首の圧迫感!締め付けられる様な違和感の原因と対処法!

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首の圧迫感!締め付けられる様な違和感の原因と対処法!

首


首は気管があることもあり、圧迫感があるとそれだけでなんとも言えない恐怖感に襲われてしまいます。

圧迫感に限らず、首にしこりができたり、喉が痛かったり、鎖骨周辺に違和感があったりすることも多く首の周辺の症状は意外と多い物です。


痛みや、しこりも気になりますが、この記事では喉が締め付けられるような違和感をていする原因をいくつかご紹介していきたいと思います。

感染症

感染症の中でも喉に感染をしてくるものは風邪のウイルス(多くはライノウイルス)であったりインフルエンザウイルスであったりする場合が多いですが、A群ベータ溶血性レンサ球菌が感染すると咽頭炎や扁桃炎を起こすこともあります。

これらの感染によって、喉が狭くなってしまい圧迫感や呼吸苦を訴えるということになります。



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腫瘍

食道や気管にも腫瘍が発生することがあります。

特に食道は手前に肺や心臓といった重要臓器があり、背骨の直前という深い場所に存在しているため手術が難しいと言われています。


良性の腫瘍(大きくなるだけで転移や浸潤をしない腫瘍)であれば内腔の狭窄による異物感や圧迫感、嚥下障害という症状でとどまりますが、悪性腫瘍の場合は周囲の神経に浸潤したり血行性(血液に入り込み血液に乗って他の臓器に転移する)に転移を起こしたりすることがあり様々な症状をていしてきます。


特に食道癌では他の消化管と比べて層が1層少ない(漿膜という膜がありません)ので近くの神経をおかしやすく痛みを生じることもあります。



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甲状腺疾患

首の圧迫感があるということは気管の前にある甲状腺に何か以上が起こっていることが考えられます。

甲状腺は喉仏の下辺りにある臓器で、蝶が羽を広げたような形をしています。

通常では首を触っても違和感はありませんが、甲状腺が大きくなってくると手で触れるとわかるくらいになることもあります。


これを甲状腺腫大と言いますが、原因疾患はいくつかあります。

代表的なものを挙げると橋本病(慢性甲状腺炎)、バセドウ病、甲状腺腫、甲状腺がんなどがあります。

橋本病について

女性


橋本病は慢性的に甲状腺に炎症が起きてしまうことで甲状腺ホルモンが不足しがちになります。


甲状腺ホルモンが低下することで寒がりになり、顔がむくみがちになり食欲が低下しているにも関わらず体重が増えてきます。


また、汗の分泌が低下し皮膚が乾燥してきます。

炎症ということなので甲状腺が腫れてきますが、この時の腫れは後で説明するバセドウ病の腫れよりも硬くゴツゴツとした感じになります。


橋本病は圧倒的に女性に多く見られ、男女比は1対20~30と言われており、かつ20歳代~50歳代に多く発症します。

治療としては足りない甲状腺ホルモンを補うホルモン補充療法が行われることが多いです。



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バセドウ病について

バセドウ病は逆に甲状腺の機能が正常以上に活発になってしまう病気で、甲状腺ホルモンが体内に溢れてしまいます。


症状として特徴的なものは目玉が飛び出す(眼球突出)、脈が速くなる(頻脈)、甲状腺の腫れ(甲状腺腫大)で、この3つをメルゼブルクの三徴と呼びます、他にも代謝が亢進することによる体重の減少や発汗の増加がみられ、重症になると心房細動を起こして脳梗塞に発展してしまうこともあります。


バセドウ病の原因は甲状腺細胞に対する自己抗体(自分の組織に対する抗体)が作られることで脳からの司令に関係なく甲状腺ホルモンを作らせてしまうことにありますが、実はこの自己抗体ができてしまう理由についてはあまり良く分かっていません。


今のところストレスや過労、遺伝が関係しているのではないかと言われています。


バセドウ病は甲状腺ホルモンの合成を抑える抗甲状腺薬を用いたり手術によって甲状腺を減量したりということが行われます。

日本代表の某サッカー選手(男性)も以前眼球突出があり、首に絆創膏を貼っていたことからバセドウ病だったのではないかと言われています。

甲状腺の病気というと女性のイメージがありますが、男性にも起こりうるということです。

甲状腺がん

甲状腺がんはいくつかタイプがありますが、一部を除いて治療後の経過(予後)は他の部位のがんと比べて非常に良くなっています。

比較的無症状であることが多く、健診などで偶然見つけられることもしばしばです。

症状があるとすれば声のかすれ(嗄声)や食べ物が飲み込みづらい(嚥下障害)、呼吸がしづらいといった症状が見られますが、他の病気でも見られる症状なので詳しく検査する必要があります。

治療はがんのタイプやステージによって変わりますが、基本は手術によって腫瘍を摘出するということになります。



関連記事:甲状腺の違和感はストレスが原因?気になる症状と対処法を徹底解説!

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ストレス

特に病気が見られない場合には、ストレスが引き金となって咽喉頭異常感症という症状をていしているかもしれません。

これは手術によってどうなるというものではなく、心療内科において心理的要因を緩和、排除する必要があります。

この症候は重大な他の疾患をきちんと除外してから考慮しなければなりません。



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まとめ

いかがだったでしょうか。

一口に首の圧迫感と言っても様々な原因があるということが分かっていただけたと思います。

それ自体では命に関わるような疾患は少ないですが、症状の一部が他の臓器に影響して重篤な状態になってしまうこともあるので注意しましょう。

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