ちょっとメディカ 健康・病気・症状。原因の改善や対処法

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当サイトは、健康や病気に関する記事を作成しているサイトです。

体の様々な部分におこる症状の原因や対処法について主に症状から原因や対処法をお伝えしています。

できるだけ分かりやすく、正確な情報をお伝えするため「看護師」「理学療法士」「介護福祉士」「薬剤師」などの医療関係者の監修の元に記事を作成しています。

しかし、病気の症状や原因などは個人差が大きく出てしまう部分も多いので、あくまでも万人に向けて作成している当サイトの記事では、一人一人に合った情報をお伝えすることは難しい部分もあります。

当サイトの記事は参考という形で読んでいただき、病院を受診する際の参考にして頂ければと思います。


このページは当サイトのトップページとなりますので、ここでは一般的に多い健康全般の事について触れて行きたいと思います。

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胃腸の調子と生活習慣について

脂っこい物を食べ過ぎたり、アルコールを摂取しすぎたり、ストレスを感じたりしていると胃腸の調子が悪くなるという方は多いと思います。

何かとストレスが多い現代社会ですし、食事の欧米化が進んでいることから胃腸(お腹)の調子が優れない人は多いかと思います。

緊張すると胃がキリキリ痛い、食後に胃がムカムカする、朝の電車の中でお腹が痛い、常にお腹がゆるいなど胃腸に関する症状を上げればキリがないかもしれません。


まずは、そんな胃腸の不調になった時に見直すべき生活の習慣やどのような病気の可能性があるのかについてお話したいと思います。

1日3食、バランスの良い食事を食べましょう!

胃が荒れてしまっている時は、同時に口内炎が生じてしまっていることも少なくありません。

ですので、香辛料などの刺激物は控え、消化に良いうどんなどを摂取するようにしましょう。

コーヒーに含まれているカフェインも刺激が強いので控えましょう。


胃腸が悪くなる原因で多いのは「暴飲暴食」だとも言われています。

今一度ご自身の食事のメニュー内容を見直す必要があるかと思います。


アルコールは適量であれば胃液の分泌を促して消化を助けますが、飲みすぎは胃を強く刺激するので禁物です。

また、意外と知られていないのが「タバコも胃を荒らす原因になる」ということなのです。

たばこは胃の粘膜の血流を低下させるとともに、胃酸の分泌を促進して胃を攻撃する力を強めてしまうのです。できれば禁煙が好ましいのですが、難しい場合は本数を減らす努力をしましょう。


1日3食、決まった時間に規則正しく食事を摂取することで胃の粘膜は回復してくると思います。

食べ過ぎは胃壁が過度に広がり、胃の収縮力を低下させ、消化不良を起こしてしまいますので注意するようにしてください。

ストレスを上手に発散させる

ストレスが蓄積してしまうと胃の血流が悪くなり、胃の働きが悪くなるため胃痛が生じます。

また、自律神経を乱してしまいますので、胃酸の分泌が過剰になってしまって胃の粘膜を傷つけてしまうのです。


現代社会を生きていく上で、ストレスから避けて生きていくということはとても難しいことだと思います。

ですので、自分でストレスを発散させる方法を見つけることが大事だと思います。

友達や家族に悩みを話したり、スポーツをしたり、映画などを見て楽しんだり、、、うまくストレスと付き合っていくようにしましょう。

睡眠を十分とる

体が疲れてしまっていると胃腸の働きが低下して、うまく消化ができなくなってしまいます。

そんな時はしっかりと睡眠をとるように心掛けましょう。


人によって必要な睡眠時間は異なるのですが、一般的には深夜2時に熟睡していることが大切だと言われています。

なるべく午前0時前には布団で休むようにしましょう。

寝る直前に入浴をしてしまうと、体が火照ってしまって寝付くのに時間がかかりますので、就寝の2時間前くらいに入浴を済ましておくと良いかと思います。

胃の調子が悪い場合
かぼちゃ


ストレスがかかりやすい現代社会では胃の調子が悪く、常に痛いという人も多いかと思います。

胃が痛くて眠れないといった場合は、市販の胃薬を服用してみても良いかもしれません。


一言に胃薬と言っても様々な種類があるのはご存知でしょうか?

