逆まつげが痛い!そもそもの原因と簡単にできる治し方!

逆まつげが痛い!そもそもの原因と簡単にできる治し方!

目


目に異物が入って痛くて、しかたない経験は誰しもがあるのではないでしょうか?

その中でも、逆まつげはよくある症状で逆まつげに悩んでいる人も多いかと思います。

この記事では、そんな逆まつげの原因や治し方について少し詳しくお話したいと思います。

目に異物が入ると痛いのは何故?

目に異物が入った時、たいていはまぶたの裏の瞼結膜に入り込むか、角膜の上皮にひっついたり、刺さったりしてしまっています。

そのため、異物が角膜を傷つけ、角膜上皮にある三叉神経が多く集まっている知覚神経の末端を刺激するため痛みが生じます。

目の中央から上方にかけては、まばたきによる刺激も加わりますので、いっそう痛みは増してしまうのです。

数日放置してしまうと、傷ついた角膜が炎症を起こしてしまいます。

目の痛みと同時に涙が出るのは、これらの異物を目から出そうとするためなのです。

痛いからといって目をこすってしまうと、角膜をさらに傷つけてしまうことになりますのでやめるようにしましょう。

目に異物が入ったときの対処法

まずは慌てずに、ゆっくりとまばたきをして涙と一緒に流れるのを待ちましょう。

それでも取れない場合は、洗面器に水道水を入れ、顔を付けてまばたきをしましょう。

まぶたの裏側に異物が入ってしまった場合は、まぶたを裏返して異物を探しガーゼなどで拭い取りましょう。

それでも取れない場合は、眼科を受診して医師に取ってもらうのが良いかと思います。


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逆まつげって何?

逆まつげとは、本来は目の外側に向かって生えているはずのまつげが内側に向かって生えてしまっている状態のことを言います。

内側に向かって生えているまつげが角膜を傷つけてしまうため痛みや炎症が生じてしまうのです。

逆まつげには「睫毛乱生(しょうもうらんせい)」と「眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)」の2パターンがあります。

睫毛乱生 まつげが生える向きがそろわずに、バラバラな方向を向いて生えてしまう状態
眼瞼内反症 まつげが生えている眼瞼のふちの部分が内側にめくれ込んでいるために、まぶたの皮膚やまつげが角膜に触れてしまっている状態


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赤ちゃんの逆まつげについて

無事に元気な赤ちゃんを産んでホッとし、赤ちゃんの目を見ると逆まつげになっている!痛くないの?などと思い心配になった母さんも多いのではないでしょうか?

実は赤ちゃんが逆まつげなのは、よくある話なのです。

赤ちゃんのまぶたは、大人と比べて脂肪が多くてぽっちゃりしているので、下まぶた全体が眼球の方向へ向いていることが多いのです。

そのため、まつげも目に向かってしまっていて逆まつげとなりやすいと言われています。

しかし、赤ちゃんのまつげは柔らかいので角膜が傷つきにくく、成長とともに皮下脂肪も少なくなり、自然と治ることが多いので様子見となります。

角膜に傷がついてしまっていて痛そうにしていたり、充血している場合は治療が必要になってきますので、一度かかりつけの小児科で相談をした方が良いかと思います。


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逆まつげの治療法は?

睫毛乱生の場合は、すべてのまつげが目に向かって生えているわけではないので、問題となっているまつげだけを抜いてしまえば痛みはなくなります。

しかし、抜く際に角膜を傷つける可能性もありますので、眼科で処置してもらった方が安全かと思います。

一度抜いてもまた生えてきますので定期的に通院する必要もあります。

軽症の場合は、まつげを抜いてヒアルロン酸などの角膜を保護する点眼薬を処方してもらい様子見をなります。

重症の場合で視力低下などがある場合は、最終的には手術適応となります。

手術方法は主に2種類で、まぶたの裏側から表側の皮膚に糸を通して結ぶ結紮法(けっさつほう)と、余分な皮膚や皮下組織を取り除いた後に皮膚を縫合する切開法があります。

結紮法は簡単な手術なのですが、効果がやや弱く、再発の可能性もあります。

逆に切開法はやや難しい手術ですので時間はかかりますが、再発は少ないと言われています。

どのような手術法が選択されるのかは医師とよく相談をした方が良いかと思います。


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まとめ

いかがでしたでしょうか?

ご自身でビューラーを使ってカールをさせることも、効果があるかと思いますので、一度お試しください。

しかし、ホットカーラーを使っても数時間でカールは取れてしまいますのでこまめに行う必要があります。

その点を考えると、まつげパーマの方が、持久力があるので良いかも知れません。

コンタクトを使用すれば逆まつげの痛みが緩和するという噂も出回っているようですが、自己判断で使用するのは危険です。

いずれにせよ、一度眼科を受診して医師に相談するようにしましょう。


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