太ももにできた白い線の正体は?2つの原因と対処法を解説!

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太ももにできた白い線の正体は?2つの原因と対処法を解説!

太もも


腕などを引っ掻くと赤い線ができます。

ですが、白い線が見られることはあまり無く、それが太ももにできると「引っ掻くことも無いのになぜ」と思ってしまいます。


また、この様な白い線は痛みやかゆみの症状が無い場合が多く気がついたらいつの間にかできていた!といったケースが多いです。

痛みやかゆみは無いのですが、一度見つけると気になってしまうことも多いです。

そこでこの記事では、太ももにできる白い線について解説をしたいと思います。

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アトピー性皮膚炎

アトピーというと全身のいたる所に湿疹ができるというイメージがあるかと思います。


確かにアトピー性皮膚炎では皮脂の分泌量が極端に減少しており、角質層の水分を保つのが難しくなっているので皮膚のバリア機能が低下し、少しの刺激ですぐに湿疹を起こしてきますが、その他の症状として皮膚をひっかくと「白くなる」という症状が現れることもあります。


この症状を「白色皮膚描記症」といいます。一般的には皮膚をひっかくとその部分は赤くなります。

これは多くの人では正常な反応で、蕁麻疹などではミミズ腫れのようになってしまい「赤色皮膚描記症」と呼ばれます。


では、アトピー性皮膚炎でなぜ引っ掻いたところが白くなるのかというと、引っ掻き刺激に対して皮膚の毛細血管が収縮することによって白くなります。


通常では小さい刺激に対しては血管が収縮することによって白くなり、爪で引っ掻くような強い刺激に対しては拡張することで赤い跡になります。


しかし、アトピー性皮膚炎では強い刺激に対しても血管が収縮してしまいます。

このことによって尖ったもので引っ掻くと長時間残る白い跡となってしまうのです。


アトピー性皮膚炎は生まれつきのアレルギー体質との因果関係があると言われていますが、完治させる治療方法は確立されていません。

症状が良くなったかと思えば悪化してくるということもしばしばあるのが、一つの特徴です。


治療としては症状をコントロールし、日常生活に差し支えない状態をキープすることです。

薬を使用することによりも湿疹やかゆみを抑え、スキンケアを行っていくことが重要です。



関連記事:皮膚の一部が白いのは病気?気になる斑点の原因6つを解説!

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肉割れ

肉割れは特に病気というわけではなく、誰にでも起こりうる物理的な反応です。

唐突ですが、メロンの網目模様はどのようにできるかご存知でしょうか。

あの模様は中の果実が大きくなっていくのに、外側の皮が対応しきれずにひび割れてしまうことでできるのだそうです。

肉割れも同じようなメカニズムで発生してきます。


すなわち、急激に太ったり妊娠によってお腹が大きくなると、皮膚が引き伸ばされますが、細胞分裂などが追いついていかないため軽く引き裂かれるような形になります。

妊娠によってできる肉割れの線を妊娠線といいます。


太ももにできるものとしては、やはり急激な体重増加によるものが多いでしょう。


テレビ番組などでは、ダイエットに成功した方の肉割れの線を努力の証として称えていますが、たしかに肉割れ線ができるほど恰幅が良かった人がスレンダーと言われる体型まで絞ったということは、非常に素晴らしいことです。

赤い線と白い線

太もも


さて、肉割れ線は皮膚が引き伸ばされてしまうことによってできるということでしたが、はじめから白い線であるわけではありません。


皮膚は表皮と真皮という層に分かれていて、さらにその下にはいわゆる皮下脂肪があります。

表皮には血管がありませんが、真皮と真皮より深いところには血管があります。

ですので軽い切り傷でも出血している場合には表皮を貫いて真皮以下まで到達しているということになります。


このように、表皮は非常に薄いのです。

そのために顔などを指して血色が良いなどというわけですが、皮下脂肪が溜まることによって、皮膚が引き伸ばされてしまうとその分表皮がさらに薄くなってしまいます。

そうすると表皮の下を走行している血管が透けて見えるようになります。


毛細血管は目に見えるほど太くありませんし、ほぼ皮膚の全面を覆っていると言っても過言ではありませんから、肉割れの初期は白い線より赤い線として現れることが多いです。


また、肉割れは急なダイエットにより皮膚が縮むのが追いつかない場合にも見られることがあります。

場合によってはこちらの肉割れ線を努力の証と言っていることもあります。

どちらにせよ、太ることがなければ肉割れ線ができてくることはあまりありません。


そして、初期には赤い肉割れ線ですが、引き裂かれた皮膚が修復されるとその部分は白く見えます。

すなわち、白い肉割れ線は時間が経ってしまっているということです。

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対処法

赤い線の時点で見つけることができれば白い肉割れ線よりも早く目立たなくすることができます。

白い線のときに見つけた場合でも諦めることなく対処していくと消えないまでも目立たなくしていくことは不可能ではありません。

その対策としては徹底的に保湿することです。


皮膚が引き伸ばされて裂けてしまうことが原因ということなので、乾燥させてしまうと皮膚が固くなり、もろくなってしまうので、しっとりとした肌をキープすることでそれ以上の悪化を防ぐことが重要です。


また、肉割れ対策のクリームなども市販されているので使用してみるとよいでしょう。


もし、赤い肉割れ線のときに見つけた場合はCushing症候群という病気であることもあるので、肉割れ線に加え顔が丸くなってきていたり急にムダ毛が増えてきていたりという場合は病院へ行くことをおすすめします。



関連記事:二の腕に肉割れ線ができる4つの原因!治し方と予防法も解説!

まとめ

いかがだったでしょうか。

太ももは普段服を着ていると外からは見られないのでケアを怠りがちです。

肉割れであれば出来るだけ早く見つけて、しっかりと対策をすることが重要です。

急激な体重の増減に心当たりがある場合は、太ももに限らず肉割れに注意して体を観察するようにしましょう。



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