足首の水ぶくれがかゆい!ぶつぶつした湿疹の原因は?
水ぶくれ状の湿疹が全身にできる場合は水疱瘡や蕁麻疹などが考えられますし、手のひらや手の甲にできる場合は洗剤にまけたことなどが原因として考えられます。
では、その様な湿疹が、足首にできる場合は、どの様なことが考えられるのでしょうか?
痛みや痒みがある場合は、歩くのも億劫になりますし、歩くことが多い仕事についている人にとっては死活問題になりかねません。
そこで、この記事では足首に水ぶくれができる原因3つと予防法について、解説します。
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靴擦れ
買ったばかりの靴を履くと、必ず靴擦れに悩む方は多いのではないでしょうか。靴擦れによる水ぶくれは、足と靴がこすれ、肌が傷つくことによりできます。
水ぶくれの水の正体は、体液、リンパ液、白血球の死骸がミックスされたものです。この液により、体は傷ついた皮膚を直そうとします。
体の防御反応ですので、無理に破ったりせず、その液が体に吸収されるまで、待ちましょう。
無理に破ったり、つぶしたりした場合、菌が入り、治るまで長引いてしまうことになりかねないので、絆創膏などで保護しましょう。
予防法
自分の足に完全にフィットした靴は、オーダーメイドでもない限りありません。ですが、自分の足の形になるべくフィットするような靴を選べば、靴擦れする確率は低くなります。
靴はなるべくシューフィッターがいるお店で購入しましょう。
合わない靴もインソールで調整することができます。
既成のインソールはネット通販や靴屋などで、手軽に手に入り、様々な形のものを選べます。
靴擦れがあまりにも酷い場合は、整形外科などの医療機関で、オーダーメイドのインソールを作ることもできます。
医療用のオーダーメイドインソールは、保険適用で、1万円前後。一足分までしか作れません。
また、厚みがあるので、いつも履いている靴に入れた場合、きつくなる場合もあるので、インソールを作る前に、靴選びの相談をしてからにしましょう。
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アレルギー皮膚炎による水ぶくれ
その靴の素材やストッキング、靴下などの素材にアレルギーがある場合もあります。アレルギーの場合、その素材と接触した箇所に赤みを伴う湿疹が出ますが、酷くなると水ぶくれになる場合もあります。
アレルギーの原因物質が特定できない場合、医療機関を受診し、判断を仰ぎましょう。
予防法
新しく買った靴、靴下、ストッキングを履いたら、水ぶくれになってしまったという場合は、使用を避けましょう。他の素材のものを試してみましょう(肌が敏感な人は、化学繊維にかぶれてしまう場合が多いので、肌にじかに触れる物はできれば綿100%の製品が好ましいです)。
しかし、女性の場合、ストッキングを着用しないということは難しいことが多いので、応急処置として、絆創膏などで、水ぶくれや湿疹ができた場所を保護しましょう。
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ウィルス性の水ぶくれ
代表的なウィルスとして、「水疱瘡」「ヘルペス」「水虫」などがあげられますが、いずれも水ぶくれの中に入っている水はウィルスを含んでいるので、破ってしまうと、ウィルスが広がってしまいます。また、その液体が人についた場合、感染する恐れがあるので、破らないように細心の注意をしましょう。
対処法
「水疱瘡」「ヘルペス」などは幼児がかかった場合は、軽症で済みますが、大人がかかった場合、重症化するケースが多いです。大人の発症の原因としては、免疫力の低下、疲れなどが多いと言われます。
またヘルペスは再発を繰り返しやすい傾向にあります。
普段から、疲れを溜めない、免疫力を高める生活を送るよう心がけましょう。
体を温めることで免疫力が高まると言われています。体を温める食べ物を食べる、お風呂でよく温まる、適度な運動をすることで、感染予防をしましょう。
「水虫」は白癬菌が皮膚に寄生することでかかります。
白癬菌は暖かく、湿度の高い場所を好み、感染力が強いのが特徴です。
公衆浴場やフィットネスクラブのマットなどから感染するケースも多いので、足をよく洗い、菌が寄生しないように心がけましょう。
また、靴の中などは高温多湿で、白癬菌が繁殖しやすいので、長時間の靴の着用は避けましょう。
といっても、働いている大人でしたら、長時間の靴の着用は避けられない部分があるので、脱いだ後は、しっかり除湿をして、明日に備えましょう。
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まとめ
足首の水ぶくれというと、多くの方は靴擦れを思い浮かべると思いますが、長引くかゆみや繰り返す水ぶくれは、自己判断せず皮膚科に行くようにしましょう。普段は意識しませんが、「健康は足から」「足は第二の心臓」と言われるほど、足の健康は大切です。
「たかが水ぶくれ」に大きな病が潜んでいる可能性もあります。足の健康を見直してみましょう。
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