手の皮がむけるのはストレスが原因?確認したい4つのこと!
ふと気が付くと、手の皮がむけてボロボロになってしまった経験はないでしょうか?
季節の変わり目や、肌が乾燥しがちな季節、洗剤などの影響でほとんどの場合は自然に治ってしまうことも多いようですが、中には病気やストレスがかかわっているものもあります。
そこで、この記事では手の皮がむける原因やチェックしたい症状などについて解説をしていきます。
目次
手の皮がむける主な原因と対策
手の皮がむけるといっても原因は様々です。以下の項目をチェックしてみて下さい。洗剤やシャンプーを変えてから症状が出てないか?
アレルギーを起こしている可能性があります。まずは心当たりのある製品の使用をやめてみて下さい。清潔志向が強く、必要以上に洗剤を使う人に、おこりやすい傾向があるようです。
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水疱(水ぶくれ)が出来ていないか?
指や手のひらに水ぶくれができ、これが破れて皮がむけている場合、異汗性湿疹(汗庖)の可能性が高いです。
細かなメカニズムは不明なのですが、自律神経やホルモンバランスの乱れとする説が有力です。
本来体温調節のためにかく汗が、自律神経の乱れなどにより、必要以上にかいてしまい、汗腺が詰まることが原因と考えられます。
春から夏にかけて起こりやすく、足の裏に症状が出ることもあります。
対策としては、軽いものなら自然に治ることも多いのでこまめに保湿することと、リラックスして自律神経やホルモンバランスを整えることがあげられます。
更年期などで発汗がひどければ婦人科で治療しましょう。悪化するようなら、皮膚科で投薬治療を受けることをお勧めします。
水ぶくれの他に、かぶれや膿があれば掌蹠膿疱症の疑いがあります。
小さな水ぶくれが黄色になりかさぶたになって落ちていきますが、その際に皮がめくれます。
感染症ではなく好中球という白血球の一種が、皮膚の内側にたまってしまうことが、原因なのですが詳細は明らかになっていません。
悪化すると痛みが伴い、手指が動かせなくなることもあります。
心当たりのある方は早めに皮膚科を受診しましょう。
異汗性湿疹、掌蹠膿疱症ともに感染症ではないので、周囲にうつることはありません。
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皮がむけるのは片手だけか?
片手の皮だけがむけてしまっているなら、感染症の可能性が高く、多くはは白癬(水虫)と考えられます。水虫は足だけではなく手や爪にも起こります。
また、手の水虫はかゆみや痛みを感じないものが多く、手荒れと間違えられるケースも多いと指摘する専門家もいます。
自然完治は難しいので皮膚科で投薬治療を受けて下さい。
ダイエットをしていないか?冷え性ではないか?
血流や栄養状態の悪化は、肌トラブルの原因となります。ストレスでホルモンなどのバランスが乱れても肌に影響します。体を温める、しっかりと栄養を取るなどの方法で改善できます。
手湿疹といって乾燥などが原因で一時的に皮がめくれる現象はよくみられます。こまめにハンドクリームなどで保湿するよう心がけましょう。
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病気が原因で手の皮がむける場合
手の皮がむけるのは多くが上に述べたような理由からですが、背景に深刻な病気が隠れていることもあります。性病(性感染症)
性病(梅毒、ヘルペス、エイズ等)には、皮膚に現れる症状が多くあります。風俗店勤務、不特定多数との性交渉、最近新しいパートナーができた等、心あたりがある場合は専門家の診察を受けましょう。
性病専門医院の他、泌尿器科や婦人科でも相談できます。投薬が治療の中心になります。
もし性感染症の方が身近にいても、日常生活での接触では感染することはありませんのでご安心下さい。
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糖尿病
糖尿病にも皮膚に現れる症状があり、初期は足に現れることが多いようです。血糖値の異常の他に足の皮がむける、足先がほてりや冷え、水虫や魚の目が出たりするということがあれば、内科を受診して下さい。
糖尿専門の外来も増えているようです。投薬の他に食事を含む生活指導などが中心になります。
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溶連菌感染
子供の場合は、溶連菌感染も疑われます。比較的、高い熱(38~39度)がみられ、喉の痛みを訴え、赤い発疹が出て皮がめくれるようなら可能性は高いです。
治療は難しくありませんが、感染しやすい病気ですので注意が必要です。
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まとめ
手の皮がめくれるのはアレルギー、異汗性湿疹、掌蹠膿疱症、白癬などが主なものであり、血流の悪さや栄養バランス、乾燥などで起こることもあります。また、中には性病や糖尿病など深刻な病気が背景にあることもあので、単なる乾燥や肌荒れと考えずに、症状が続くようなら病院に行くようにしましょう。