口に赤いブツブツした斑点ができて痛い!原因や対処法を知りたい!
ヘルペス性口内炎やアフタ性口内炎など、いくつか種類のある口内炎の中でも、なかなか分かりにくいのが「カタル性口内炎」です。
もしあなたが今苦しんでいる症状が、口内の赤い腫れや斑点とそれに伴う痛みだとしたら、カタル性口内炎である可能性が高いです。
それでは、いったいカタル性口内炎とはなんなのか、今回はその症状と原因、加えて対処法と予防策について書いていきます。
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カタル性口内炎の主な症状
カタル性口内炎の特に顕著な症状としては- 口の中全体が赤みがかって晴れ上がる
- 所々に赤い斑点が出来る
これらの症状から、カタル性口内炎は別名「赤斑性口内炎」とも呼ばれています。
例えばヘルペス性口内炎であれば水腫れのような症状が、アフタ性口内炎は先っぽが白いできものが出来るような症状があらわれますから、その違いは一目瞭然です。
個人差はありますが、酷い痛みを伴う場合もあり、痛みで食べ物を口にすることが出来ないほど強い痛みに襲われることもあります。
とはいえ、全体的にはアフタ性口内炎と比べるとそれほどでもないといえるかもしれません。
加えて、唾液の量が増え、それによって口臭の悪化が起こることもあるほか、多くの場合軽い味覚障害のような症状があらわれます。
味覚の鈍化によってより味付けの濃いものを食べてしまったりすると、それが口内を刺激して酷い痛みに襲われることがありますので、注意が必要です。
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カタル性口内炎、その原因
では、これらの症状を引き起こすカタル性口内炎の原因とは一体何かというと、簡潔に言えば「口内粘膜への物理的な刺激」です。最も多いのが、入れ歯や歯並びの矯正器具、あるいは自分自身の歯(特に犬歯)などの接触によるものです。
そのほか、誤って熱いものを口に入れてしまって火傷した場合や、子供の場合には指や異物を口の中に入れてしまうことによって引き起こされることも考えられます。
ただし、物理的刺激が原因の全てというわけでもなく、虫歯や歯周病などの口内の不衛生に起因する場合や、疲労や風邪などの体調不良によって起こる場合もありますから、決めつけてかかることは出来ません。
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カタル性口内炎の治し方
まず、物理的な刺激に起因するものである場合は、その原因を取り除かなくては話になりません。具体的には、入れ歯や歯並びの矯正器具などが原因であると考えら得られる場合は歯科医師へ相談し、同じ事が起こらないようにしなければなりません。
いくら症状に対処しても、その都度新たに口内炎になってしまってはたまりません。
自分の歯が原因の場合は、これも気をつけてどうにかなるようなものではありませんから、何度もなってしまうようであれば、歯科医師に相談し、何らかの措置を執る必要があるかもしれません。
火傷の場合は、気をつけるようにすれば大丈夫でしょうが、子供の場合は細心の注意が必要です。基本的に幼い子というのは何でも口に入れたがるモノです。
それは当然のことで、それ自体を責めることはまったく出来ませんが、だからこそ保護者はきちんと見ていなくてはなりません。
あとは口内の衛生環境の問題ですが、これは個々人が日頃からきちんとしていれば済むことです。歯磨きなどの怠慢は、口内炎だけでなく様々なよくない結果を生みます。
口臭などが良い例でしょうか。決して怠ることなく、日々清潔を心がけるべきです。
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まとめ
お話ししたように、カタル性口内炎の主な原因は物理的刺激によるものです。そのため、個人的に対処できることには限界があります。一度治った後も二度三度と起こるようなら、歯科医師の診察を受ける必要があります。
日頃からの歯磨き・うがいを心がけて口内を清潔に保ちましょう。
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