口の横がすぐ切れるのはなぜ?予防する方法も気になる!

口の横がすぐ切れるのはなぜ?予防する方法も気になる!

口元


笑った時や、何かを食べるときに大きな口を開けたとき、口の横が切れてしまった経験はありませんか。

口の横が切れてしまうと、口を開け閉めすることが億劫になりますし、一度切れてしまうとなかなか治らず、切れやすくなるために嫌な思いをしてしまいます。

この記事では、口の横がすぐに切れてしまう原因や、口の横が切れてしまわないように予防する方法をご紹介します。

口の横が切れるのはなぜ?

口角炎

口の横の部分を口角と言います。

よく口の横の部分が上がっている、いわゆるアヒル口と言われるような口の人を「口角が上がっている」なんて言いますが、これは口の横の部分を意味している言葉をそのまま使用しています。

口角炎とは、口の横の部分がすぐに切れてしまい、なかなか治らずに切れて軽く治っては繰り返すことを言います。

口の横が切れてしまうことが、慢性化している状態を口角炎というということです。

細菌感染

細菌感染と言いますと、不安な気持ちになりそうですが、これは風邪などのウイルスなどを指すわけではなく、例えば疲労時や睡眠不足が続いていると、口角が切れることがあります。

疲労や睡眠不足に共通することは、身体の免疫力が低下してしまっているということです。

つまり、口角炎になる原因の多くは、この身体の免疫力低下による可能性が高く考えられます。

子供でも口角炎が細菌感染によるものがありますが、これは、疲労や睡眠不足ではなく、食べ物のカスが口角に付着していたり、よだれなどが刺激となっていることが多いです。

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ビタミンが不足している

口角炎になりやすい場合として、主にビタミンが不足していることがあります。

ビタミンでもたくさん種類がありますが、中でも特にビタミンB郡が不足していると、口角炎になりやすくなったり、口元が荒れたりします。

皮膚炎によるもの(アトピー性皮膚炎)

皮膚炎というと、すぐに病院へ行かなければならないようなイメージですが、この場合は、アトピー性皮膚炎などによる場合であることや、アトピー性皮膚炎でない場合は、乾燥による場合が考えられます。


乾燥すると、皮脂が少なくなり肌が刺激に弱くなりますから、収縮のある口角は特に切れやすい状態となりがちになります。


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唇に付けるものの添加物が合わない

女性なら口紅を付けることが多いですが、口紅には色素を含む添加物が非常に多く含まれています。

口紅でもたくさんの種類がありますが、中でも自分に合わない口紅を使用している場合は、乾燥しやすくなったり、添加物が肌に合わず口角炎を引き起こすことがあります。

男女問わず、乾燥を防ぐためにリップクリームを使用している人が多いですが、このリップクリームでも自分に合わないものを使用していると、口元が荒れたり口角炎を引き押してしまいます。


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口角炎を予防法は?

口角炎になると、なかなか治らなかったり、一度治ってもすぐに再発したりして、非常に痛い思いが続きます。

口元を動かさずにしていることが一番良いですが、なかなか生活を送る上ではそうもいきません。

口角炎を治す方法や予防法をご紹介します。

口を大きく開けない事

やはり乾燥であってもそうでなくても、口を大きく開けるという動作は、どうしても口角に負荷が掛かります。

そのため口角炎の疑いがある場合は、出来るだけ大きく口を開けないよう心がけましょう。

口を大きく開けなくても、日本語はきちんと発音できますし、ずっとでないのなら、特に口を大きく開けずに生活を送ることも難しくはなさそうです。

気になるが触らない事

口角が切れていると、ついつい舌で触ったり、指で触ったりしそうになりますが、これはやめましょう。

例えば舌で触ると、唾液により乾燥が防げるような気になりますが、逆効果です。

唾液が原因で口角炎となることもありますので、舌で切れている患部を触ることはやめましょう。

悪化を招く可能性が大いにあります。

また指で触るのも、細菌が侵入しやすくなってしまうために危険です。

乾燥させない事

唇の感想を防ぐために、出来るだけ保湿を心がけましょう。

中でもオススメは、ワセリンです。

オロナイン軟膏は切り傷などに非常に有効ですが、独特の臭いがありますし、唇への使用はお勧めできません。

反面、ワセリンは万が一口の中に入ってしまっても、身体への害が認められない安全なものです。

そのため、口角炎で悩んでいる人は、ワセリンを唇に塗って乾燥を防ぐことが良いです。

空気乾燥なども、唇の乾燥に繋がりますので、室内では加湿器を使用したり、公の施設などではマスクを着用するなど、乾燥を防ぐための方法が大切です。


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ビタミンをしっかり摂ること

ビタミン不足は、疲労回復を妨げます。

ビタミンは肌にも効果があるために、出来るだけしっかりビタミンはとりたいです。

食事ではビタミンが存分にとれない場合があります。

そのような時は、ビタミンウォーターなどを飲んだりサプリメントを服用することもオススメです。

一日のビタミン摂取量が気になりますが、ビタミンは多く摂取した場合、不要な分は自然と尿など一緒に排出されるだけであり、多く摂りすぎても身体に害はありません。

遠慮なくどんどんビタミンを摂りましょう。

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しっかり眠る事

現代社会では、忙しい日々を送る人が多いため、ついつい睡眠時間を削ってしまいがちです。

しかし、そんな削りがちの睡眠時間は、人が活動を行う上ではとても重要な時間です。

過去の偉人は、睡眠時間が一日平均3時間だった・・・などと言われていたりしますが、これは例外ですし、睡眠時間をしっかりとることにこしたことはありません。

もちろん寝すぎは問題ですが、自分に合った睡眠時間をしっかり確保することは、とても重要です。


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まとめ

口角炎は、何気ない日々の行動により、悪化したり治ったり・・・「え?そんなことで治るの?」と思われてしまいそうなことが多くあります。

しかし、口元が荒れるのは内臓が悪いと言われるほどに、口元は健康のバロメーターです。

そのため、しっかり食べてしっかり眠り、毎日健康に生きていくよう心がけることが、口角炎を予防する方法であったりします。


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