アイシャドウやエクステが目に入って痛い!対処法を徹底解説!
アイシャドウが目に入って痛い思いをしたことがあったり、まつげエクステをしている人は、取れたエクステが目に入って痛い、なんてことは、女性ならほとんどの人が経験のあることです。
目を何度もぱちぱちさせるとすぐに異物が取れたり、痛みが治まれば問題はないのですが、目の奥に入り込んでしまったり、何をしても目が痛く異物が取れない、なんてことになればとても大変な思いをします。
また、目に異物が入ることは、女性に限らず男性にもあります。
そこでこの記事では、メイク時だけでなく、目に異物が入ってしまった時の対処法を徹底解説します。
目次
目に異物が入った時の対処法
外で道を歩いていたり、自転車に乗っていたりすると、目にほこりや小さな虫が入ってしまうことはよくあります。痛いのですが、女性の場合、目元にバッチリメイクをしているから目を触れない、男性であっても汚い手で目を触るのに抵抗があると思います。
目に異物が入り込んでしまっても、ほとんどの場合は涙が分泌され、すぐに流し出すような仕組みになっています。
しかし、時々目に異物が入り込んでしまい、それが取れなかったりすると違和感が残ったり痛みが治まりません。
そんな時は、決して目をこすったりしてはいけません。
異物が目の中にある状態で目をこすったりすると、異物が眼球を傷付けてしまう可能性が非常に高いです。
眼球が傷付いてしまうと、メイクが出来ない状態が続いたり、コンタクトレンズが使用できなかったり、困ることは多くあります。
目に異物が入り込み、涙の分泌によっても異物が除去されない場合は、出来るだけ早く病院へ行き診察をするのが一番良い方法です。
しかし、近くに病院がなかったり、病院に行く時間がないときなどはどうすればいいのでしょうか?
次の項目からは目に異物が入ってしまった時の応急処置を見ていきます。
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目に異物が入った時の対処法
- まず何度も何度も目を瞬きしましょう。
瞬きすることで、涙が分泌されます。分泌された涙が流れる作用を利用し、目に入り込んだ異物を外へ流し出してしまいしょう。 - 瞬きしても異物が取れない場合は、瞼を指でつまみ、軽く裏返して、その部分に目薬を差します。
目薬を差したことで、溢れ出る目薬の液と一緒に異物を流し出しましょう。 - 目薬を持ち合わせていない場合、水を張った洗面器などに顔を付けて、水の中で目を何度か瞬きさせましょう。
水が異物を流し出してくれます。
洗面器など持って出かける人は少ないと思うので、手で水を溜めて、それを目につけるのも十分です。 - 水なんて使うとメイクが落ちちゃう!という場合は、女性はメイク道具を持ち歩いている人が多いと思います。
メイク道具の中に入っている、メイクの必需品の一つである綿棒が大活躍です。
上瞼を裏返したり、下瞼を引っ張って、白目部分に異物が発見できる場合は、綿棒に水を含ませて、眼球を傷つけないように慎重に、異物を取り除きましょう。
これらの方法で、小さなほこりや小さな虫などの異物は、ほとんど取り除くことができます。
しかし、あくまでも、これらは応急措置ですので、念のため早急に病院で、適切な治療を受けるようにしましょう。
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危険な異物が目に入ったときの対処法
金属片や鉄粉やガラス片
工事現場近くなどを通ると、砂ぼこりが目に入ることがよくあります。砂ぼこりならまだ応急措置などで取り除くことができますが、例えば工場で働いている人などで、目に小さな金属片や鉄を削った際に出来る鉄粉、細かなガラス片などが目に入り込んでしまった場合、目が開けられないくらいの痛みに襲われます。
金属片や鉄根、ガラス片などは、どれも鋭利なもので、柔らかい眼球や目の内部を傷付ける可能性が極めて高いです。
また、危険性が高いために目の専門的な知識を持っていない人は、安全に取り除くことはできません。
特に鉄粉などは、ほこりのように細かいですが、その一粒一粒はとても鋭利なものです。
なので、無理に瞬きを繰り返したり、目を触ると簡単に眼球に傷がついてしまいます。
眼球だけでなく、目の内部はどこも非常に繊細で傷付くことで、失明する恐れもあるので、決して素人判断で取り除こうとしてはいけません。
こういった危険物が目に入り込んでしまったとき、場合によっては目が開けられないほどの激痛が伴ったりしますので、必ず誰かに付き添ってもらい、安全に病院へ行きましょう。
眼球などを動かさないために異物の入った方の目だけでなく、両目とも隠した状態で眼科を受診することが望ましいです。
異物の入った方だけを隠せば一人で病院へ行けるよ!なんて思う人も多いと思いますが、目は左右連動しておりますので、片目だけを隠しても、隠していない目の動きに合わせて、隠している方の目が動きます。
異物が入っている状態で目が動くと、非常に危険です。なので、左右とも動かさないようにすることが重要です。
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洗剤や化粧品などの化学製品
物ではないですが、液体でも洗剤や化粧品などが目に入った時は、目を下に向けるような姿勢になり、洗顔をしましょう。重力を利用して、目を開けると地面が見えるような状態で目を洗うことで、水と一緒に洗剤などの液体が全て流れ出ます。
仮に、洗濯用洗剤やトイレ用洗剤などの強力な薬品が目に入ってしまった場合は、必ず流水で30分以上かけて洗い流しましょう。
そして、洗い流した後はすぐに病院へ行き、医師の診察を受けましょう。
強力な成分の薬品などは、非常に目に負担がきます。
粘膜に強い酸性やアルカリ性の成分が当たると、最悪の場合は失明する恐れもあります。薬品の取り扱いには十分に注意しましょう。
関連記事:目の充血が治らない!3つの原因を解説!解消法に役立てて!
異物が見付からない場合
目に入り込んだ異物がどうしても見つからないから、取れたと思うけど痛い感じも残っていて不安である。
そんな時は、目の奥や、自分では見えない部分に異物が刺さってしまっている可能性があります。
異物は、取れても少し痛みが残ることはありますが、傷などがついていなければ、痛みが長く続くことはありません。
違和感や痛みが続く場合は、目の内部が傷ついているか、まだ異物が残っている可能性があるので、すぐに病院へ行き、検査してもらいましょう。
関連記事:瞬きをすると目が痛い原因は?注意したい5個の病気を解説!
まとめ
目は、非常に繊細です。少しの衝撃でも眼球が傷ついてしまったり、目の内部の異常を引き起こします。
そして、ドライアイの原因となったり、最悪の場合は失明することも十分に考えられます。
少しでも異変を感じたら、すぐに病院へ行き、精密検査を受け、適切な処置を行いましょう。
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