桃の皮むき方のコツを解説!保存方法や食べごろの判断も気になる!

桃の皮むき方のコツを解説!保存方法や食べごろの判断も気になる!

桃


桃はとっても甘くて、おいしい果物です。しかし皮むきがちょっと大変だと感じたことがあるのではないでしょうか?

そんな桃にも皮むきのコツがあるのはご存知ですか?

この記事ではそんなちょっと面倒な桃の皮むきのコツから、桃に含まれる栄養、食べ過ぎるとどうなるかまで、徹底解説していこうと思います。

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桃の上手な皮むき方法とコツ、保存方法や食べごろ判断

みなさんも桃を食べるのが好きだけど、ちょっと皮むきが面倒だと感じたことはありませんか?

面倒なだけではなく、せっかくの桃が上手く皮がむけないことでイライラしてしまったり、ボロボロになってしまったりと、散々な経験をしたこともあるのではないでしょうか?

ここでは、そんな面倒な桃の上手な皮むき方法とコツについてご紹介していきます。

切れ込みを入れて切り分け、皮をむく方法

まずは、オーソドックスな切り込みを入れて皮をむいていく方法です。

始めに、桃の切れ込みに沿って、ナイフで切り込みを入れていきます。

イメージとしてりんごを切り分けたときのような形になり、ピース上になります。ここで、一旦ピース上に切り込みを入れたものを切り離していきます。


続いて皮をむいていきます。


桃の先端を持って、果肉と皮の間にナイフを入れて、ずるずると皮をはがしていきます。

これだけで、とっても簡単できれいに切り分けながら、皮もむくことができます。

コツとしては、種にナイフが届くようにしっかりと切ること、はがれずらかったら、ナイフで種付近に切り込みを入れることです。



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お湯を使って皮をむく方法

桃


続いてはお湯を使ってむいていく方法です。

この方法は、完熟しきっていない桃で皮がむきづらいものに適している方法です。


まず、沸騰したお湯に桃をそのまま投入して10秒ほど放置します。その後、桃を取り出して氷水に写し、一気に冷却させます。この状態で10分間放置します。


10分経って、冷水から取り出したら指で皮をむいていきます。

ちょうど桃のお尻の部分の、天辺からしたに向けて皮をつまんでむいていきましょう。


うそのようにするする皮がむけていきます。ポイントとしては、ゆっくりと皮をむいていくことです。

これだけの作業で簡単できれいに皮がむくことができます。

保存方法

続いては桃の保存方法を見ていきます。

桃の保存方法は、基本的に常温保存になります。

すでに熟している桃に関しては、常温で保存していてはすぐに傷んでしまう可能性があるため、新聞などで包んで、日陰や涼しい冷暗所で風通しのよい場所に保管しておきましょう。


また、エアコンや扇風機など直接風が当たる場所においていると、水分が奪われてしまうので、注意が必要です。



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桃の食べごろ判断

フルーツ


続いては桃の食べごろ判断です。

ここを見誤ってしまっては、せっかくのおいしい桃が台無しですから大切な項目です。

まず判断ポイントとしては香りです。

スーパーなど店頭に並んでいるものでも、食べごろの桃は包装紙ごしでも甘い良い香りが漂ってきます。

見た目だけでは判断しづらいので、香りを確かめることで食べごろの桃が簡単に判断できます。


そして一旦常温で桃を保存します。


そして、軸がついていたくぼみの内側の色を確認しましょう。

この部分がだんだんとクリーム色に変化してくるので、その変化が見られれば食べごろのサインです。

そして、クリーム色に変わったら、その部分をちょっと押してみてください。やわらかさが感じられればもう食べても大丈夫です。

香りだけで判断して、失敗しないようにしましょう。

また、おいしい桃の選び方としては、左右対称なもの、産毛がしっかりとしているもの、白い点が全体にまんべんなく散らばっているもの、皮の表面にある線が深くないものを選ぶようにしましょう。

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桃って皮ごと食べても大丈夫なの?

先ほどまでは、皮をむいて食べる方法をご紹介してきました。

しかし、他の果物と同じように皮ごと食べても大丈夫なの?と疑問を感じている人もいるでしょう。


実は皮ごとまるごと食べても大丈夫なんです。


桃は、皮にも栄養がたっぷりつまっており、実はこの皮と実の間の部分が一番甘くておいしい部分なんです。


続いては皮ごと食べる方法についてご紹介していきましょう。

まずは、しっかりと洗うことから始めなければなりません。桃には皮の表面に、うっすら産毛があります。これを洗い落としていきます。

この産毛が残っていると、食感が悪く、気持ち悪くなってしまうかもしれません。

この産毛を落とすためには、布を準備し、丁寧に拭いていきます。優しく拭きながら、適度に力を加えるのがポイントです。

そして、表面をこすりながら水で洗い流していきます。これで産毛の処理は完了です。

後は、くし切りにして食べてもよし、そのままかぶりついてもよし、お好みの食べ方で美味しくいただいて下さい。



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桃の栄養と効能

桃


みなさんは桃にどういった栄養が含まれていて、どのような効能があるかご存知ですか?

