍と同様でピロリ菌が主な原因となります。十二指腸潰瘍では主に空腹時にみぞおち付近が痛くなります。
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胃がん
胃がんは胃の粘膜に腫瘍が起こる病気で、50~60代に多いです。みぞおちの鈍痛のほかに食欲不振や体重減少などの症状を伴います。
危険な病気ではありますが、早期発見や治療法もありますので、適切に治療できれば治すことも可能です。
しかし、発見が遅くなるとがんが進行して、他の臓器に転移してしまうこともあります。
胃がんのような症状が現れたらすぐに病院で検査を受けるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。みぞおちが痛むだけではどのような病気が関連しているかわかりませんが、
他の症状と併せて疑わしいものがあれば、胃がんなどの危険な病気もあるのですぐに病院へ行きましょう。
また、このような病気にならないためにも規則正しい生活をし、たばこも控えるようにしましょう。
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