膝に水がたまる症状がツライ!予防法や自然治癒するのかなどを解説!

膝


膝に関する悩みは多いです。

歩いたり階段を昇り降りする時に痛んだりすることも多いですし、朝起きた時に膝がこわばってしまうなどもあるかと思います。

そんな膝の悩ましい症状ですが、「膝に水がたまってしまう!」といった症状もあります。


膝に水がたまってしまい、何度抜いてもまた腫れてくるというのは大変なストレスになります。

そこでこの記事では、膝に水がたまる原因と対策について解説していきたいと思います。

膝の構造

膝関節は太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)から構成されています。

それぞれの骨には軟骨があり、膝の曲げ伸ばしをスムーズに行えるようになっています。

また、二足歩行をはじめたことにより膝がぐらついていると簡単に転倒してしまうことから、様々な靭帯、筋肉によって支えられています。

前十字靭帯などはよくスポーツ選手がケガをしているので耳にしたことがある方は多いかと思います。


さて、膝関節の運動には軟骨が重要だということでしたが、基本的に軟骨には血管が通っていません

軟骨も細胞が構成している組織なので、このままではすぐに死んでしまいます。

これをどのように回避しているかというと、関節を包んでいる袋の中(関節腔)を滑液という栄養を含んだ液体で満たすことで軟骨細胞に栄養を届けているのです。

滑液はその他にも関節が滑らかに動けるように潤滑剤のような働きもしています。

つまり、「膝には元々水がある」ということです。

滑液がなければ膝の動きも悪くなり、曲げ伸ばしをするたびにギシギシと音がするということになります。

では、水がたまるというのはどのような状態なのでしょうか。

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膝に水がたまるのは炎症のせい

滑液は関節腔を内張りする滑膜というところから分泌されています。

滑膜は神経や血管が豊富で、血液を濾過し、自身が分泌するヒアルロン酸や糖タンパクといった栄養を加えて関節腔に分泌しています。


通常膝における滑液の量はおよそ2cc前後で無色または黄色っぽい透明だとされています。

ところが、関節になにかしらの原因によって炎症が起こると、滑膜組織の中の血管から炎症に関係している細胞がやってこようとします。


これらの細胞は、栄養のある液体の中でなければ生きていくことができません。


血液をそのまま流す訳にはいかない(出血になってしまいます)ので、滑液の中に入って関節腔に到達します。

そのため、炎症が起こると関節に水がたまるという状態になります。


関節に炎症が起こる疾患を列挙してみると変形性膝関節症、関節リウマチ、関節ねずみ、化膿性関節炎、シャルコー関節、偽痛風、半月板損傷、靭帯損傷など他にもたくさんあます。

この記事では、これらの中でも比較的頻度の高い変形性膝関節症と関節リウマチについて簡単に説明していきます。


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変形性膝関節症

加齢とともに発症数が増加し、やや女性に多い疾患です。

初期には膝関節のこわばりや歩きはじめの痛みを感じ、進行すると歩いているときや階段を昇り降りしているときに持続的に痛みが発生するようになります。


レントゲン検査では本来あいているべき大腿骨と脛骨の隙間(関節裂隙)が狭くなっていて、骨同士がぶつかっているような感じになります。

ぶつかっているところの骨は他の部分よりも白く見えます。

また、関節に骨の棘のようなもの(骨棘)が見られることもあります。

レントゲン検査における重症度と症状から見た重症度は必ずしも一致せず、患者の症状に合わせて保存療法を行うのか、手術を行うのかを決定します。


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関節リウマチ

膝


関節リウマチは膝だけでなく、様々な関節に炎症が起こる原因不明の疾患です。

朝の関節のこわばりや痛みが特徴で、滑膜の細胞が以上に増殖し炎症を引き起こしています。

膝以外にしばしば特徴的な変形が見られる部位としては、手指があります。


通常では考えられないような腫れや指の曲がりが起こるので、すぐにおかしいと判断することができるでしょう。

早期に薬によって治療をすることでコントロールすることができるので、検査の意味を込めて病院を受診してみるとよいでしょう。


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自分でできる対策

関節リウマチに関しては原因が分かっていないので防ぎようがないですが、変形性膝関節症は原因こそわからないものの、「なりやすい人の特徴」というのが分かってきています。


先ほどは女性に多いということと加齢に伴って増えるということを紹介しましたが、最も対策をしやすいのが「体重が重いほど変形性膝関節症になりやすい」というものです。


過度の体重は歩くたびに膝に負荷がかかり、階段を降りる際にはその負荷が非常に強くなります。

そのため滑液を押しのけて、骨同士がぶつかってしまい変形性膝関節症となってしまっていると考えられます。


このような方においてはウォーキングなど陸上競技によって減量をするとさらに膝に負荷をかけてしまうことになるので、まずは水中ウォーキングから始めると良いでしょう。

また、痛みが強い場合には安静にして膝を冷やすことも効果的です。


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まとめ

いかがだったでしょうか。

膝は生活様式によっては曲げ伸ばしの回数が多く、疾患を抱えているというのは大きなハンディキャップになってしまいます。

そうならないためにもきちんと検査を受け、健康的な生活を心がけるようにしましょう。


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