胃薬には主に

  • 胃酸をコントロールする「胃酸分泌抑制剤・H2ブロッカー」

  • 胃液を中和してくれる「制酸剤」

  • 胃の粘膜を保護する「胃粘膜保護剤」

  • 胃の緊張を緩めてくれる「鎮痛鎮痙剤」

  • 胃の働きをサポートしてくれる「複合胃腸薬」
などがあります。

どれを購入するか迷った時には、薬剤師に相談するのがオススメですので、処方箋も取り扱ってくれるドラッグストアであれば薬剤師さんが常駐していますので相談してみましょう。


ストレスの多い社会を生きていくためには胃痛は誰にでも起こりうる症状です。


生活習慣を見直し、健康的な生活が送れるようになることが望ましいのですが、生活習慣を見直してもなかなか症状が改善しないだとか、悪化してきたという場合は病気の可能性もありますので、一度消化器内科もしくは内科を受診するようにしましょう。


ストレス


生活習慣を見直しても胃の調子がおかしいという時は、多くの場合「胃炎」になってしまっていると思います。

急性胃炎の場合は生活習慣を見直しし、胃を休めることで2~3日で治まるのですが、ピロリ菌などが原因で生じる慢性胃炎は病気が進行すると胃潰瘍になってしまうこともあります。


また、ピロリ菌は胃がんの原因菌とも言われていますので、除菌治療を受けた方が良いかと思います。

病院でピロリ菌検査を受けると、ピロリ菌の感染の有無が分かります。

吐いた息で検査をしたり、採血をして検査をしたりと検査方法にはいくつかあります。比較的手軽に検査を受けられますので、ぜひ医師に相談してみましょう。


ピロリ菌が発見された場合は内服による除菌治療が開始されるかと思います。

ピロリ菌の除菌は胃がんの予防だけでなく胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発も抑える効果が認められていますので、ぜひ治療を受けましょう。


頭痛や肩こりの原因は、ストレスや内臓の場合も!?

