肘をつくと痛い!腫れが治らない原因や対処法を解説!

肘をつくと痛い!腫れが治らない原因や対処法を解説!

肘をつく


ふと肘を机などについたときに、痛みを感じることはあるでしょうか。

腫れやしこりがある方もいらっしゃるかと思います。

肘は日々の生活に無くてはならない関節ですが、その反面ケガをしてしまうととても不自由になってしまいます。


特にスポーツをしている方はプレーに影響が出てきてフラストレーションが溜まる原因にもなってしまいます。

そこでこの記事では、肘の痛みや腫れについてその原因を解説していきたいと思います。

肘の構造

肘は3つの骨で構成されていて、上腕骨に尺骨と橈骨が関節(腕尺関節、腕橈関節)しています。

また、尺骨と橈骨も関節(橈尺関節)を作っており、合計3つの関節を合わせて肘関節と呼びます。

この関節は曲げ伸ばしはもちろんのこと、手首を内外にひねる動作にも関係しているのでたくさんの筋肉が付着しており、その運動をスムーズにするために尺骨の上端に滑液包という液体の入った袋があります。


肘を伸ばすとつねっても痛みを感じない緩い皮膚があると思いますが、およそそのあたりにあります。

日常生活上肘は頻繁に使われるので疲労を起こしやすくなっています。

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滑液包炎

意外と患っている人が多くいる疾患で、先ほどご紹介した滑液包に炎症が起きてしまっているものです。

滑液包は骨と筋肉、皮膚の間にあるので、寝っ転がったりする時に肘をつく癖がある場合、滑液包に慢性的な刺激が続いて炎症が起こってきます。

他にも肘を強く打った場合にも発症することがあります。


治療としては経過観察が基本で、気になる場合は肘に貯まった液体を抜くケースもあります。


生活する上で肘をつかないように気をつけることで腫れも引いてきますし、痛みもなくなってくる場合がほとんどですが、自分で気づかない内に肘をつくのが癖になってしまっていることがあるので、病院を受診して原因となっている生活習慣を明らかにすることも有効です。



関連記事:二の腕が上がらない・痛い!原因と対処法を5つ徹底解説!

骨折

腕


転んで肘をぶつける、あるいは勢い良く転んだ際に手をつくなどの原因によって尺骨の上端(肘頭)が折れてしまうことがあります。

その骨折の程度によって、激しい痛みを引き起こす場合もそんなに痛まない場合も両方あります。

症状としては肘の動きが悪くなってきて、腫れている部分を押すと痛みを感じます。

治療は2種類あり、骨の損傷が激しい場合には細い針金を巻いて固定したり、金属のプレートを用いて固定する外科的治療(手術)と、骨折の程度がそれほどでもない場合には二の腕から手までの長いギプスによって1ヶ月程度固定する保存的治療があります。


いずれにしてもリハビリの取り組み方によって、その後の肘の機能回復に差が出てくるので、面倒臭がらずに行いましょう。

また、受傷直後は応急処置として肘をやや曲げた状態で副木をして肘が動かないように固定し、氷や冷水で冷やすようにしましょう。

副木が無い場合は雑誌などを巻きつけたりなど、他のもので代用すると良いと思います。



関連記事:肘が曲がらないほど痛い!原因は筋肉の疲労だけじゃない!

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上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

ここからはスポーツ外傷になります。

一般的にテニス肘と呼ばれている疾患ですが、これは中年以降のテニスプレーヤーに発生しやすいためこのように呼ばれています。


原因としては十分にわかっていませんが、加齢とともに肘の腱が痛んで起こるといわれています。

先ほど肘にはたくさんの筋肉がくっついていると紹介しましたが、その中の手首を伸ばす筋肉(橈側手根伸筋)や指を伸ばす筋肉(総指伸筋)が障害されて痛みを生じると考えられています。


症状としては物を持ち上げる動作や、タオルを絞る動作の時に、肘の外側から前腕に痛みが出てきます。


簡単な検査として、肘を伸ばした状態で他人に手首を手のひら側に曲げさせる力をかけてもらい、それに対抗するように手首を曲げようとするもの(Thomsenテスト)や、肘を伸ばした状態で椅子を持ち上げる検査(Chairテスト)があり、いずれの検査でも痛みが出てきたら陽性、すなわちテニス肘の可能性が高くなります。


治療としては手首や指のストレッチをこまめに行い、湿布などを使用します。

また、局所麻酔薬やステロイドの注射をする場合もあります。

これら保存的治療によって改善しない場合には手術が行われることがあります。



関連記事:手首の疲労骨折の症状は?原因や対処法も徹底解説!

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野球肘

主に小児~青年の疾患で、成長期にボールを投げすぎることにより投球時や投球後に肘の痛みが出てきます。

肘の曲げ伸ばしが悪くなり、動かせなくなってしまうこともあります。

原因としてはボールの投げ過ぎによって肘に大きな負担がかかり、骨や軟骨の剥がれが生じたり、靭帯や腱が損傷することで痛みを生じます。


この疾患では投球を中止し、肘を安静にすることが重要です。

我慢してプレーを続けていると手術が必要なまでに悪化してしまう恐れがあります。

投球を再開できる時期は、個人差があるので主治医の先生とよく相談するようにしましょう。



関連記事:肘が痺れるような痛みの原因は?寝起きに酷い場合は病気の症状?

まとめ

いかがだったでしょうか。

肘の障害は思いのほか、生活の質を低下させてしまいます。

痛みが続いたり改善と悪化を繰り返すようなら、一度整形外科を受診することをおすすめします。

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