妊娠以外で生理の遅れ・こない原因は?病気の可能性もある!

妊娠以外で生理の遅れ・こない原因は?病気の可能性もある!

生理の遅れの原因


女性にとって生理はとても大事なものです。


月経周期をちゃんと把握していれば、多少生理が遅れるとか、早まるなどはよくあることですが、生理が来ないとなると少し心配になります。


いつまでたっても生理が来ない場合は妊娠のほかにも重大な病気の可能性もありますから直ぐに病院に行く必要があります。

ここでは生理が来ない理由を挙げてみていきます。

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生理が来ない理由 考えられること

月経周囲とは、女性の月経が始まる日から次の月経が始まるまでの周期サイクルのことを言います。

この月経周期は一般的にだいたい28日とされています。


これは個人によって幅があり、速い周期では25日周期、遅い人で40日周期とありますので自分の月経周期を把握しておくのはとても大事です。


女性の身体は、妊娠や婦人病などの女性の身体の変化やストレスやダイエットによる影響などを受けるとこの月経周期が変動します。


目安として60日以上月経が来ない状態が続いたら、病院で一度診てもらう必要があります。

※妊娠以外に月経が来ない原因として考えられるのは、


  1. 多忙や人間関係などのストレスや無理なダイエットなど、または激しい運動によるもの。

  2. 婦人病の可能性:
    例えば、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮がん、子宮頸がんなど。

  3. 成人病の可能性:
    例えば、糖尿病、バセドウ病、橋本病、腎臓障害など。

以上のように、女性の生理が来ないという理由はひとつではありません。

生理が来ないというのは、女性の身体にとって大きなサインであることには間違いありません。



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生理が来ない 無月経とは?

生理の遅れの原因


女性は10代前半に初潮が来てから、50代前後の閉経までのあいだにも妊娠中や授乳中には生理が来なくなります。

これは全く問題がありません。


実は、若い女性に増えている「問題のある無月経」とはどういったものでしょうか。


問題のある無月経には2種類があります。

原発性無月経

初潮が来るべき年齢になっても生理が来ない状態。

医学的に18歳頃までに月経が来ない状態を原発性無月経と呼びます。

続発性無月経

初潮が来たあと、何らかの理由で月経が止まってしまっている状態。

妊娠などの可能性がないのに生理が止まってしまっている状態を続発性無月経と呼びます。


これは珍しいことではなく、誰にでも起こりうる症状で最近の若い女性に増えています。

「問題のある無月経」の定義は「3か月以上生理が来ない状態」とされています。


無月経の状態は大体の場合、排卵もない状態にあります。

ということは、女性ホルモンの分泌が低下していてそれが長期にわたると、妊娠しにくい身体になるのはもちろんのこと、全身に悪い影響を及ぼしていきます。


生理は女性にとってはとても煩わしいものです。


だから生理が来ないと多少楽になって見過ごしがちですが、女性の身体のことをよく理解して自分の身体のサインを察知する力は必要だと思います。


若い女性はとくに、ご自分の身体と将来の赤ちゃんのためにも、気になる症状がある場合は一度医師にに診てもらいましょう。



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多のう胞性卵巣症候群

生理の遅れの原因


多のう胞性卵巣症候群とは、卵巣の中に卵胞がたくさん出来て卵巣が大きくなってしまう病気です。

排卵が出来なくなってしまい、不妊の大きな原因にもなり無月経のうち一番多い病気とされています。


症状としては、生理周期が長くなる、月経が来ない、肥満、ニキビ、毛深くなる、妊娠出来ないなどがあります。

原因は、女性の体内で男性ホルモン(アンドロゲン)が多くなってしまうことです。

そのために排卵しにくくなってしまいます。簡単に言うと、ホルモンバランスが乱れている状態ということです。


この病気の治療は、妊娠の希望があるかないかによって変わってきます。

とくに妊娠の希望がなければホルモン療法で排卵・生理の正常な回復を目指します。妊娠の希望がある場合は、排卵誘発剤などで排卵を促します。



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早発卵巣不全

卵巣機能低下症とも呼びます。


症状としては、生理周期が長くなる、排卵、月経がなくなる、イライラする、ほてり、冷えるなどの更年期症状があります。


20代~30代の女性にもこのような、更年期症状…閉経後のような症状が増えております。

このような時は早期排卵不全の可能性が考えられます。


とはいえ、卵巣機能が低下しているだけでまだ卵巣には卵胞があれば治療によって排卵を目指すことは可能です。

その他、卵巣に卵胞が残っていない場合は「若年性更年期」といい、43歳未満で閉経することを「早期閉経」といいます。


原因は、染色体異常、自己免疫疾患、卵巣周辺の手術や薬剤、喫煙などの生活習慣その他が挙げられます。ご自分がどのケースなのかは、専門医師に相談が必要です。



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まとめ 生理が来ない女性の身体 病気や異常のサイン

無月経になる原因は妊娠以外にもたくさんあること、そしてまだ挙げていない病気の可能性ということもあります。


無月経の状態が長く続くと、無排卵から卵巣機能がどんどん低下していき、骨やお肌にも悪影響があり、妊娠しにくく子宮がんなどの大きな病気へのリスクが非常に高まります。


いずれにせよ、生理が来ないという症状は女性の身体にとっては何らかの異常のサインですので放置せず医師に相談しましょう。



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