肩こり


頭痛や肩こりに悩まされている方は意外と多いのではないかと思います。

頭がズキズキ痛い、こめかみがズキンと痛い、肩が重い、肩がしびれる、首が痛いなどの症状はすぐに思いつきますし、時には吐き気や手の痺れなども伴うかもしれません。


姿勢が悪いと肩や腰に負担がかかるため、肩こりや腰痛が生じやすいです。

肩こりにより首や肩の筋肉に大きな負担がかかることになりますので、血流が滞ってしまい頭痛も引き起こしてしまいます。


また、ストレスが原因で頭痛が生じることがあります。

ストレスが頭痛の原因になる理由としては「副腎皮質ホルモン(ストレスホルモン)の乱れ」「自律神経の乱れ」が関係していると考えられています。

副腎皮質ホルモンの乱れについて

ストレスホルモンとは副腎皮質から分泌される「コルチゾール」などのホルモンのことを指します。

副腎皮質とは副腎の外側にある組織のことで、左右の腎臓の上の後腹膜腔(こうふくまくこう)という所にあるのです。


ストレスホルモンはストレスを受けた時に、血圧を上げて私たちの体を戦闘態勢にします。

そのため、脳の血圧も上昇し、それに伴う血管の収縮・拡張や脳の血液量の増大が頭痛の原因の1つとなってしまうのです。

自律神経の乱れについて

自律神経はリラックスしているような状態では副交感神経が優位となり、逆に興奮状態になると交感神経が優位となるようになっています。


ストレスがかかると交感神経が優位となるため、緊張系の神経が活発化することとなります。


緊張時には筋肉が収縮しますので、頭部の筋肉も収縮し頭が締め付けられてしまうため頭痛の原因の1つとなってしまいます。



首


頭痛や肩こりの原因は上で紹介したこと以外でも、様々なことが絡まり合って起こしてしまいます。

これらはひとまとめに「緊張型頭痛」と診断されることが多いと思います。

主な症状としては後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような重苦しい痛みが生じます。

「緊張型頭痛」は肩や首のコリを伴い、毎日のように朝から晩まで一定の鈍い痛みが続くのが特徴です。


対策としては、ストレスをため込まないようにし、長時間同じ姿勢を続けないように注意してストレッチなどをして、筋肉のコリをほぐして血流を促進させることが効果的かと思います。

入浴や蒸しタオルで、体を温めて血流を促進させることもオススメです。


また、ストレスが原因ではなく内臓の病気が原因で頭や肩の痛みが生じている可能性もあります。ここでは痛みの原因のうち、危険な病気3つを紹介したいと思います。

脳腫瘍(のうしゅよう)

頭痛が生じる頭の病気で有名なのは「くも膜下出血」ですが、この病気は突然バッドで頭を殴られたかのような激しい頭痛なのが特徴です。そのため病気に気付きやすいです。


対して脳腫瘍による頭痛は突然起こることはあまりなく、数週間から数か月にかけて徐々に強くなってくることが多いです。


頭痛に加えて手足のしびれや麻痺、目の見えにくさなどの症状がある場合は脳腫瘍が疑われ、CTやMRIなどの検査が行われることとなります。

脳腫瘍がすべて悪性のものということはありませんが、早期治療が好ましいので早めに病院を受診するようにしましょう。


適切な治療を受ければ元の生活に戻れることも多いのです。

心筋梗塞

左肩の痛みや歯の痛みを感じている場合、心筋梗塞の可能性があります。

定期検診などで中性脂肪やコレステロール値が高い人は特に注意が必要です。

ストレスなどで全身が血行不良になってしまっている場合、当然心臓に栄養を送っているための血管「冠動脈(かんどうみゃく)」にも影響を及ぼしていますので心筋梗塞などになりやすくなってしまうのです。

内科もしくは循環器内科を受診するようにしましょう。


タバコは血管を収縮させてしまう作用があるので、禁煙するようにし、食生活の見直しも必要になってくると思います。

コレステロール値の高い動物性脂肪の摂取を減らし、生野菜や魚・大豆などの良質なタンパクを積極的に摂取するようにしましょう。

胆のう炎

右肩の痛みを感じている場合は、胆のう炎の可能性もあります。

心筋梗塞や胆のう炎など、病巣ではなく肩などに痛みが生じることを「関連痛」・「放散痛」とも言います。


みぞおちの痛みや発熱・気持ち悪さなどがある場合は胆のう炎が疑われますので、消化器内科もしくは内科を受診するようにしましょう。


胆のう炎を放置していると胆のうが破裂してしまって腹膜炎を起こしてしまうこともありますので、早期に治療することが大切かと思います。



ただの頭痛・肩こりと思っていても重篤な病気が潜んでいることもありますので、生活を見直して症状が改善しない場合は一度病院を受診して医師に相談してみるようにしましょう。


腰が痛いとき!

腰


頭痛や肩こりの次は腰痛について見ていきましょう。

背骨を横から見ると、首あたりは前、背中は後ろ、腰が前というように綺麗なS字のようにカーブしているのはご存知でしょうか?

