白目の黄色い濁りの原因を4つ紹介!ぶよぶよする人は読んでみて!
ふと鏡を見たとき、白目が黄色く濁っていて、ぶよぶよと水膨れのような状態になっていることありませんか??
この症状が出る原因として、下の4つが考えられます。
どのような原因があるのか?また、どんな対処法があるのかを解説していきます。
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結膜浮腫
最も、原因が多いのが 結膜浮腫です。花粉が飛ぶ季節がやってくると、花粉症の人は、ついつい目を掻いてしまいます。
ダニやほこり、カビなどが原因で目がかゆくなり、掻いてしまう事もあります。
かゆくてたまらない時は、目への悪影響も考えずに ひたすら掻いてしまいがちです。
しかし、この行為が良くないのです。
必要以上に目を触る事で、白目全体が、ぶよぶよとした水膨れのような状態になるのです。
そして、ひどくなるとゼリー状のように膨らんできます。
目を開けられないほどの状態になる事もあります。しかし、痛みなどはほとんど感じないので、異物感で鏡を見て気がついたり、他人に指摘されて 初めて気がつく事が多いそうです。
このような状態になってしまったら、とにかく、冷やすのが非常に有効です。
保冷剤や濡れたタオルをそっと当てて 静かに安静にしていれば自然と治っていきます。
触りたい気持ちを我慢して、治まるのを待って下さい。しかし、冷やしても治らない場合は、眼科での受診をお勧めします。
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結膜嚢腫
結膜浮腫と名前が似ていますが、違う病気です。
大きな違いは、結膜浮腫は白目全体がぶよぶよするのに対して、結膜嚢腫は一部分がぶよぶよした状態になります。
結膜嚢腫は細菌やウィルスが目に侵入して、感染するもの、アレルギーによるものと そして外傷によるものがあります。
そのことによって 結膜の下(白目の一部)に、小さい水膨れが出来ます。
これも結膜浮腫と同様に痛みは感じないですが、かなりの異物感はあります。
この水膨れは まず良性のもので心配はないと考えられていまが、眼科で水膨れを切って 中の液体を出してもらう必要があります。
切開した跡は残らず、その後の見た目には影響はないようです。
しかし、長い間放置して、水膨れが大きくなってしまった場合は、袋ごと摘出する手術が必要になってくるそうですので、早い受診をして下さい。
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瞼裂斑
白目の部分がぶよぶよとした状態で、しかも白目の部分が黄色くなっている場合は瞼裂斑だと思われます。白目に黄色い斑点ができる症状で、一般に高齢者がかかりやすいと言われています。
年齢の若い人でも、コンタクトレンズの長時間着用や 紫外線の影響とも考えられています。
対策としては、コンタクトレンズの長時間着用に気を付ける事や、サングラスをかける事で、紫外線から目を守る事が有効です。
特にハードコンタクトレンズを着用されている方は、ドライアイになりやすいのでこまめに、目薬をさすなど、対策をして下さい。
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肝臓病
白目が黄色くなるという症状で、一番気掛かりなのが、肝臓病ではないでしょうか。いわゆる黄疸と呼ばれる症状です。
肝臓での働きのひとつに、胆汁の分泌がありますが、肝臓で分泌された胆汁が腸へと排出されなければいけないのですが、肝臓に疾患のある人は、うまく胆汁が排出されません。
胆汁が排出されない為に、皮膚へと沈着していくと考えられています。
胆汁には「ビリルビン」という黄色の色素が含まれているので、皮膚は黄色(黄疸)になってしまうのです。
よって、白目も黄色(黄疸)になってしまうという事です。肝臓病の症状が悪化する前に、病院での受診をお勧めします。
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まとめ
顔のパーツで一番印象的なのは目ではないでしょうか・・人と話をしする時も、目を見て話をします。目のきれいな人は人に与える印象も良いはずです。
そんな目がぶよぶよで黄色場合は、気になってしまい、外出を避けるようになるかもしれません。
肝臓病の兆候があるという信号を送っている場合もありますが、デリケートな大切な目を必要以上にこすったり、コンタクトレンズの着用にも注意を払い、繊細に扱うことも大切です。
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