まぶたの血管が浮き出るように見えるのは病気が原因?
鏡で顔を見るとまぶたの血管が浮き出て見えることはありませんか。
まぶたや、顔には毛細血管がたくさんありますので血管が浮き出て見えるのは、毛細血管が皮膚を通じて見えていることになります。
気にならない人もいるかもしれませんが、健康的じゃないように見えるから嫌だと思う人も大勢います。
そこでこの記事では、まぶたの血管が浮き出る原因や対処法などを解説していきます。
目次
肌が薄い
顔は肌が薄いことが多いです。また、以前はそんなことなかったのに、突然血管が浮き出て見えるようになることもあります。
肌が薄くなる原因は、加齢によるものや、肌が炎症を引き起こしたことにより皮膚が薄くなったり、自分に合っていないスキンケアなどがあります。
病院で処方される塗り薬や薬局で市販されている薬でも、顔に塗ってはダメな種類があるのは肌が他の部分より薄いことが理由です。
顔に使用してはいけない薬を自己判断で使用していると、肌が薄くなってしまうことがありますので、顔に使用する塗り薬には注意が必要です。
それでは、肌が薄くなってしまう原因をもう少し詳しく見ていきましょう。
加齢
年を重ねていくと顔や手の甲にシミが出てくることは有名ですが、肌が薄くなってしまうこともあります。加齢により肌が薄くなるのは、加齢により肌の回復力が少なくなったり、ターンオーバーの乱れが生じたりすることが原因です。
年齢と共に肌のコラーゲンなど、肌にハリや弾力などを与えるための成分が減少する結果、肌を薄くしてしまい、毛細血管が浮き出て見えるようになります。
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炎症
紫外線や花粉などのアレルギーによるものや肌を擦ったりなどの外部からの刺激が原因で細胞が傷付きそれが、肌が炎症を引き起こすことになります。また、ニキビや大気汚染などが原因で肌が炎症を引き起こすこともあります。
肌が炎症を起こすと、炎症を起こしている部分が赤くなります。これは炎症により血管が広がり肌が赤く見えるのです。
肌の炎症が一度や二度なら問題ありませんが、何度も炎症を繰り返していると、肌のハリや弾力などを生み出す成分の生成が少なくなり肌が薄くなります。
そして、肌が薄くなるとその分、毛細血管などが肌を通じて浮き出て見えやすくなります。
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間違ったスキンケア
自分に合っていない間違えたスキンケア方法なども、肌を薄くする原因となります。スキンケアを正しく行えば、肌をいつまでも綺麗に保つことが出来ますが、間違えたスキンケア方法を行うことで、肌が傷付きやすくなったり、炎症を起こしやすくなったりします。
そうなったら、肌はボロボロになってしまいます。
当然、肌が薄くなり毛細血管が目立ってしまうことになります。
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毛細血管拡張症
毛細血管拡張症は肌が薄くなってしまう状態ではなく、毛細血管が広がってしまうことを指します。広がった毛細血管が戻らなくなると、広がった血管の中ではどんどん血流が増えます。
こうなってしまうと、本来の量とは違う量の血が流れているわけですから、血管内で混乱が起こり血流が乱れてしまいます。
それが、血管が浮き出て見える原因となります。
毛細血管拡張症の大きな原因ははっきりと解明されていませんが、
- 交感神経によるもの
- 気温差によるもの
- 皮膚の水分不足によるもの
- 大気汚染などが原因の有害物質によるもの
- 炎症によるもの
- 食生活の乱れによるもの
交感神経によるものは、交感神経が優位に働くことにより血管が収縮します。
これが長く続くと毛感の収縮力が低下してしまい、結果として血管が広がったまま戻らなくなります。
食生活の乱れに関しては、特に刺激物などが原因とされています。刺激物の多い食事をとることにより、血管が広がります。
ほど良い刺激物の量なら問題なく、新陳代謝量を上げるなどの理由からオススメともされますが、あまりにも刺激物の摂取量が多いと血管の収縮力に悪影響を及ぼします。
また、毛細血管拡張症は、赤ら顔と呼ばれる顔が常に赤い人などに多く見られる症状です。
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改善方法
自律神経を整える
自律神経を整えることにより、規則正しい生活が送れるようになります。肌が回復するのは眠っているときがメインとなりますので、睡眠時間が確保できなかったり、睡眠の質が低下すると肌が十分に回復できなくなります。
自律神経が乱れる原因は、食生活や不規則な生活ストレスなどがあります。
バランスの良い食事を心がけ、生活リズムを改善しストレスを解消して自律神経を整えましょう。
すると、質の良い睡眠が得られるため肌の回復が期待できます。
関連記事:自律神経がおかしい(乱れる)原因と整える4つのコツを解説!
刺激物を控える
刺激物とされるのは、想像できるものなら辛い物があります。
ある程度摂取する分には、身体を温め汗を出すために老廃物が排出されますが、あまりにも量が多いと血管の収縮が上手く行われずに、血管が広がったままになってしまう恐れがあります。
カフェインやアルコールなども控えるようにしましょう。
外部刺激の軽減
肌は、外部からの刺激に敏感です。そのため、スキンケアに関してもあまり石鹸などでゴシゴシ洗わずに、よく泡立てた石鹸で、優しく洗いましょう。
また、出来るだけ肌を無意味に触ったり強くこすらないように心掛けましょう。
保湿をしっかり行う
肌の天敵は、乾燥と言われます。そのため、肌が乾燥しないように念入りに保湿を行うよう心がけましょう。
肌が乾燥すると、様々な弊害を生みますので、しっかりクリームなどを使って肌を保湿し肌が水分不足にならないように心掛けることが大切です。
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まとめ
顔に血管の線などがはっきりと見えると、なんだかあまり気持ちがいいものではありません。どうすればいいのかわからない、年齢のせいにして諦めていた、という人が多いです。
しかし、きちんと原因を理解ししっかり対処することにより十分に改善は可能です。
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