足がつりそうなときが多い原因は?病気の症状の可能性も!

足がつりそうなときが多い原因は?病気の症状の可能性も!

足がつりそうな原因


寝ている最中や寝起きに足がつって、激痛で目が覚める経験はありませんか??

一般的には「こむら返り」として知られている症状で、普通は病気ではないですが、足のつり以外の症状がある場合は重篤な病気の可能性もありますので注意が必要です。


それでは「足がつる」症状を伴なう病気はどんなものがあるのでしょうか?以下に書いていきますので、参考にしてください。

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脳梗塞

脳の動脈が途中でつまってしい、その部分から先へ血液が流れなくなります。血液が流れなくなった部分は、壊死してしまい働きが低下したり、失われたりします。


脳梗塞にも幾つか種類があり、脳血栓・脳塞栓・出血性脳梗塞と分けることができます。

脳血栓(のうけっせん)
脳血栓は、動脈硬化により血管の内腔がが狭くなり、血液が脳に十分に行き届かなくなる病気で、60歳代以降に多くみられ、比較的ゆっくりとした症状の現れ方をします。

脳塞栓(のうそくせん)
脳塞栓は心臓にできた血液の固まりが脳に運ばれて詰まってしまう病気で、年齢に関係なくおこり、急激な発作で発病します。

出血性脳梗塞
出血性脳梗塞は、一度脳塞栓をおこしたが、詰まった血管が自然に溶けて再び血液が流れ出したものの詰まってから6時間以上経過していたため、動脈壁が弱っていてそこから血液がにじみ出て、脳内に出血する病気です。比較的症状が軽いのも特徴です。



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症状

足がつりそうな原因


片側の手足のまひ、ろれつが回らない、意識障害など梗塞の場所によって症状が異なります。死亡することもあります。

一過性脳虚血発作

脳に行く血液の流れが悪くなるが、24時間以内に自然によくなり、症状もなくなります。

症状は、片側の手足や顔のまひ、しびれ、ろれつが回らない、言葉が出ない、片方の目が見えにくくなる、などの症状をおこします。

すぐによくなるのでそのまま放置しておくと、数年以内に脳梗塞をおこす可能性が高いので放置しておくのは非常に危険な病気です。



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多発神経炎・ギランバレー症候群

末梢神経がおかされる病気で、左右対称に手足の先からまひがおこります。どちらかというと上肢より下肢に障害がおこりやすく、歩行困難となることもあります。


まひはやがて全身に広がっていき、筋肉が萎縮してやせ細ってしまいます。

これらの症状が急性におこる場合は、ギランバレー症候群と呼び、まひがおこる5~10日位前に、頭痛・発熱・喉の痛み・下痢などの胃腸障害があらわれます。

原因・治療

多発神経炎・ギランバレー症候群がおこる原因としては

  • 鉛、ヒ素、水銀、農薬、抗生物質などの中毒
  • アルコール中毒
  • 悪性貧血などの栄養障害
  • 糖尿病
  • 甲状腺機能低下
  • 感染症やアレルギー
  • 遺伝的要素

などがあり、治療法は、原因となる病気の治療や中毒をおこす原因の除去、ビタミンの投与などを行ないます。

ギランバレー症候群には免疫吸着療法、免疫グロブリン大量静注療法が有効です。



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副甲状腺機能低下症

足がつりそうな原因

症状・治療

症状としては、手足のしびれがおこり、次に手の指先をすぼめて手首を曲げる特有の痙攣をおこします。

てんかんと間違えられることがあります。

また、血管の痙攣がおこると胸部の圧迫感がり、狭心症と似たほっさがみられます。


治療は、ビタミンDを毎日服用することで、これは一生続ける必要があります。

パーキンソン病

ドパミンという物質が減るためにおこる病気で、四肢のふるえや筋肉のこわばりがある病気で、40~50歳ごろから発病し、手足の震えから始まることが多いです。


親指と人差し指、中指で札束を数えるような特徴的な震えをします。

紙に渦巻きを書いてみると震えがよく分かります。また、まばたきが少なくなったり、無表情になり、動作がゆっくりとしていて歩くと小さな歩幅で、床をするような歩き方になります。


前かがみになり、肘や膝を少し曲げるような姿勢をとるのも特徴的です。


そして、これらの症状は、人に見られたり緊張したりすると、ひどくくなります。



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まとめ

足がつったら単なるこむら返りである可能性が高く、こむら返りであれば心配は無いのですが、それ以外の症状が重なっている場合は注意が必要で、中には命にかかわる重篤なものもあります。


頻繁におこるようでしたら、たかが足のつりと軽く考えずに一度、病院へ行ってみる必要があります。


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