食べる機会が多いだけに、しっかりと桃のことも把握しておきたいです。そこで続いては、栄養と効能についてご紹介していきます。

桃の栄養

桃に含まれている栄養は、ショ糖などの糖質とクエン酸、りんご酸など有機酸が多く含まれており、これが疲労回復に効果があると言われています。


また、カリウム、ビタミンB1、B2、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン関係、ナイアシン、カルシウムから構成されています。

女性なら気になるカロリーは、100g当たり約40キロカロリーとなり、果物だけあって少し高めのカロリーです。

桃の効能

続いては、桃を食べることによって得られる嬉しい効能についてご紹介していきます。

美容効果
先ほどご紹介した中に、ナイアシンという成分がありました。

このナイアシンというものが、皮膚や粘膜を健康的に保つ働きがあり、美容効果があると言われています。

また、クリサンテミンという色素が含まれており、肌や内臓の老化に対しても、かなり強い予防効果があると言われており、美容に関してはかなりの効果が期待できそうです。


また含まれているポリフェノールには、血液循環作用、新陳代謝を高めターンオーバーを整えたり、肌の老化を予防、防止する効果もあると言われています。

便秘や下痢予防
桃にはペクチンという栄養成分が含まれています。

このペクチンとは、食物繊維の一種で、便秘や下痢の予防に効果的と言われています。

また、ペクチンには嬉しい効果があり、コレステロール値を下げる、血糖値の上昇を抑えるという相乗効果もあり、ダイエットをしている人にもおすすめの果物です。

血圧安定、むくみ解消
桃には、カリウムが豊富に含まれています。

カリウムとは、ミネラルに分類されるもので、細胞内の水分量を調整する働きがあります。

カリウムには血圧を安定させ、むくみの解消にも効果がある、筋肉の収縮を正常にする効果があると言われており、高血圧、女性に多いむくみにも効果があり、幅広い年代で嬉しい効果を得ることができます。

冷え性、貧血予防
この項目は女性は必見です。

桃には鉄分やマグネシウムといった栄養素が含まれています。

ご存知の人も多いと思いますが、鉄分は貧血予防になり、マグネシウムは生理機能に必須な栄養素となり、冷え性の改善効果があると言われています。

いつも冷え性や貧血で悩まされている女性は多いと思いますので、改善、予防のために是非桃を試してみてはいかがでしょうか?



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桃を食べ過ぎるとどうなる?気になる副作用

女性


これまで桃の嬉しい効能についてご紹介してきました。

しかし、一方で食べすぎによる副作用であったり、アレルギーも存在します。

どちらも注意が必要ですので、しっかりと正しい知識を持っておきましょう。

下痢、腹痛

先ほど紹介しましたが、桃は食べることによって便通をよくしてくれる効果がありますが、食べ過ぎると、行き過ぎて下痢や腹痛を引き起こす原因となります。


桃だけでなく、果物全般で言えることですが、食物繊維が豊富に含まれている食べ物を過剰に摂取することで、下痢や腹痛を引き起こし、トイレから出られないという事態になりかねませんので、一度に食べる量は調整するようにしましょう。

アレルギー

続いては桃アレルギーです。

食べ物で最も怖いのがアレルギーです。自分では知らないアレルギーもたくさんあり、食べて症状が出る人は、注意が必要です。


桃アレルギーの特徴として、一般的なアレルギーと同様で、舌がしびれたり、喉が痒くなったりします。また、唇が腫れたり、酷くなると蕁麻疹が出たり、呼吸困難になったりします。

症状が出た場合は、すぐに食べるのを止めて、症状が酷い場合にはすぐに病院へ行きましょう。

アレルギーは思わぬ重大な事態を引き起こす可能性があるので、あまくみず、即座に対処が必要です。


ちなみに、豆知識として、桃の表面にある産毛でアレルギー反応を起こす人もいるようです。アレルギー体質の人は、安易に肌に擦り付けたり、べたべたと触らないように注意しましょう。



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まとめ

いかがでしたか?

今回は桃の上手な皮のむき方から、保存方法、食べごろ判断、効能から副作用まで徹底解説させていただきました。

普段から食べる機会が多い果物だけに、ちゃんと桃のことを理解して食べなければ思わぬ事態を招く場合もあります。

しかし、適切な食べ方をすれば嬉しい効能もたくさん得ることが出来るので、しっかりと知識を保管し、おいしく、自分にプラスになる食べ方をしましょう。

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