背骨は上から順番に「頸椎(けいつい)」・「胸椎(きょうつい)」・「腰椎(ようつい)」・「仙骨(せんこつ)」・「尾骨(びこつ)」で出来ています。


腰痛は主に、この腰の部分にある5つの腰椎に何かしらの問題があるのです。


腰痛の原因は様々ですが、腰痛のうち原因が特定できるものはわずか15%ほどであると言われています。

代表的な病気としては椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄などがあります。


一方で、残りの85%はレントゲンなどの検査をしても原因が特定できないと言われているのです。

生活習慣や普段の姿勢などが影響して腰痛が生じてしまうのです。また、見た目にはわからない神経の障害によって痛みを感じていることもあります。


では次に、原因が特定できる代表的な病気「椎間板ヘルニア」と「腰部脊柱管狭窄」について、少し見ていきたいと思います。

椎間板ヘルニア

腰の骨は5つの腰椎と1つの仙骨、そして椎間板というクッションの役割を果たすものから出来ています。

この椎間板が変性して中身が飛び出してしまうことをヘルニアというのです。

椎間板は10歳を過ぎたころから老化が始まると言われています。

ですので、加齢による椎間板の老化でヘルニアが生じることもあるのですが、重い荷物を持ち上げたりするという動作が引き金になってしまうこともあります。


有病率は人口の約1%とされており、20~40代の比較的若い方に多い病気と言われています。

整形外科を受診し、MRIの検査で診断がつけられると思います。


急性期の場合はベッド上安静となり、コルセットにてヘルニアの悪化を防ぎます。

痛みが激しい場合は、硬膜外ブロックや神経根ブロックなどが行われることもあります。


ほとんどの場合は、3ヶ月ほどの保存療法で軽快します。


保存療法で軽快せず、麻痺が進行したり排尿・排便に障害が生じた場合は手術が行われることがあります。

しかし、手術をしても5~10%の再発率であるため、日常生活動作の見直しも重要になってくるかと思います。

腰部脊柱管狭窄

腰椎内部の神経の通り道である脊柱管(せきちゅうかん)が狭くなることで神経組織が圧迫されて、しびれなどの症状が出る病気です。

加齢による変化が主な原因であることが多く、一般的に我が国では脊椎の変性や変性すべり症によって起こる「変性脊柱管狭窄症」のことを指します。


変性すべり症とは、なんらかの原因で腰椎がずれることによって生じる病気のことを言います。

骨が前方にずれてしまうことを「前方すべり」、後ろ側にずれてしまうことを「後方すべり」と呼び、前方すべりの症例の方が多いと言われています。


脊柱管狭窄症の主な症状は、歩き始めは特になんともなくても、歩き続けていると足に痛みやしびれが生じて歩行が難しくなる「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」と言われるものです。

しゃがんだりすると症状はすぐに改善し、また歩けるようになります。


これは脊柱管の構造上、立っていると脊柱管がより狭くなり神経を圧迫するのですが、しゃがむことで脊柱管が再び広がって神経圧迫も解除されるため症状が軽快するのです。


この間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症という病気でも起こるので、この症状があるからと言って腰部脊柱管狭窄症の診断はつきません。

レントゲンにてある程度は診断がつくのですが、より詳しく診断するためにMRIや脊髄造影などの検査を行うこともあります。


ヘルニアと同様に安静・保存療法が第一選択の治療となります。症状の進行具合によっては手術が行われることもあります。


日常生活ではシルバーカーなどを使って、前かがみになって歩くようにすると症状が軽快するかと思われます。




腰痛の原因や対処法

腰痛


では次はどのような日常の動作が腰に負担をかけてしまうのか、原因や対処法についてお話したいと思います。

姿勢の悪さ
前かがみや直立した姿勢を続けていると、腰の筋肉に大きく負担がかかってしまって腰痛が生じてしまうのです。

立っている時の正しい姿勢は、背中を壁にあてて立った時に後頭部・肩甲骨・おしり・踵が壁に付く状態で、腰の後ろの隙間に手が入るぐらいが良いと言われていますのでご自身でチェックしてみてください。


