片方の目の奥の痛みが治らない!5つの原因と対処法をチェック!

片方の目の奥の痛みが治らない!5つの原因と対処法をチェック!

目を触る


目の奥の痛みとなると、なんだか不安に感じて悩まれている方もいるのではないでしょうか?


目の奥ですので、目が痛いのか頭痛なのかはっきりとしない部分も多いですし、他に吐き気やめまいなどの症状があればかなり心配です。

さらには、症状が片目だけの場合、原因が何になるのか自分で特定するのは難しいものです。

この記事では、目の奥が痛い症状でも、特に片目で起こる場合の原因と対処法についてご紹介していきます。

目の奥が痛い原因5つと対処法

目の奥が痛むといっても症状も様々ですし、もちろん原因も色々あります。

特に片方の目の奥だけが痛む場合は、どの様な病気に注意すべきなのかを見ていきたいと思います。

群発性頭痛

目の奥から側頭部にかけて激しい痛みが起こります。

痛みの起こり方は、1〜2ヶ月の間に毎日、1〜2時間程度で生じます。夜間や明け方に痛みが出やすく、男性の発症が多いことが特徴です。


脳出血や脳腫瘍といった原因がない頭痛であり、脳の視床下部という部分の機能異常が関係しているとされています。

その他の要因として、アルコール摂取後40分〜1時間程で頭痛が生じるケースがあります。

また、タバコ・気圧変化の影響を受ける場合もあります。

対処法

とにかく痛みが激しく、なるべく早く抑えたい時はスマトリプタン皮下注射が適応されます。

また、症状の激しい群発期という時期には、就寝前にトリプタン系またはエルゴタミン薬剤の内服をすることで、明け方にかけての症状緩和を図ります。

日常生活において注意できることは、アルコール摂取や喫煙を控えることが挙げられます。

また、気圧変動を避けるため、高所や飛行機の使用は病態に合わせて検討が必要となります。


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三叉神経痛

顔に触れる、風が吹くだけでも強い痛みを感じます。

痛みの起こる部分に腫れや熱感、痺れの症状も現れます。

動脈硬化や帯状疱疹などのウイルスなどが原因となり、血管が膨張し脳幹部を圧迫することで発症するとされています。

免疫低下や血管に支障をきたしやすい高齢者に多く起こります。

目の奥に痛みが出る場合は、三叉神経の中の眼窩神経が障害されている可能性が考えられます。

対処法

内服による治療には、ロキソニンやテグレトールなどの薬が処方されます。

また、ツボを押すことで痛みが緩和できる可能性があります。


頭部の神経痛に効果があるとされるものには、以下のものが挙げられます。

百会(ひゃくえ) 両耳を繋いだ頭頂部に位置する。1回に2分程度押し、これを1日に数回行います。
天柱(てんちゅう) 頚椎の両側に位置する。3秒程押して放す、これを繰り返し行います。
上記のような対処法を行っても、症状の改善が得られない場合は外科的治療の選択も必要となるため、その際は医療機関へ相談をしてみましょう。

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緑内障

目の奥の痛みの他に、物が歪んで見える、視野欠損が起こり、頭痛や吐き気を伴う場合もあります視神経細胞が減少し、視野が欠損していく病気です。

進行すると、失明する恐れもあるためとても恐ろしい病気ですので注意が必要です。

対処法

上記のような症状がある場合は、早めに眼科の受診をしましょう。

緑内障の治療では、まず、点眼薬による眼圧調整を行います。

薬物療法においても効果が得られにくい際は、レーザーを使用した手術の検討も必要となります。


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脳腫瘍

持続する目の奥の痛みがある場合は、脳腫瘍が疑われる場合もあります。

痛みの他に、吐き気や嘔吐、けいれんなどの症状も現れます。

脳腫瘍の場合は徐々に痛みの程度が悪化していくことが特徴にあります。


進行すると、言葉が上手く発せなくなる言語障害や、意識障害、手足の麻痺をきたす危険があります。

対処法

気になる症状があれば、速やかに脳神経外科のある医療機関を受診することをお勧めします。

また、脳ドックを定期的に受けることで、病気の早期発見につながります。


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クモ膜下出血

多く知られている症状として、頭をバットで殴られたような痛み、目の奥の激しい痛みが起こります。

しかし、場合によっては痛みを訴えないケースもあるため注意しましょう。

その他の症状として、片目が開かない、物が二重に見えるなどの症状が現れます。


さらに、状態が悪化すると構音障害(呂律が回らない)、吐き気や嘔吐、意識障害や呼吸障害に至る危険な病気になります。

対処法

脳腫瘍と同様に、重篤な病気であるため、上記のような症状があればすぐに医療機関を受診しましょう。

特に、クモ膜下出血は、より早期に治療を受けることで、その後の生存状況や生活が大きく変わることになります。


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まとめ

今回は目の奥の痛み、特に片目に起こる症状に着目し、解説していきました。

原因には、眼病、脳や神経に関係する病気の影響が考えられます。

中には、重篤な病気のサインである可能性もあるため、症状を見逃さずに適切な対処をしていきましょう。


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