かかとの骨が痛い!5つの原因と今すぐできる対処法を解説!

かかとの骨が痛い!5つの原因と今すぐできる対処法を解説!

かかと


立ち上がった時や歩き出した時、または何もしていなくても、かかとの骨が痛むということはありませんか。


かかとの骨が痛むとき、それは単に骨折や骨にヒビが入ったからということが原因とは限りません。

かかとの骨が痛む原因として考えられる病気と症状を、その対処法とともに解説していきます。

座骨神経痛

座骨神経痛は何らかの原因により、坐骨神経が圧迫されることで鋭い痛みが生じます。

長時間立っていたり歩いたりすることで痛む場合があります。

痛みは主にお尻から太ももの裏、ふくらはぎに出ることが多いですが、かかとが痛むこともあります。

対処法

座骨神経痛を軽減することで、かかとの痛みを抑えることに繋がります。

座骨神経痛を引き起こしている何らかの原因を解消しなければいけません。

まずできることは生活習慣を見直すことです。

肥満気味の方は体重を落として、足や腰へかかる負担を減らします。

下半身の冷えに気を付け、軽いストレッチで体をほぐしましょう。また、良い姿勢を心がけることも大切です。

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踵骨疲労骨折

スポーツやジョギングなど、日課として行っている運動が実は踵骨にダメージを与えている可能性があります。

疲労骨折は、骨折するほどではない小さな衝撃でも繰り返し同じ部分に衝撃が加わり続けることで起こります。

足の踏み出し方やジャンプしたときの着地の仕方、履いている靴の衝撃吸収が弱くても起こりやすくなります。

対処法

疲労骨折になった時は安静が第一です。

通常、自然治癒で痛みも引いていくので無理はせず、足に負担のかかるような運動はしばらく控えましょう。

骨を強くするカルシウムやビタミンC、タンパク質などを多く含む食品を摂って丈夫な骨を形成していくことも大切です。



関連記事:かかとの疲労骨折の原因と症状を解説!治療法も気になる!

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踵骨棘(しょうこつきょく)

踵骨棘はかかとの骨が棘のように突き出す病気です。

歩き出すとかかとに画鋲(がびょう)が刺さったようにズキズキと激痛が走りますが、歩いているうちに痛みは徐々に引いていきます。


女性よりも男性がなりやすく、他にはかかとを踏みつけるような歩き方をしている人や長時間立ち仕事をする人、足裏への刺激が強いスポーツをしている人もなりやすい病気です。

対処法

かかとにかかる負担を減らすことで半年~一年ほどで痛みが自然に治ります。

そのために、足首を包帯で固定したり足底板や柔らかいクッション材などを靴に入れて履いたりすると良いでしょう。

また、正しい歩き方を意識して、足裏にかかる圧力をバランスよく分散させることも大切です。



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踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)

かかと


踵骨骨端症は成長期の子供や偏平足の人がなりやすく、また、バスケットボールなどのスポーツをしている人にも多く見られます。


かかとの骨に衝撃や圧力が加わることで骨膜の炎症が引き起こされたり、かかとの骨に小さな骨折が生じたりすることで発症します。

スポーツ障害のひとつとも言われ、ジャンプや着地を繰り返し行うような運動が踵骨骨端症を引き起こしやすいと言われています。

対処法

踵骨骨端症は一度なってしまうと再発しやすく注意が必要です。


足首やかかとにかかる負担を少しでも軽くできるよう、偏平足を矯正するインソールを使用したり、足に負担のかかりすぎないような体重をコントロールできる筋力をつけたりするなどの努力が必要です。

腫れや痛みには足底筋とアキレス腱のストレッチを就寝前と起床後に行うことが効果的です。

痛みがひどく気になる場合は、病院で痛み止めや鎮痛剤入りの外用薬などを処方してもらうと良いでしょう。



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アキレス腱滑液包炎

普段からサイズの小さい靴や高いヒールの靴を履いている人は要注意です。

足に合わない靴を履き続けることで、かかとの皮の内側の滑液包に負担がかかり、赤くはれて痛み出します。

症状が慢性化することでパンプバンプという皮膚の腫瘍になることもあるので注意が必要です。

対処法

サイズの合わない靴の使用や高いヒールの靴の使用を控え、足首に負担のかかる運動をしないようにしてください。

痛みには患部を冷やすと良いでしょう。



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まとめ

かかとの痛みは年齢によって骨が脆くなることでも引き起こされますが、姿勢の悪さや歩き方、スポーツのしすぎによっても起こります。

人によってそれぞれの痛みや原因が異なりますが、不安な時は一度病院で診てもらいましょう。


かかとは立ったり歩いたりするだけでも圧迫され、衝撃を受けやすい箇所ですので、痛みを放置しておくとどんどん悪化していく恐れがあります。


女性は特にヒールの高い靴を好む方もいますが、いくつになっても足元から健康でいるためにも足の健康のことを考えた靴選びも大切です。

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