椅子に座っている際は、お尻を背もたれに密着するように深く腰掛け、軽くあごを引いて、背筋を伸ばすように意識をしてお腹を軽く引っ込めるようにしましょう。

過度の運動や動作
激しいスポーツや、重いものを持ち上げた時に腰の筋肉を酷使することでも腰痛は生じてしまいます。

明らかな問題行動が判明している場合は、今一度見直すようにしましょう。

筋肉の衰え
加齢に伴う筋肉の衰えや運動不足などが原因で、腰の筋力が低下していることも上げられます。

そのため腰にかかる負担が増え、腰痛へとつながります。


ウォーキングは腰やお腹周りの筋力UPにも効果があると言われていますので、無理のない範囲で習慣化すると良いかと思います。

ご自身の体調を確認しながら、段階的にトレーニング内容をレベルUPさせるようにしましょう。

また、いきなり運動を始めると体に負担がかかってしまいますので、ウォーミングアップ・クールダウンはきちんと行うようにしてください。

骨の衰え
こちらも加齢に伴って衰えてきます。

特に女性は、閉経と共に女性ホルモンが影響して骨粗しょう症になって骨がもろくなりますので圧迫骨折などにもなりやすいのです。

カルシウムを積極的に摂取するようにしましょう。


牛乳やチーズなどの乳製品、ひじきなどの海藻類、青魚などにカルシウムは多く含まれています。


そのときにビタミンDを一緒に摂取しておくとカルシウムの吸収を助ける作用があるのでオススメです。



いかがでしたでしょうか?

腰に痛みを感じている際は日常生活で腰に負担がかかる動作をしていなかったか、きちんとした姿勢で過ごせていたかを振り返り、生活を見直すことが大切です。

症状が改善しない場合は整形外科を受診し、病気がないか診断をしてもらったりリハビリを受けるようにすると良いかと思います。

運動と健康につて

ジョギング


腰痛の部分で運動について話が出ましたので、運動についても解説をしていきます。

運動は健康に良いと頭で分かっていても、毎日の忙しさでついつい『明日から始めることにしよう』と先延ばしになってしまってはいませんか?

ここでは、運動習慣をつけることのメリットや、今すぐにでも始められる簡単な方法について少し詳しくお話したいと思います。

運動をすることのメリット

筋肉がつくことで筋力UPし、骨も強くなる
普段デスクワークなどで使われていない筋肉を運動することで使う事になりますので、筋力がUPします。

筋力がUPすることで、体を支えるための筋肉も鍛えられますので膝や腰などへの負担も軽減します。

そのため、膝痛や腰痛も症状は少しずつ改善していくこととなります。


しかし、膝や腰に負担のかかる運動方法を行えば症状が悪化してしまいますので、トレーニング内容を今一度見直す必要があるかと思います。

心臓・肺も強くなる
運動により心拍数・呼吸数が増えますので、結果的に心臓や肺も鍛えられることとなります。

急に無理な運動を始めてしまうと負担がかかってしまって逆効果になってしまいますので、ご自身の調子を確認しながら段階的にレベルUPしていくようにしましょう。

血液がサラサラになる
運動をすると善玉コレステロールが増え、悪玉コレステロールが減るので、血液がサラサラに綺麗になります。

この結果、動脈硬化や狭心症・心筋梗塞、脳梗塞などの病気の発症率を下げるのです。

ダイエットにもなる
運動をするとエネルギーをたくさん消費しますのでダイエット効果もあります。

筋肉が衰えていってしまうと、代わりに脂肪がついてきてしまうのです。

運動でも、特にに有酸素運動を行うと脂肪が燃焼しやすくなりますのでオススメです。

脳を活性化させ、認知症の発症率も下がる
運動によって心拍数が上がり、脳への血流が増えることで脳が活性化されます。

また、筋肉を動かすように信号を送るのは脳ですから、運動によって体を動かすと脳にも刺激になるということなのです。

ストレス発散にもなり、気持ちが元気になる
ストレス解消というと、おいしい食事を食べたり、よく眠ったりするということが思い浮かぶ方が多いかと思いますが、運動も効果的なのです。

