指先の痛い水泡の原因4つはコレ!自力で治療する方法はあるの?

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指先の痛い水泡の原因4つはコレ!自力で治療する方法はあるの?

指


手に水疱ができてしまうと最も目に入りやすい場所で気になりますし、何よりものをつかむ時に違和感や痛みを感じてしまい、日常生活の質が下がってしまいます。

そこでこの記事では、手の指先の水疱について原因を4つほど紹介させていただきます。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

他の3つに比べると聞きなれない疾患かと思います。

これは手のひらや手の指、足の裏などに菌のいない膿疱(膿の貯まった袋)ができるもので、進行すると物を持ちづらくなったりなど、日常生活に支障が出てくるようになります。


水ぶくれ部分に菌はいないので、水ぶくれを潰したその手で足などに触っても感染するということはありませんが、水ぶくれが潰れた手では、さらに広がってしまうということが報告されているので注意が必要です。

原因は今のところ不明で、遺伝性についても日本ではごく少数の症例が報告されています。

症状は、はじめ小さな赤い水疱ができ、それが徐々に黄色くなってきます。

膿疱が混在した状態で何度も水疱ができるのが特徴的で、かゆみと痛みが同時に発生してきます。

この疾患は合併症が出ることがあり、およそ10%前後に胸肋鎖骨関節(胸の前面中央)や脊椎(背骨)に炎症を起こすことがあります。


治療としては原因が不明であるので抗菌薬(抗生物質)などは用いられず、主にステロイド剤やビタミンD3軟膏で症状を治める治療を行います。



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手湿疹

湿疹によって手や足の指に水疱が発生してきます。

皮膚に接触する物質の刺激やアレルギーによって炎症が起きますが、特に水を扱う人がなりやすいです。

水を扱うといえば炊事洗濯などをすることの多い主婦ですので、「主婦湿疹」と呼ばれることもあります。


皮膚が荒れて乾燥し、ひび割れてしまうものと指と指の間が赤くなって広がっていくものの2パターンがあります。

これらが悪化してくると水疱ができ、痒みや痛みを感じるようになります。

特に水疱ができた場合は日常生活で水疱が潰れやすく、そこがかさぶたになりさらに範囲が広がってしまうとう悪循環に陥りやすいです。


腕


原因としては皮膚の脂などの湿度を保つ成分が減ってしまうことで起こったり、アレルギー反応によって起こることもあります。

ですので、治療としては肌のうるおいを保つということにつきます。

この際、絆創膏などでひび割れを覆ってしまうと、粘着面が乾燥している部分に触れてしまい悪化させてしまいます。

ハンドクリームや保湿塗り薬を塗っても症状が治まらない場合は皮膚科を受診しましょう。



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アレルギー性皮膚炎

身体は免疫によって体内に入ってきた異物を排除しようとしますが、時に無害なものに過剰に反応してしまうことがあります。

この状態がアレルギーで、ヒスタミンという物質が大量に分泌されることによりアレルギー症状が出てきます。


痒みのある湿疹が全身にできますが、現れ方は人それぞれで長い間症状が続いたり、ほんの短期間で治まってしまう方もいます。

ですが、アレルギー性皮膚炎は何度も繰り返し症状が現れるのが特徴ですので、安心してはいけません。

原因は先ほどの免疫機能の異常ですが、原因物質(アレルゲン)は人によってバリエーションがあり、多いものとしては花粉や金属、食べ物や化粧品などが挙げられます。

また、疲れているときやストレスを感じているときにも発症しやすいともいわれています。

治療としてはまずはアレルゲンを皮膚に触れさせないように注意することが重要です。

免疫の異常は薬などで治すことができないので、症状が現れてしまった場合は抗アレルギー薬やステロイド薬による治療が行われます。



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白癬

白癬とは糸のような形態をしている真菌(カビ)である白癬菌が皮膚に感染して起こる疾患の総称で、身近なものでは足にできる足白癬があり、これは一般的に水虫と呼ばれているものです。


水虫が手にもできるのかと驚かれるかもしれませんが、手も足も同じ皮膚からできているので、感染するかどうかは衛生状態に左右されるところです。


指


症状としては赤い斑が輪っか状に現れてきます、その周辺は炎症が強く水疱や丘疹(盛り上がり)ができてきます。

水虫は非常に痒いというイメージですが、必ずしも痒みが現れるわけではありません。


水疱よりもどちらかというと皮膚が白くなってボロボロになってくる症状が多く見られ、皮膚は厚く固くなってきます。


治療としては抗真菌薬を用いて白癬菌を減少させる治療が行われます。

水虫もそうですが、白癬菌は高温多湿の場所を好むので、暑い季節は汗っかきの人や長靴など蒸れやすい靴をよく履く人は注意が必要です。

また、タオルやバスマットを介した感染も報告されているので、家族などに移さないように配慮しましょう。



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まとめ

いかがだったでしょうか。

これらの疾患はいずれも皮膚科で治療することになります。

見た目的にも機能的にも悪影響を及ぼすものなので、できるだけ早めに病院を受診し、早期に回復できるよう生活習慣の見直しなどもしてみましょう。


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