血尿の原因(男性編)!痛みのある・なしもチェックして!

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血尿の原因(男性編)!痛みのある・なしもチェックして!

男性


ある日突然、尿が真っ赤だったらビックリするかと思います。これは血尿と呼ばれるもので、尿に血が混ざっているために尿が赤くなっています。


とてもマズイ状況のように思えますし、何が原因か気になるかと思います。


そこで今回の記事では、そんな血尿について、特に男性に多い血尿の原因について説明していきたいと思います。

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血尿

まず、そもそも血尿とは何なのかについて書いていきたいと思います。漢字のままで尿に血液が混入した状態を示します。


その程度によって一見して血尿と分かるものから薄い赤色でやや混濁している程度のもの、顕微鏡で見てはじめて血尿と分かるものまであります。


また、ヘモグロビンがヘマチンに変色して黒っぽくなることもあります。

出血部を特定する簡単な方法として男性ではトンプソンの2杯分尿法が行われることがあります。


これは、第1のカップにはじめの尿を約2/3とり、残りの尿を第2のカップに分けて採尿したあと次のように判定する方法です。

➀排尿初期尿

腕を組む男性


第1尿は血尿だが、第2尿は透明である場合。
出血部位は全部尿道です。

➁排尿終末血尿

第1尿は透明だが、第2尿は血尿である場合。
出血部位は後部尿道または膀胱頸部です。

➂全血尿

第1尿も第2尿も血尿である場合。
出血部位は膀胱および上部尿路または尿道です。

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原因

それでは血尿の原因になる疾患についての説明に入りたいと思います。

血尿は男性よりも女性の方が多いのですが、その原因は男性と女性ではやや異なります。

今回は男性の血尿がテーマですので男性が血尿になりやすい原因について説明していきます。


男性は女性に比べて飲酒の機会が多かったり、食生活が乱れがちになりやすいため、尿路結石になりやすいと言われています。


男性の血尿の原因のほとんどが尿路系の疾患です。


尿路とは腎臓で尿が作られて体外に排出されるまでの経路を示し、腎臓→尿管→膀胱→尿道の流れになっています。


この経路に細菌やウイルスなどが感染して炎症を起こした場合や、結石が詰まって障害が起きた場合に血尿が出ることが多いです。


また、尿路系疾患以外の血尿の原因として男性特有のものに前立腺ガンがあります。

それでは、それぞれの疾患について症状とともに説明していきます。


関連記事:尿が出ない女性の症状8つ!応急処置があるのかについても!

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尿路結石

腎結石と尿管結石を上部尿路結石、膀胱結石と尿道結石を下部尿路結石といいます。


30代~40代の罹患率が最も高く、20代~50代が大半を占めます。


結石の成分はシュウ酸カルシウム、リン酸カルシウムの単独または混合のいわゆるカルシウム含有結石が全体の70%~80%を占めます。


結石ができる原因としては尿路閉塞による尿流のうっ帯、脱水などによって濃縮された過飽和尿が腎・尿管内に長く停滞することなどがあげられます。


症状は上部尿路結石では結石が粘膜下や腎実質に癒着している段階、あるいは小結石が小腎杯内に存在する段階ではほとんどありません。


しかし、結石が移動し、腎盂や尿管にはまり込むと腎被膜の過緊張による鈍痛や、尿管の蠕動亢進、平滑筋のけいれんによる仙痛がおこります。


仙痛時には背中を叩くと痛みが生じる叩打痛が顕著で悪心・嘔吐を伴ったり、血尿が頻発します。 

膀胱結石では排尿痛、血尿、頻尿がみられます。また、突然の尿線の中絶やときに尿閉もおこします。



関連記事:尿の勢いが弱いと感じる原因は前立腺?男性が注意したい3つの病気!

腎臓ガン

落ち込む男性


2~3:1の割合で男性に多いガンです。年代としては50~70代に多いです。


症状は血尿・腫瘤・疼痛が3大症状といわれていますがこれらが揃う事はむしろ少ないです。

前立腺ガン

60歳以上の高齢者に多いです。


発育が比較的ゆるやかで初期には無症状です。ある程度腫瘍が増大すると排尿障害が現れてきます。

前立腺ガンが局所に進行した場合は、尿が出なくなったり、血尿がでてきます。

糸球体腎炎

小児・青年期の男性に多くみられます。


症状は血尿・タンパク尿・むくみ・高血圧を主要徴候とします。その他に全身のダルさや吐き気・嘔吐、頭痛、乏尿、ときに心不全症状を認めます。


関連記事:尿が泡立つ原因は?これは病気の症状なの?何科に行けば良いの?

まとめ

痛みのある血尿で代表的なものは尿路結石によるものです。痛みのない血尿では糸球体腎炎が考えられます。


また、腎臓ガンの場合は痛みを伴わない場合もあります。


前立腺ガンでも痛みの有無により判断するのは難しいです。


いずれにせよ血尿がみられ、続く場合は痛みの有無に関わらず早めに泌尿器科を受診しましょう。



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