骨盤の左右の高さが違う!悪化すると起こる症状や解消法!

骨盤の左右の高さが違う!悪化すると起こる症状や解消法!

腰


なんだか姿勢が悪い。

よく見ると骨盤の左右の高さが違う、また歪んでいる気がすることはないでしょうか?

そのまま、骨盤の歪みが悪化していくと、様々な症状が現れてきます。

この記事ではそんな、骨盤の左右の高さが違ってくるような歪みの原因や症状を解説し、日常生活でも行える解消法をご紹介していきます。

骨盤が歪むとは?

骨盤は体の中心部にあり、周囲の関節や靭帯、筋肉によって支えられています。

骨盤を支えている部分に何らかの不具合が生じている、または骨盤に直接負担がかかることで、歪みが生じます。

骨盤内には子宮や卵巣、腸などの臓器があり、それらを守っているのですが、歪みが生じるとそれらの臓器にも支障が現れ、様々な症状を起こします。

なぜ歪みが生じるのか?

骨盤の歪みには、日常生活におけるその人の癖が影響いていることが多くあります。

例えば、いつも同じ側の肩にカバンをかけている、同じ側の足を組む癖があるなど、当てはまる人も多いのではないでしょうか。

このように、偏った姿勢をとっていると、骨盤の上下にある背骨や股関節の位置がずれてしまいます。

それに伴い、骨盤の位置も変化していきます。


また、骨盤はあらゆる姿勢をとる時、重心の位置の影響を大きく受けます。

電車に乗っている時や待ち時間の間で、片足重心になってしまうことが多くあります。

左右のどちらかに寄ると、骨盤も左右どちらかに傾きます。

前後方向でも同じことが言えます。椅子の背もたれに寄りかかり座っている時、重心は後方に移ります。

その際、背中は丸まり、骨盤は後方へ倒れた状態になります。

このような姿勢を日々繰り返していると、徐々に骨盤の位置やその周囲で支える骨や筋肉のバランスも崩れていきます。

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女性が気をつけたい原因

女性の場合は、妊娠・出産という大仕事があります。

妊娠時期から、徐々にお腹が大きくなり、骨盤や骨盤を支える足の関節や筋肉にも負担がかかります。

さらに、出産時には赤ちゃんが通りやすいように骨盤が開くようにいなっています。

出産の際、お母さんの体には高いエネルギーによる負荷がかかるとされています。

そのため、産後に骨盤が元通りの位置には戻らず歪みが残るということがあります。

その他には、高いヒールの靴を履くことも要因になる可能性があります。

重心が不安定となり、足元から骨盤まで歪みが生じやすくなります。


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どんな症状が起こるのか

肩こり・頭痛・腰痛・股関節痛・膝関節痛

骨盤の位置が歪んでいると、その上下にある関節や筋肉のバランスが崩れます。

さらに新陳代謝の低下をきたし、全身の症状が現れることもあります。

下半身太り

骨盤の位置がずれることで、お腹や腰周り、お尻周り、足の筋肉を上手く使えなくなります。

そのため、下腹が出る、上半身は華奢なのにウエストや足が太くなる状態になってしまいます。


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自律神経症状

骨盤や背骨の歪みが自律神経を圧迫し、内臓の機能を低下させてしまいます。

すると、便秘や消化不良など胃腸の症状が現れてきます。

さらに、動悸・息切れ、体温調節などにも影響を与える可能性があります。


関連記事:自律神経がおかしい(乱れる)原因と整える4つのコツを解説!

婦人科系の症状

骨盤内には子宮や卵巣が守られるようにして存在しています。

しかし、骨盤が歪むことで、これらの臓器も正常な位置から外れてしまうことがあります。

すると、一部で圧迫されたりすることで、血行不良やホルモン分泌の乱れに繋がります。

生理痛や生理不順に悩まれている方がいたら、骨盤からの影響も疑う必要があるかもしれません。


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歪みの解消法

癖を見直す

まずは、歪みの原因となる日頃の姿勢などの癖を見直すことが重要です。

足を組む・横座りや片足重心の立位などになっていないか確認します。

組む足を定期的に変える、立つときは両足に荷重を分散できているかなど意識することで改善を図ります。

また、歩く際にガニ股、内股になる癖がある方も注意が必要です。

歩く際は、腰から足を振り出すように意識すると修正しやすいです。

ストレッチの習慣

先に記載したような体の癖があると、一部の筋肉が硬くなってしまうことがあります。

そうなると、さらに骨盤の歪みを助長する恐れがあります。

日頃から、腰周りや股関節周囲、足のストレッチを取り入れることで、筋肉を柔軟に保つことが重要となります。

  • 仰向けで、両膝を立て、両方の足の裏を合わせた状態から、脚を開く。
  • 同様に、仰向けで両膝を立てた状態から、両足を一緒に左右に倒す。
このようなストレッチを行うことで、骨盤の歪みが修正しやすくなります。


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睡眠時の工夫

寝る際はどの向きで寝ていることが多いでしょうか?

最も骨盤を歪ませてしまうのがうつぶせ寝です。

うつ伏せでは、首が左右のどちらかを向き、背骨・骨盤が連動して歪んでしまいます。

横向きであっても、脚の重みで骨盤の位置がねじれてしまう場合がほとんどです。

寝ている間は無意識だからしょうがいないと感じるかもしれませんが、環境を整えることで、改善できることもあります。

抱き枕を使用し、横向きの際に脚が重なってしまうことを防ぐことができます。

また、歪み軽減には寝返りを打つことが大切です。

寝返りを打ちやすくするために、高反発のマットレスを使用するなどの工夫をすることで、睡眠中からもアプローチすることができます。


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まとめ

今回は骨盤の歪みに関わることについてお伝えしていきました。

自身の姿勢の癖、女性特有の原因が骨盤を歪ませてしまいます。

骨だけの問題ではなく、内臓や自律神経への影響も懸念されます。

何かの不調に悩まされており、かつ骨盤に歪みがあるという方は、ここに記載させて頂いた内容を疑ってみることも重要となります。

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