膝に発疹が出てかゆみが酷い!赤い点々の正体は?
膝にかゆみとともにできた赤い発疹。
すぐに治るかもと思いつつ放っておく人は少なくはありませんが、かゆみを我慢するのは辛いですし肌の露出が多い夏の季節には特に早く治したいものです。
原因として考えられる病名は何なのか?また、その対処法は?病院で診てもらう時は何科を受診すればいいのか?などなど気になることは多いです。
この記事では、発疹の中でも膝にできる症状にスポットを当てて解説していきます。
スポンサーリンク
考えられる病気
膝に現れる皮膚トラブルの主な原因として考えられるのは以下の3つです。また、膝以外にも手足に広い範囲で症状が見られることもあるので注意が必要です。自分に当てはまる症状はどれなのか確認してみましょう。
汗疱
春から夏にかけて暖かくなる時期に多く見られます。本来全て排出されるべき汗が排出されず残ってしまうことが原因となり、水ぶくれのような赤い斑点が出ます。
この水ぶくれが破れてしまうと、湿疹となりかゆみが症状となって表れます。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は主に、アレルギー物質が原因で皮膚に炎症が起こります。
患部に赤いぶつぶつとした斑点が出来たり、皮膚が黒くざらざらに変化したりします。
小さな子供から大人まで発症する可能性があり、また幼少期にアレルギー反応のなかった物質でも大人になってから発症することもあります。
症状は膝だけではなく全身に見られることが多いです。
蕁麻疹
蕁麻疹が症状として出る原因は、様々であり原因を特定することは難しいとされています。特に多い原因としては先ほどアトピー性皮膚炎でも挙げた、食物性アレルギーや腸内環境の悪化、ストレス、さらには内臓の病気が原因で発症することもあります。
世代を問わず発症することがありますが、その症状は数分から数時間で消え跡もほとんど残らないことが普通です。
関連記事:手に蕁麻疹ができて痛い!かゆくないが原因や治し方が気になる!
スポンサーリンク
対処法と受診する科
先ほど挙げた病名に当てはまるものがあれば、以下を参考に病院を受診してください。また、原因が分からない時や症状が初期の段階で軽い場合はひとまず皮膚科を受診すると良いでしょう。
すぐに病院に行く事ができない人も簡単に出来る対処法を紹介します。
汗疱
汗疱はその名の通り汗が原因となって症状が現れます。運動した後など汗をかいたときは、清潔なタオルで汗を拭きとるようにしましょう。
首元や顔、背中などは意識して汗を拭き取りますが、膝はなんとなく忘れてしまいがちなので膝や膝裏なども確認するようにしましょう。
また、かゆみを感じる症状が出ているときは、重症化しているサインともなるので早めに病院に行きましょう。
この場合、皮膚科で診てもらうと良いでしょう。
関連記事:かゆみがある足の赤い斑点の原因は?ストレスやアレルギー?
アトピー性皮膚炎
対処法としてはまず、アレルギー源を特定することが大切です。
食事の後にいつも決まって症状が出るようであれば、食べ物が原因となっている可能性があるので症状の出る前に食べたものをリストアップしてみましょう。
また、病院で検査してアレルギー源を特定してもらう事も可能です。
症状の改善にはアレルギー物質の除去や、患部の乾燥を防ぐためにワセリンなどでしっかり保湿すると効果的です。
病院へ行く時は皮膚科やアレルギー科を受診すると良いでしょう。
スポンサーリンク
蕁麻疹
内臓の病気や腸内環境の悪化に心当たりのある方は内科を、それ以外では皮膚科やアレルギー科を受診されることをおすすめします。原因の特定や治療に時間がかかりますが、かゆみを抑える薬もあるので医師との相談で薬の量を調整し症状を改善していくことが大切です。
また、日頃から強いストレスを感じている方は生活習慣から改善していく必要があります。
規則正しい生活を心がけ、軽い運動や気分転換を適度に行いストレスを溜めすぎないようにしましょう。
関連記事:すねに湿疹ができる原因は?赤い斑点に痒みはある?
まとめ
暑い夏や乾燥する冬など皮膚トラブルは年中絶えないものですが、大したことがないと自己判断して放置するのはやめましょう。早めに治し、発疹の跡が残らないようにするためにも医師の指導の下、適切な治療を行なってください。
スポンサーリンク