肌のはたけの原因や治し方を解説！乾燥以外の注意点は？

肌のはたけの「はたけ」とはどういうことでしょうか。

はたけとは、正式名称では「単純性顔面粃糠疹」という、皮膚病のことを言います。

これは「顔面単純性粃糠疹」と言われていたり「白色粃糠疹」と言われていたり、はたまた「はたけ」と言われていたり、様々です。

はたけは、主に小学生位のの子供に多くみられる病気です。

症状としては、楕円形の白い斑点が見られます。

この記事では、「はたけ」について原因や治し方などを解説していきます。

肌の「はたけ」の症状は？

はたけは主に顔に出来る場合が多いですが、肌ならどの部分にでもできる可能性はあります。

はたけは白っぽい斑点が出来ることが大きな特徴です。

特に痛みや違和感などはなく、自覚症状がないために気が付きにくいです。


白っぽい斑点が粉をふいたような感じになり、悪化していくと皮膚自体が鱗状（うろこのような感じ）になって、剥がれ落ちてしまったりします。

患部の皮膚が持ち上がることが多いため、痛みや違和感はありませんが、まれにかゆみを伴う可能性があります。

季節的に、暑い季節は「はたけ」が目立ちやすいため、気が付くことが多いです。

寒い季節は、常に空気乾燥があるために「はたけ」症状が酷くなりやすいです。

「はたけ」になる原因は？

乾燥によるもの

真冬より、少し寒くなったくらいの季節の変わり目に多く発症します。

というのも、真冬だったら乾燥することが分かっているために、しっかり保湿ケアを行ったり、スキンケア、肌ケアを行います。

しかし、季節の変わり目は、少し気が緩みがちになります。

そんなときに一気に発症し、症状が出やすいです。


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細菌によるもの

細菌が原因により「はたけ」を発症することもあります。

特に、子供の中には、遊ぶことに夢中で顔が少し汚れても拭き取ったりすることがありません。

そんな時、例えば外で強い日差しを浴びながら遊び続けていて、それが何日も続いていると「はたけ」を発症した、ということもあります。

細菌と言っても、顔を頻繁に拭き取ったり洗ったりして、常に清潔にしておくと細菌が増殖することはありません。

「はたけ」の原因となる細菌は、非常に毒性が弱いものですので、あまり神経質にならず、しっかり洗って保湿を行うことで十分に防ぐことが可能です。

血行不良によるもの

「はたけ」を発症する多くの人は、乾燥肌であることが挙げられます。

乾燥肌の人の多くは、身体が血行不良に陥っていることもあります。

血行不良は、身体的疲労を溜めやすく、またストレスもたまりやすくなり、良いことがあまりありません。

血行不良から、冷え性になったり睡眠の質が低下したり、女性なら生理周期が乱れることもありますので、しっかり入浴して身体を温めたり、運動を行ったりして、しっかり血行不良改善を心がけましょう。

「はたけ」の治し方は？

「はたけ」の治し方ですが、実はその多くの場合、自然に完治することが多いです。

というのも、皮膚病とは言いますが、軽い一時的な湿疹のようなものであり、自覚症状もないために、見た目さえ気にならなければ無理に触ったり、薬を使わない方がいいです。

それでも、顔など目立つ部分に「はたけ」が出来ると気になるものです。

「はたけ」に関しては、治し方というより出来ないための予防法に気を配った方が良いですので以下にご紹介していきます。


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「はたけ」にならないための予防法

保湿

「はたけ」のにある原因の多くは、乾燥によるものですので、しっかり保湿を行い肌の乾燥を防ぐことが大切になります。

特に乾燥肌の人は、常に保湿を心がけていますが、それでも皮膚表面しか保湿できていない場合は、どうしても簡単に乾燥しやすくなります。

単に保湿クリームを使用するよりも、ワセリンや保湿オイルなど、油分が含まれているものを使用することが望ましいです。

万能と言えば、白色ワセリンやニベアクリーム（青缶）です。


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清潔を保つ

どうしても肌が清潔でないと、細菌が繁殖しやすくなったり、肌にダメージを与えやすくなります。

そのため、出来るだけしっかり肌を清潔に保つことが大切です。

顔はたけの場合は、特にしっかり洗顔をすることが大切ですが、だからと言ってゴシゴシ洗いすぎるのは必要な皮脂を落としてしまい、皮膚の保護機能低下を招きますので、ぬるめのお湯で優しく洗うのが良いです。

洗顔料は、不要であれば使わなくてもしっかり皮膚についた汚れは落ちますので無理に洗顔料を使う必要はありません。

生活習慣の改善

ストレスや疲労などは、肌トラブルを多く招きます。

生活習慣が直接的な原因で「はたけ」になるわけではありませんが、乾燥肌になる原因や「はたけ」の原因を招くことはあります。

そのため、「はたけ」の原因自体を排除するために、しっかり睡眠を取る、ストレスは発散する、など生活習慣の改善を心掛けることで、肌トラブルの改善にも繋がります。


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まとめ

「はたけ」は、特に子供に多く見られるものですが、大人は発症しないわけではありません。

「はたけ」になっても気にする必要はありませんが「はたけ」だと思っていたら実は違う皮膚疾患であったという可能性もありますので、気になる場合はすぐに皮膚科等の受診をオススメします。