目の下のピクピクする痙攣が止まらない!原因や治し方は?

目の下のピクピクする痙攣が止まらない!原因や治し方は?

眼鏡


ふとしたときに、「目の下やまぶたがピクピクと痙攣している!」と気になったことはありますか?

気になりだすと、なかなか止まらないのでさらに気になってしまいます。

また、他の人がイメージする痙攣とは少し違うと感じる症状の場合は心配になります。

この記事では、そんな目の下の痙攣が起こる原因や対処法についてお話したいと思います。

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眼瞼ミオキニア

一般的にはまぶたがピクピクと痙攣することを眼瞼痙攣(がんけんけいれん)と言いますが、神経学的には「眼瞼ミオキニア」と呼ばれています。

突然、まぶたの痙攣が起こるのが主な症状で、その痙攣も左右片側で起こることが多いとされています。

まぶたに症状が出ることが多いのですが、目の下に症状が出ることも十分に考えられます。

心身の疲労や長時間に及ぶVDT作業などが主な原因で痙攣が起こります。


また、コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインなどの興奮性のある成分によって痙攣が増強してしまうこともありますので注意しましょう。

疲労が原因で痙攣が起きる原因

なぜ疲労が原因で痙攣が起きるのか?と疑問を持たれた方もいるかと思います。

痙攣は筋肉を酷使することによる筋疲労や、ストレス、ミネラルの不足などが原因で起こってしまいます。

VDT作業などによって目をよく使う環境下にいる方は、眼瞼ミオキニアに関連している筋肉でもある「眼輪筋(がんりんきん)」にとても負担がかかってしまっているのです。

そのため、痙攣が生じやすくなってしまうという流れになります。

また、筋肉が働くときにも、神経の伝達にもミネラルは必要不可欠であり、そのミネラルが不足してしまうことで筋肉が自分の意思とは関係なく無秩序に働いてしまって痙攣を引き起こしてしまいます。

眼瞼ミオキニアの治療法としては、疲労を取り去ることが重要となります。

疲労を回復するために睡眠時間をきちんと確保し、栄養バランスの取れた食事を摂取するように心掛けましょう。


また、先ほども述べましたがカフェインは痙攣を増強させてしまいますので、コーヒーなどの摂取量を減らすように気を付けた方が良いかと思います。

あとは、ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かるようにして全身の血液の循環を促進させるのもオススメです。


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チック

チックとは一種の癖のようなもので、赤ちゃんから小学生ぐらいの子供に多く見られる病気です。

心と体の成長・発達の過程で症状が出やすい傾向にあります。

チックの症状は「運動チック」「音声チック」の2つに大別されます。

まばたきの回数が増えたり、目の下が痙攣のようにピクピクと動いたりするのは「運動チック」で、咳払いや鼻をクンクン鳴らしたりするのは「音声チック」です。


これらの症状は本人の意思とは関係ないタイミングで突発的に現れてしまうのが特徴です。

しかし、多くのケースが一過性のもので1年以内には症状が消失するとも言われています。


症状が特徴的なので、どうしても周囲からの目が気になってしまって本人が症状を止めようと強く意識してしまったり、緊張を強いられるような場面ではかえって症状が出てしまうという傾向もあります。

このように、心理状態の影響を受けやすい病気ですので、かつては心因的な部分に原因があるという解釈がされていました。

しかし、近年ではまだ解明されていない部分が多いものの、発達段階の子供の脳が一時的に神経の伝達に不具合を起こしているという見解や、遺伝などが原因かもしれないという研究もされるようになってきました。


本来、チックは薬物療法の対象ではないと言われていますが、これらの症状が原因で登園や登校の妨げになってしまうようであれば、一度医師の診察を受けてみるようにしましょう。

チックの症状が現れても、本人がその症状にとらわれすぎずにリラックスして過ごせる環境を整えることが重要となってきます。

チックというのは自分の意志とは関係なく起こる症状ですので止められません。

ですので「やめなさい!」と言っても無理なことなのです。

親がとるべき対応は、過剰に反応せずに温かく見守る姿勢を心掛けるようにしましょう。

お子さんの気持ちに寄り添うことがとても大切かと思います。


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ドライアイ

ドライアイとは、目を保護するための涙の量が不足してしまったり、涙の質が低下してしまうことで起こる症状です。

目を酷使したり、長時間におよぶVDT作業などで緊張状態が続いたりすることで疲れ目となり痙攣を引き起こしてしまうのです。

また、メガネやコンタクトレンズの度数が不適切であると目の疲労につながりますので痙攣をおこしやすいのです。

一度眼科を受診して、再度視力検査を行って適切な度数の眼鏡やコンタクトレンズを使用するようにしましょう。

また、ドライアイ専用の点眼薬を使用するのも効果があると思いますので、お試しください。


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まとめ

いかがでしたでしょうか?

ピクピクとまぶたや目の下が痙攣している多くの原因は「疲れ目」だと思います。

リラックスできる環境を整え、ホットアイマスクなどの血液の循環を促し、目の周りの筋肉をほぐしてあげるようにしましょう。

症状が続く場合は他の原因も考えられますので、一度病院を受診することをオススメいたします。


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