適度な運動を行うことで疲労感が得られ、スムーズで良質な睡眠を得ることができるのです。

また、体を鍛えて疲れにくくなり、脳も活発化しますのでセロトニンやエンドルフィンという神経伝達物質が増え、多幸感が得られるというわけなのです。

オススメの運動メニュー

ウォーキング


運動をしようと思い立って、今まで全く運動習慣のなかった人がフルマラソンに挑戦するということはちょっと無理があります。

このような場合は途中で挫折してしまって、結局運動習慣がつかなかったということになってしまうかも知れません。


まずは自宅周辺をウォーキングしてみたり、部屋でストレッチ運動をしたりと無理のないメニューから行うことがオススメです。

中でも、「ながら運動」はテレビを見ながらだったり仕事をしながら行う事が出来ますので続けやすいかと思います。


もしくは、プールやスポーツジムに会員登録するというのも1つの手かと思います。

せっかく入会してしまったのだから運動をしないと月謝がもったいないと考えるかと思いますし、トレーニング指導の予約を入れていれば日時も決まってしまっているので行かないというわけにはいかなくなります。

プールでのウォーキングは浮力の効果で膝に負担をあまりかけずに運動が行えますので良いかも知れません。

心臓などに持病がある方は医師と相談してから通うようにしましょう。

ながら運動

膝上げ歩き(消費カロリー 3.5kcal/分)
その名の通り、いつも歩いている時よりも膝を少し高く持ち上げるように心掛けて歩くようにしましょう。
踵の上げ下げ(消費カロリー 3.5kcal/分)
足を肩幅まで開いて立ち、背筋を伸ばして、お腹に力を少し入れながらかかとの上げ下げをしましょう。
足浮かし(消費カロリー 10.0kcal/分)
椅子に浅く座り、両足を肩幅に開きます。顎を少し引いて背筋を伸ばし、お腹に少し力を入れましょう。

そしてそのまま両足を床から少し浮かせ、8秒その状態をキープし、4秒かけながらゆっくりと足を床に戻します。

キャスター付きの椅子は不安定ですので、安全を確認してから少し深めに座るようにしましょう。

運動はとてもメリットの多いことがお分かりいただけましたでしょうか?

過度な運動は逆に体にとってデメリットとなってしまいますので、ご自分に合った運動を行うようにしましょう。

睡眠不足が原因で病気や体調不良になるかも!

睡眠


健康には睡眠は欠かせないようそですが、我が日本では5人に1人が不眠の症状で悩まされているというデータがあります。

不眠は子供や思春期の人には稀ですが、20~30歳代に始まり加齢とともに増加して中年・高齢者に急激に増加すると言われています。

男性よりも女性に多い傾向があるようです。

よく耳にする不眠症ですが、不眠症にもタイプがあります。ここで確認をしてみましょう。

入眠困難 布団の中に入ってもなかなか眠ることができず、寝付くのに30分~1時間以上かかってしまう。
中途覚醒 いったん眠りにつけても、翌朝起床するまでの間に何度も目が覚めてしまう。
早朝覚醒 起きようとおもっていた時刻までに目が覚めてしまい、その後は寝付く事ができない。
熟睡障害 眠りが浅く、睡眠時間はある程度確保しているのに熟睡した感じが得られない。

不眠が体に及ぼす影響は?

