足首に水がたまる原因3つ!炎症を悪化させない対処法は?

足首に水がたまる原因3つ!炎症を悪化させない対処法は?

足首


よく膝に水がたまるという話は耳にします、膝と同様に足首に触れると、プヨプヨと水が溜まっているような状態のことがあります。

その際、痛みや腫れ、熱を持っているようであれば、関節内で炎症が起こっている可能性があります。


この記事では、足首に水がたまってしまうような炎症の原因や炎症を悪化させない方法についてご紹介していきます。

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足首に水がたまるのは滑液包炎が原因?

「滑液包」とは関節の周りを覆うように存在する組織のことで、骨が皮膚・筋肉・靭帯・腱などと摩擦を起こしやすい部位にあります。

この滑液包の中にある滑液という液体が、骨を保護するクッションの働きをしています。

通常、滑液は滑液包内で微量に分泌されています。

しかし、関節の使いすぎにより滑液包の炎症が起こり、過剰に分泌されることで、いわゆる水が溜まった状態になります。

足関節の圧迫・摩擦

足のくるぶし辺りに足関節が存在しています。

足関節を長時間圧迫する、または過度な摩擦運動により関節に負担がかかることで滑液包の炎症が引き起こされます。


足関節を長時間圧迫する行動として、正座・横座り・あぐら等の座り方が挙げられます。

これらは、足のくるぶし部分を圧迫する姿勢となるため、足首に負担をかけやすくなります。


登山やスポーツのし過ぎにより足を酷使している場合も、足関節の摩擦運動や圧迫を繰り返すこととなり、炎症の引き金になるため注意が必要です。


他にも、O脚やX脚のように脚の変形がある場合、地面と近い部分に位置する足関節に過度な負担がかかり、炎症を起こしやすくなります。


関連記事:膝に水がたまる症状がツライ!予防法や自然治癒するのかなどを解説!

細菌・ウイルスによる感染

細菌やウイルスが何らかの原因で体内に取り込まれることで、関節に炎症が起こる可能性があります。

足関節の腫れ、患部が化膿しているなどの症状がある場合は注意しましょう。

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関節リウマチ

関節リウマチとは自己免疫疾患の一つであり、関節に慢性的な炎症が起こり、痛みや関節のこわばりが生じます。

徐々に関節が破壊され、変形が現れることにより日常生活に支障をきたす病気です。


関節の部分では、何が起こっているかというと、人間には体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃する免疫機構という働きがあります。

これが何らかの原因で異常をきたし、自身の体の組織を攻撃してしまう状態に陥ります。


この病気は、複数の関節に炎症が起こり、特に手足の関節に多いことが特徴にあります。

そのため、足関節に炎症が生じることで、痛み・腫れ・水が溜まった状態になる可能性が高くなります。

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足首の炎症への対処法

まず、腫れや痛みなど炎症がはっきりと分かる場合には、患部のクーリングを実施し、足首の使用は控えて安静な状態を保ちましょう。

その他に気をつけたいことを以下に記載します。

足首の摩擦・圧迫の除去

日常的にあぐらや正座など、足首に圧迫のかかる座り方をしている方は、椅子の生活に切り替える、座る際は座布団やクッションなど除圧できる環境に調整するようにしてみましょう。


また、過剰な運動、足首を酷使されている場合、運動習慣の見直し、実施頻度を抑えることを検討し、足首に休息を与えましょう。

足の変形が生じている場合、変形部分のサポーターの使用、靴の中にインソールを入れることで、歩き方の改善が期待でき、足首のストレス軽減につながります。

患部の腫れにより足首の動きに制限がある

滑液包炎は軽度のものであれば、徐々にではありますが自然に滑液が体内へ吸収されていきます。

しかし、吸収が追いつかないほどの腫れや、患部が化膿している様子であれば、細菌やウイルスによる感染も考えられるため、早めに病院を受診し、炎症を抑える処置や足関節内の膿や水を抜いてもらう必要があります。

足首以外の関節にも同様の症状がある

この場合、関節リウマチによる症状であることが疑われます。

特に朝、複数の関節の腫れ・痛みが続くようであれば、病院を受診し検査、治療を受けることが重要です。


また、関節リウマチは放っておくと、関節の変形や日常生活に支障をきたすため気になるようであれば、早めに専門家に診てもらいましょう。


関連記事:足首を回すと音が鳴る理由は?グラグラする場合は病気の可能性も!

まとめ

今回は足首の炎症について考えられる原因、その対処法についてご紹介していきました。

原因には日常的に行っている習慣や、運動の仕方が影響していることがあります。


また、病気や感染により同様の症状が起こっている可能性もあります。

症状が落ち着かないようであれば、すぐに病院を受診し適切な治療を受けることも大切です。


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