股関節が痛い時にウォーキングはNG?対処法や予防法を解説!

股関節が痛い時にウォーキングはNG?対処法や予防法を解説!

歩く


趣味や健康維持のために、ウォーキングをしている方が最近増えています。

だけど、股関節に痛みが出てきた。

そんな時は趣味のウォーキングをやめなければいけないのでしょうか?

そして、その痛みは、ウォーキングが原因なのでしょうか?

この記事では、対処法も交えて、原因(先天性の疾患を除いた原因)を解説していきます。

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ウォーキングを始めてから痛みが出た場合

正しいフォームを覚える

ウォーキングも運動です。

何の運動でもそうですが、正しいフォームを身につけなければ、体を壊すことにつながります。

初心者の方は、健康的に長く続けている経験者の方や、本などで(今はamazonなどのサイトで探すと、正しいウォーキングのやり方など、マニュアル本がたくさん出ています)きちんとしたフォームを勉強し直してみましょう。

ストレッチをしてから始める

どんな運動もいきなり始めると、筋肉が固くなっていたり、関節が固まっていたりで、怪我につながります。

しばらく運動から遠ざかっていた場合は特に、始める前にストレッチをしましょう。

初心者に適切な時間を考える

運動から遠ざかっていた期間が長い人ほど、長時間のウォーキングは避けましょう。

最初は30分位からスタートするのが良いです。

そして、フォームも身に付き、体のなまりが解消されてきたら、徐々に1~3時間と延ばしていくようにしましょう。

何事もやりすぎは禁物です。



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股関節の痛みが生じる疾患の可能性を考える

股関節に痛みが生じる疾患としては、坐骨神経痛や変形性股関節症、関節リウマチなどの可能性も考えられます。

痛みが軽いうちに、整形外科を受診し、適切な治療をしましょう。


股関節の痛みというと、整形外科の範疇の病気だけの可能性を考えがちですが、内科的な疾患のサインとして痛みが出ることもあります。

腎臓疾患や婦人科系疾患の可能性も忘れないでください。

整形外科を受診しても痛みが改善されない場合は、内科の受診をお勧めします。


整形外科的な疾患と内科的疾患の見分け方は、発熱や倦怠感、急な脱力感など、痛み以外の症状を伴うことが特徴です。

痛み以外の症状が出ていないか確認することも、大切です。



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生活習慣を見直す

股関節が痛くなる場合に考えられることとして、長年の生活習慣による蓄積の可能性が考えられます。

股関節には体重の3倍の負荷がかかるため、肥満傾向にある方は、常に股関節に負担がかかっていることになります。

猫背や内股、足を組むなど、普段から姿勢が悪い方は、体のどこか一点に負担がかかっていることがあります。

和式トイレなどで膝を曲げる時間が長い、正座の時間が長いことも股関節に負担をかける要素となります。

また、運動不足の方は筋肉が衰えて、股関節に負荷がかかっていることがあります。


そのような生活習慣がある場合、痛みの原因はウォーキングを始めたからではなく、長年の負担の蓄積によるものだということになります。

生活習慣を見直してみることも大切です。



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ストレッチの習慣をつける

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股関節の痛みは、筋力低下や骨がすり減ってしまったという、老化により避けられない部分もあります。

酷い痛みの場合、体を休ませることも必要ですが、過度な休息は、筋力低下を招き、余計に股関節への負担を増やす要因ともなります。


筋力低下や関節の動きをスムーズにするために、ストレッチをすることが有効です。

ストレッチも我流のやり方では、かえって、症状の悪化を招くので、医師や理学療法士などの指導下で、無理のない範囲で行いましょう。



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まとめ

趣味でウォーキングをされている方に、いきなりやめろというのは酷なことですし、ストレスになります。

痛みの度合いも、ちょっと痛い程度のものから、日常生活に支障が出るレベルのものと、人により異なります。

原因も上記のように、様々な要因が考えられます。


ですので、正しいフォームで、自分に合った時間、自分の疾患に合わせた方法で、続ける分には構いません。

実際に手術をした後に、テニスやサッカーなど、ウォーキングよりも激しい運動を楽しんでいる方もいらっしゃいます。

健康になるはずが、逆に体を壊してしまった・・・ということにならないように、自分に合った方法を見つけるのが良いでしょう。



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