XO脚はストレッチで矯正できる?原因と簡単な治し方4選!
最近O脚やX脚という言葉をよく耳にしますが、みなさんはXO脚をご存知でしょうか。
XO脚とは、両足の膝はくっつきますが、太ももとふくらはぎが外側にはみ出していてくっつかない状態のことを言います。
若い女性によく見られ、膝を内側に締める筋力が特に発達しており、太ももやお尻、膝の外側が異常に発達して太くなってしまいます。
ダイエットをいくらがんばっても下半身が細くならない、という悩みをお持ちの人はもしかするとこのXO脚である可能性があります。
この記事では、そんな厄介なXO脚の改善方法について紹介していきます。
原因
そもそもXO脚とはなぜなるのか、その原因を知っておかなければ改善はできませんし、できたとしてもまた再発してしまうでしょう。そこでまずは、XO脚はどのようにしてなるのか見ていきましょう。
XO脚はどんな人がなりやすいかというと外反母趾や浮足、偏平足など、足裏が不安定になりがちな人に多くみられます。
足裏が不安定であると「ねじれ歩き」になりやすく、ねじれ歩きによってXO脚がどんどん進行していきます。
また逆に、XO脚によって外反母趾などが引き起こされることもあります。
また、私たちが普段何気なくしている行動でもXO脚を引き起こす原因となるものが多数あります。
椅子に座るとき足を組んだり、片側の肩にばかり思いカバンをかけたりしているだけでも少しずつ骨盤のゆがみが生じ、XO脚になっていきます。
XO脚の怖いところは見た目が損なわれることだけではなく、放っておくと骨盤のゆがみや背骨、首の骨にまで影響を及ぼすこともあるということです。
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改善方法
厄介なXO脚を治すにはいくつか方法がありますが、ここでは簡単にできる方法を紹介します。開脚
XO脚には股関節が固くなってしまっている人が多くみられます。開脚ストレッチをすることで少しずつ股関節を柔らかくしていき、足の付け根を元の位置に戻していきましょう。
無理に開脚しすぎてしまうと、足の筋を痛めてしまうこともあるので無理のない範囲で行ってください。
片膝立ちストレッチ
膝下のO脚の矯正にとても効果的です。- 膝立ちになったら片方の足を前に出し膝を90度曲げるようにして足裏を床につける。
このとき、骨盤の高さが左右同じくらいになるように足の幅を調整する。 - 骨盤の高さを変えないように注意しながら前に出した足の横当たりの床に手をつき、ゆっくりと膝を伸ばす。
- 10秒キープし、これを左右ともに5セットずつ行う。
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両膝屈伸ストレッチ
片膝立ちストレッチと同様、膝下のO脚の矯正効果があります。以下の手順で毎日15回ほど行いましょう。- 両足の踵をつけて立ち、両つま先の間が90度になるように開く。
- 足の位置を保ったまま膝を曲げ、両膝がくっつくように内側にゆっくりと押し込む。
- 足の位置、膝の位置がずれないようにそのままの状態で立つ。
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骨盤矯正ストレッチ
ヨガでは「合蹠のポーズ」と呼ばれ、骨盤矯正の他、下半身のむくみの改善やヒップアップなどの効果も期待されます。
XO脚によってずれた骨盤を元の位置に戻します。
- 床に座った状態で両足裏をくっつけて体のほうに引き寄せる。
- 膝を地面にくっつけながらゆっくり息を吐きつつ上体を前に倒して前屈する。
- 30秒そのままでキープしたあとゆっくり息を吐きつつ上体を起こす。
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まとめ XO脚にならないために
以上、簡単にできるXO脚の治し方です。どれも簡単で自宅でできますが、即日治る、というわけではありません。
毎日続けて行うことで効果が見られ、XO脚も次第に改善していき美しいまっすぐな脚になっていくでしょう。
XO脚の原因を解説したときにも出てきましたが、私たちの普段の何気ない行動ひとつひとつが骨盤や膝のバランスを歪ませている可能性があります。
慣れるまでは大変ですが、綺麗な姿勢は見た目だけではなく、体の様々な疾患を予防することにもつながりますので日頃から姿勢正しく過ごすよう心がけましょう。
美しい足はあなた自身の魅力をさらに引き立ててくれることでしょう。