喉の奥に痰が詰まった感じがして気持ち悪い!原因や対策は?
なんか喉に痰が絡んで気持ち悪いなんて事ありませんか?
その時に「カー、ペッ!」なんてできたら楽なのかもしれませんが、うまくできないし品がないからしたくないという方も多いと思います。
特別な異常が何もない時でも痰は分泌されていますが、その場合は少量であるためそのまま流れますので痰が絡むといった症状はありません。
痰が絡んだり詰まったりするということは、体に何かの変化が起きているサインです。
いずれにしても痰が絡んでなかなか切れない状態は不快な症状と言えます。
そこでこの記事では、痰が絡んだり詰まった感じがする原因や対処法をお伝えしていきます。
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喉の奥に痰が詰まる原因
姿勢が原因
風邪をひいているわけでも無いのに、痰が絡む症状が続くので病院に行き検査をしても特別な異常が見つからないというケースもあるかと思います。病気ではないので一安心ではあるのですが、依然として痰が絡む不快感からは解放されていません。
その様は場合は姿勢が悪くないか見直してみましょう。
痰の症状と姿勢が関係あるのか?と思われるかもしれませんが、姿勢が悪く猫背になると喉、胸部圧迫して痰が絡む様な詰まる様な症状が現れやすくなります。
普段からスマホ等をよく触っている方は、画面を見るために前傾姿勢になりがちです。
姿勢が原因で痰が絡むということもあるので要注意です。
ウィルス感染
体調を崩した際に、喉に痰が絡み出して見ると黄色という経験はありませんか?これは、呼吸器系が菌やウィルス感染から守っている証拠です。
この機能は鼻水も同じととが言えます。
最近よく痰が絡むなと思った時に、色に注意して見ると対処や対策につなげることができます。
関連記事:痰の色で分かることは?絶対にやってはいけない事もチェック!
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気管支炎等の肺疾患
慢性の気管支炎などのを発症している場合によく痰が絡んだり、詰まったりします。菌の量が多かったり膿が出ているために痰の色は、濃い黄色で緑色に近い色になります。
特に喫煙者に多く見られますので、タバコを吸う人は注意が必要です。
肺疾患にもたくさんの種類があり、最近よく耳にする慢性閉塞性肺疾患というものがあります。
これは、肺胞の収縮に異常がありうまく空気を吐き出せないという症状が起こります。
この慢性閉塞性肺疾患の特徴として、湿性咳嗽(咳嗽とは簡単に言うと咳のことで、湿性ということは痰が絡んだ咳ということです。)が見られます。
これも喫煙者に多く発症する疾患になります。
この慢性閉塞性肺疾患の反対が拘束性肺疾患になります。こちらは乾性咳嗽を特徴とします。
その他の原因
痰に血が混じり、黒ずんだ痰が出る場合は、肺がん、肺結核、肺真菌症、肺梗塞などの原因が考えられます。スポンサーリンク
痰が詰まりやすい人の特徴
原因を見ていくと、喫煙者や何かの菌に感染した際に痰が絡んだり、詰まるといった症状が起きやすいです。特に肺疾患になると専門科の受診をしなくてはなりません。
喫煙に関しては、ここ最近では分煙が進められ副流煙を吸うといった受動喫煙は少なくなってきましたが、そういった配慮がない場合、主の喫煙者より受動喫煙している方の方が影響を受けやすいため、注意が必要です。
関連記事:黄色い痰が絡むのはなぜ?注意したい症状と病気を今すぐチェック!
痰が詰まった時の対処法
痰が絡んだり、詰まったと感じたらまずはマスクを着用しましょう。マスクをすることで、口の中の湿度を保ったり、外からの空気を直接吸い込まないようになるため症状がそれ以上悪化することを避けることが出来ます。
また、自分の感染を人に移さないようにすることもできます。
そのうえで、病院に行き医師の診察を受けるようにしましょう。抗生物質などの処方がないと治すことが難しい場合もあります。
例えば、肺疾患の場合などは、自力で治療というのは特別な知識と技術がない限り不可能に近いと思います。
慢性閉塞性肺疾患の場合は、自宅でできるリハビリ等もあります。
それは、口すぼめ呼吸という方法です。肺胞の収縮がうまくできず息を吐ききれない症状ですから、残った空気を吐き出すことが必要となります。
そのため、風船を膨らませる時みたいに口をすぼめてしばらく息を吐くという方法があります。
専門科で診断を受けた場合こういった指導を受けるかと思いますので、できるときは行なった方が良いでしょう。
その他の疾患として挙げた、肺がんや結核というのは、早急に専門家の受診が必要です。
特に結核は感染力が強く、人から人へと感染がどんどん広がっていく恐ろしい病気でもあります。
咳がよく絡むなと感じ、なかなか治らないという場合や、痰に血液が混じってる場合は早急に受診を行なってください。
関連記事:のどの渇きが止まらないのは病気が原因?対策と注意したいこと!
まとめ
痰の症状でも、様々な病気のサインがあることがわかりました。中には恐ろしい病気も潜んでいるので、単なる風邪や体調不良と自己判断をするのは危険です。
また、感染症などを予防するためにも外出から帰って来た時には、うがいと手洗いをする習慣を身に着けるようにしましょう。
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