肥満度(BMI)に影響
睡眠時間が6~7時間の人が最も肥満度が低く、それよりも短くても長くても肥満度が高まってしまうというデータがあるそうです。

睡眠時間が短い人では、食欲を増進させる「グレリン」という物質が多く分泌され、食欲を抑える「レプチン」という物質の分泌が少なくなっていることが分かったのです。

このため、睡眠不足が続くと食欲が高まってしまって、結果的に太って肥満度が上がるということなのです。

寿命に影響
睡眠時間が短くても長くても寿命が短くなるというデータもあります。


病気がちの方は睡眠時間が長くなってしまうという点から正確なデータが取れていないため、結論はまだ出てはいませんが睡眠時間が短い方は死亡リスクが上がることは分かっていますので、適度な睡眠は大切だということが言えるかと思います。

集中力の低下
実は24時間徹夜した場合、飲酒運転並みに自動車の運転技術を低下させてしまうということをご存知でしょうか?

脳が休息できないため、集中力が極端に落ちてしまうのです。

血圧が高くなる
自律神経には活発な時に働く交感神経と、リラックスしている時に働く副交感神経の2つがあります。

睡眠時は副交感神経が優位となりますので、末梢血管も開き、体全体をリラックス状態とします。


しかし、睡眠が十分に取れていないと交感神経が優位となってしまいますので、末梢血管は収縮し続け、血圧・心拍数が高めになりがちになってしまうのです。

とある調査では不眠症の方は、健康な人に比べて高血圧を発症するリスクが約2倍になるというデータも出ているのです。

糖尿病になる可能性が高くなる
睡眠不足の状態が続いてストレスホルモンが上昇することで、血糖値の上昇を抑える能力が低下してしまうため高血糖となりやすいとも言われています。

そのため糖尿病へと繋がりやすく健康な人と比べて、こちらも発症するリスクが約2~3倍に高まるというデータもあるそうです。

精神状態にも影響する
十分な休息が得られないことでストレスもたまりますので、もちろん精神状態にも良いとは言えません。

悪化すると「うつ病」などを発症してしまうこともあります。するとさらに不眠となりますので、悪循環になると言えるでしょう。

睡眠の質を高める方法

睡眠

寝具を調整する
ご自身の体に合った寝具を選ぶようにしましょう。

無理なく寝返りが行えるような硬さのマットレスを探すと尚良いかと思います。

枕の硬さなども睡眠の質に影響しますので、快適な物を使用するようにして下さい。

寝る直前の入浴は避ける
寝る直前に入浴してしまうと体が火照ってしまいますので、なかなか寝付けなくなってしまいます。

就寝時間の2時間ほど前に入浴を済ませておくことがオススメです。

寝酒は適度な量にする
よく眠るために寝酒をしている方も少なくないと思います。

しかしアルコールは3時間ほど経つと分解されて、睡眠を妨げとなる物質へと変わってしまいます。

そのため浅い眠りとなってしまいますので、結果的に入眠はスムーズに行えても熟睡できないということになってしまうのです。


また、大量飲酒にもつながりやすく、アルコール依存へ移行しやすいケースもありますので、「お酒を飲まないと眠れない!!」という方は一度病院を受診して医師と相談をして睡眠薬を処方していただくというのも1つの手かと思います。

寝る直前はスマホやPCを触らない
睡眠を誘発するホルモン「メラトニン」の分泌を促進するためにも、寝る前にはリラックスした環境を作り、間接照明などを使って必要以上に明るくしないようにしましょう。


寝る直前はスマホやPCを触ってしまうと、画面の光の刺激によってメラトニンの分泌が妨げられてしまいます。

どうしても仕事などで寝る直前までスマホやPCを触らなくてはならないという方は、画面の輝度を最低レベルまで落として使用するようにしましょう。


上記を参考に、ご自身に合った入眠方法を色々お試しください。

不眠が続いてしまいますと、体にも悪影響が出てしまいますので、一度病院を受診してみるのも良いかと思います。

良質な睡眠を得て、明日への活力と健康的な毎日を手に入れましょう。


関連記事:自律神経がおかしい(乱れる)原因と整える4つのコツを解説!

最後に

ここでは、健康に関する様々なことのほんの一部をご紹介しました。

当サイト(ちょっとメディカ)の記事が皆様のお役に立てば、この上ない喜びです。

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