あくびがよく出るのは病気やストレスが原因?要注意な症状は?
特に寝不足ではなく、むしろよく眠れるのに日中あくびがよく出るなんて事ありませんか?
それが、仕事をされている方で、休憩中ならいいですが接客中や会議の最中などに頻繁にあくびが出てしまったら、相手に不快感を与えてしまいます。
あくびと聞くと睡眠不足などの眠気と考える事が多いですが、実は寝不足だけがあくびの原因ではないのです。
この記事では、あくびがよく出る原因と対処法をお伝えしていきます。
あくびが出る原因
実は、あくびがなぜ起きるのかは、まだはっきりとしたことはわかっていません。ですが、一番有力な説として、脳に酸素をより多く送るためと言われています。
その他にも考えられることはありますが、病気が隠れているかもしれませんので、いくつか紹介します。
ストレス
極度な緊張などをしている時に頻繁に出るあくびです。緊張をほぐすためにあくびをリラックスさせようとします。
その他にも、過度なストレスを感じている人はあくびが出やすかったりします。
貧血
貧血では酸素が足りない状態になります。そのため脳に酸素を多く供給するためにあくびが出ます。
目眩、立ちくらみ、顔面蒼白などの症状があり、あくびが出る方は貧血の可能性があります。
貧血にも種類がありますので、気になる場合は一度病院にいって医師の診察を受けてみましょう。
関連記事:貧血で朝起きられない人必見!8つの原因と対処法を解説!
偏頭痛
偏頭痛の前兆としてあくびが頻繁に出るというものです。偏頭痛は気圧の変化等により血管が膨張し、その膨張した時に出る痛みです。
血管が拡張した際により多くの酸素を必要としあくびが出るという状態です。
偏頭痛にも種類があり命の危険があるものもあります。
また、ただの偏頭痛だと思っていたらもっと重篤な病気であったということもありますので注意が必要です。
関連記事:偏頭痛と頭痛の違いは?吐き気や発熱などの症状が併発してたら注意!
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糖尿病
糖尿病によるあくびは、膵臓の機能低下によりインスリンが分泌されず血糖が上昇します。そのため、内服薬やインスリン投与を行いますが、血糖のコントロールがとても難しく、服薬や投与の際に血糖値が下がり過ぎてしまい、低血糖を起こす場合があります。
この低血糖症状の一つしてあくびが出ます。
その他にも、生汗、顔面蒼白などの症状が現れますので、直ちに対処をした方が良いでしょう。
脳梗塞
脳血管に栓ができ、血流がうまくいかず壊死してしまう病気です。血流がうまくいかないことにより、酸素が多量に必要となりあくびが出やすくなるというものです。
その際は、吐き気や頭痛を伴うことがあるので、起きた場合は要注意!その他にも、脳梗塞か調べる方法があるので、後で書く対処法で詳しく紹介します。
睡眠時無呼吸症候群
最近よく耳にする無呼吸症候群によりあくびが出るというものです。これは、睡眠時に低呼吸や無呼吸になる症状で脳疾患や心疾患の可能性もあります。
よく寝ているはずなのに疲れが取れない、寝た気がしないなどの症状がある場合は、無呼吸症候群の可能性もあります。
あくびがよく出るから、これらの病気なのかもと思う方もいらっしゃると思いますが、あくびにも種類があります。
あまり心配が無いあくびは、寝不足などで出るあくびは冒頭でも言ったように脳に酸素を送り、覚醒度を上げる働きがあります。
また、退屈な時に起きるあくびも同様です。そのような時に出るあくびは心配ありません。
心配なあくびは、最近よく眠れている、眠くないのにあくびが出るあくびは「生あくび」と言われ、病気のサインの可能性があります。
そのような時は、上記の病気を疑っても良いかもしれません。
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あくびが出やすい人の特徴
あくびが出やすい人の特徴をとしては、睡眠不足や疲労がたまっている人に多いようです。また、ストレスを多くの溜め込む人などによく起きるようです。
こちらは、眠気等を感じてることがほとんど思いますので、しっかり睡眠をとることが良さそうです。
その他の原因としてはやはり病気が潜んでいる可能性があります。
しかし、病気なのかどうかすぐに分かるものもあれば、分からないものがあります。
どちらかというと後者の方がほとんどであり、単なるあくびと放置していまいがちです。
そこで、対処法で病気かどうかをチェックして見ましょう。
関連記事:生あくびが止まらない原因は?頭痛や吐き気がある場合は要注意!
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あくびが出やすい人の対処法
ストレスや睡眠不足によるものは、生活環境やリズムを改善することが一番と思います。なかなかすぐにできることではありませんが、徐々に自身のペースで行なっていくことをお勧めします。
病気が原因の場合、特に脳梗塞など大きな病気の場合はすぐに分かるものではありません。
原因で紹介した症状はに少しでも近いなと思ったら、バレー徴候という簡易検査があります。
これは、両目を閉眼し両腕を肩の高さに真っ直ぐ上げるという検査です。脳梗塞の疑いが無い人の場合は、両腕を同じ高さで保つことができます。
しかし、疑いのある人の場合は、本人は同じ高さのつもりでも明らかに片腕がしたり下がり、同じ高さに保てていない状態になります。
この場合は脳梗塞等の脳疾患の可能性があるので、早急に脳神経外科もしくは神経内科の受診をお勧めします。
偏頭痛の方も脳神経外科か神経内科の受診をお勧めします。
睡眠に関しては、最近では専門外来等がありますので、専門家の受診をお勧めします。
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まとめ
生理現象の一つとして、よく起こるあくび。そんなあくびにも、いろいろな病気が隠れているということをお伝えしてきました。
人は、色々な形で私たちに病気のサインを教えてくれます。知っていて損はありませんから参考にしていただけたらと思います。
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