手のひらの血豆のようなものが消えない!痛い原因と対処法!

手のひらの血豆のようなものが消えない!痛い原因と対処法!

手のひら


血豆とは、簡単に言えばタンコブや青あざと同じような内出血に分類されます。

青あざなどとは違うような感じですが、それは出血部分がピンポイントに絞られていて、出血したものが一部分に留まって皮膚を押し出してしまっているためにそう見えます。

血が固まったまるで豆のようなものが出てきてしまっている状態です。

これを血豆と言います。

この記事では、血豆について原因や対処法を解説しています。

血豆が出来る場所別の原因

血豆は、日常生活においてもできることは珍しいとは言えません。

知らぬ間に血豆が出来てしまうことが多いため、その原因を深く考えることは、あまりありませんが、血豆は出来る場所によって以下のような原因が考えられます。

手のひらの血豆

幼少期などは、例えば公園の遊具などで遊んでいると、気が付いたら手のひらに血豆が出来ていた・・・などと言う経験があるでしょう。

掌に血豆が出来ることは珍しくなく、むしろ誰しも一度は経験したことがありそうです。

手のひらの血豆は、何かを手を挟んだりしても出来ることがあります。

口内の血豆

口の中に出来る血豆は、食事中や会話中に、歯で口内を噛んでしまったことが原因です。

よく、ながら食事をしていると、歯で口の中の身を噛んでしまうことが多いです。

とても痛い思いをした後に血豆ができる経験は誰でも一度はあるかと思います。


また、歯並びが悪い人や、歯と口内が摩擦などの刺激を受け続けることによって、血豆が出来ることもあります。

かみ合わせが悪い人も、口内に血豆ができやすくなります。

時には、ストレスにより、口内に血豆が出来ることもあります。

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爪の血豆

爪の血豆も結構多く見られます。

爪に血豆が出来る原因は、例えばサイズの合わない小さな靴を履き続けていることにより、圧迫されて足の爪に血豆が出来てしまったり、手の爪を思い切り挟んだり、どこかにぶつけたりしてもできます。

一番おおいのは、タンスの角に足の小指をぶつけた時に、足の小指の爪が痛くて、いてみると血豆のような黒い点が出来ていたというような場合です。

どのような原因にしても、何かしらの衝撃があるために血豆は出来ます。

そのため、かなりの確率で血豆の部分が痛かったり、違和感を感じることが多いです。


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血豆をつぶすのはあり?治し方は?

血豆が出来た場合、どうすれば治るのか・・・とても気になります。

自然治癒

血豆は、基本的には自然に治るのを待つことが一番です。

というのも、血豆は、時間経過とともに自然と痛みがなくなり、気が付けばその色も無くなり、綺麗になっていることが多いからです。

しかし、血豆が出来た場所やその程度によっては、非常に痛みが強く、自然に治るまで待つことが出来そうにない場合もあります。

特に、指先に血豆が出来た場合で、指先を使う仕事をしている場合などは、一刻も早く血豆を治したいです。


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血を抜く

自然治癒を待っているなんて、到底できないという人や、特に血豆の痛みが強い場合は、血豆の血を抜いてしまうという方法があります。

少し荒治療になりますが、先の尖っている清潔な針などで、血豆を刺すと、中から血が出てきます。

その血を全て抜いてしまえば、かなり完治までの道の血は短縮できます。

しかし、これにはリスクが伴います。


荒治療と言った理由でもあるのですが、針で血豆を刺すというのは、針を刺すとその部分から細菌感染を起こす可能性が高くなります。

また針が清潔なものでない場合、針を刺す行為自体が危険なことにもなります。

また、小さな血豆の場合などは、刺し間違えると、他の部分を傷付けてしまったり、時には血豆以外に傷が出来て余計に痛みに苦しむことにもなりかねません。

そのため、針を刺して血豆の完治を早めるという方法は、出来るだけ最終手段ということになりそうです。

消毒方法
針の指す先の部分と、上の部分の広範囲に渡り、ライターなどで軽くあぶります。

いわゆる熱消毒です。

これだけでは不安ですので、あぶった部分に消毒液を掛けて、しっかり消毒します。

そして、清潔なガーゼやティッシュなどを使って綺麗に拭いてから、使用しましょう。

当然、手や血豆の部分もよく消毒を行うようにしましょう。

完全に感染の可能性を防ぐことが出来るというわけではありませんが、ある程度感染可能性は低く出来そうです。


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メラノーマについて

血豆だと思っていても、衝撃を受けた記憶が無かったり、血豆に痛みが一切ない場合や、その血豆が治るどころか、どんどん大きくなったり酷くなる場合には、それは血豆ではなく腫瘍である可能性があります。

メラノーマと言われるものは、血豆とは違い、形が整っておらず、初めのうちは痛みがありません。

どんどん大きくなったり広がっていき、次第に痛みが生じ始める危険な病気です。

単なる血豆と思っていたが、なかなか治らない、イメージしているものと違うと感じた場合は、メラノーマの可能性も捨てきれません。

気になった場合はすぐに病院で診察を受けることを強くオススメします。


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まとめ

血豆は、小さく出来ることが多いですが、とにかく痛みが強い場合が多いです。

しかし、簡単に治るという特徴がありますので、場合は、基本的には放置していても何ら問題はないでしょう。

血豆が出来る原因を完全に排除することは困難ですが、ガンなどと区別するためにも、よく観察することが大切です。

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