口の周りが乾燥して皮がむける!ヒリヒリする原因と対策!

口の周りが乾燥して皮がむける!ヒリヒリする原因と対策!

口元


寒く湿度の低い冬や、日差しがとても強い夏などは、体のあらゆる部位が乾燥します。

中でも、唇や口の周りが乾燥して困っている人は多いです。

時には、乾燥して皮がむけてしまったり、ぱっくり割れて痛い思いをすることもあります。

この記事では、そんな唇や口の周りが乾燥する原因と、乾燥しないための対策をご紹介します。

口の周りが乾燥する原因は?

そもそも唇や口の周りが乾燥する原因には、一体どんなものがあるのでしょう。

皮脂が少ない

唇は、汗をかくことも皮脂が分泌されることもない部位です。

身体には、汗が出る汗腺と言われるものや、皮脂を出す皮脂腺といわれるものがあります。

これらの腺から汗や皮脂を分泌し、それが皮膚を保護しています。

しかし、唇には汗腺も皮脂腺もないので、保護される事がありません。

したがって、すぐに乾燥して皮がむけたり、ぱっくり割れてしまうのです。

年齢(加齢)

年齢と共に、全身の乾燥が気になります。

年齢と共に、汗の量が減り、皮脂に分泌量も低下するために、乾燥しやすくなります。

唇や口の周りは、元々乾燥しやすいのに、更に年齢により乾燥を助長させてしまうので、唇や口の周りの水分量がかなり低下してしまいます。

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風による影響を受けやすい

外を歩いていると、体は外気の影響を受けて乾燥しやすくなります。

中でも唇や口の周りは、マスクなど以外で外気を防ぐ方法がなく、かなりの確率で外気にさらされていますから、特に乾燥やすい状態となります。

屋外でなくても、例えばエアコンの風なども、乾燥を招きます。

寒くなってくると湿度が低くなりますので、その分乾燥することが多くなります。


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紫外線による乾燥

紫外線は、皮膚だけでなく粘膜などにも影響を及ぼします。

中でも肌に日焼け止めクリームを塗ったり、紫外線対策をすることがあっても、唇や口周りまでこまめに紫外線対策を行う人は少ないです。

紫外線を受けることで水分が奪われてしまうので、夏場などでも乾燥してしまいます。


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呼吸方法(口呼吸)

花粉症の人や、風邪を引いていると、鼻が詰まってしまい呼吸が口に頼ってしまいます。

口呼吸だと、空気が唇に触れるために乾燥しやすい状態となります。

呼吸は常に行い、止まることはないですから、どんどん乾燥していく一方です。


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唇や口周りをつい舐める

唇や口周りを舐める癖のある人は乾燥しやすいです。

水分が蒸発する時、皮膚表面にある水分だけでなく、皮膚の内側にある水分まで奪われてしまいます。

そのため、唇や口の周りを舐めると、その時は唾液で潤いますが、その水分が蒸発する時に、一気に水分が奪われますので、乾燥を助長させることとなりそうです。

唇や口周辺の摩擦などの刺激

食後に口を拭く、歯磨き時に唇に歯ブラシが当たる、睡眠時に寝具で顔が擦れる、など、唇や口の周りが摩擦などの刺激によってダメージを受けます。

マスクをしていたら大丈夫だと思われがちですが、小さめのマスクをしていて、唇や口の周りがマスクに当たっている状態だと、摩擦による刺激を受け続けていることになるので、非常にダメージを受けやすく乾燥しやすくなります。

肌に合わないリップクリームを使用している

乾燥というより、唇や口の周りの荒れが関係してくるのですが、自分の肌に合わないリップクリームを使用していると、どうしても肌荒れを起こします。

唇が荒れている人の中には、自分に合わないリプクリームなどを使用している人が多くいます。

しかし、唇の面積は狭いために、荒れていることに気が付きにくく、合わないリップクリームでもずっと使いがちになります。

汚れを拭き取らない

たとえば、辛い物を食べた時などに、唇や口の周りがひりひりした経験はありませんか。

刺激物を食べると、唇や口周りに刺激による負荷が掛かります。

これは、刺激物により負荷が掛かるほどにダメージを受けている証拠ですので、荒れてしまい皮がむけてしまったり、痛い思いをすることが多いです。

体調不良(胃腸が悪い)

口の周りにデキモノが出来ていると、体調が悪いと言われたことはありませんか?

実際に、胃腸などが弱っていたりすると、唇や口の周りにデキモノが出来て荒れたり、ヘルペスと言われるできものも唇の横に出来ます。

唇は、色や状態によって体調を知ることが出来る部位ですので、体調がすぐれない状態だと、その分唇や口の周りが荒れてしまったり、乾燥が酷くなったりします。

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口周りが乾燥しないための対処法

口周りが乾燥しないために、出来る対策をご紹介します。

唇パックをしてみる

唇パックというのは、文字通り唇専用の保湿パックを言います。

ハチミツやリップクリーム、オイルなどを唇や口の周りに付けて、その上から呼吸ができるようにラップを置きます。

その状態で数分放置してからはがすと、唇や口の周りがプルプルに保湿されています。

簡単に出来る保湿方法です。

呼吸方法の改善

ずばり口呼吸をする癖がある人は、出来るだけ口呼吸を行わないように心掛けましょう。

初めは、鼻呼吸をすることに息苦しさを感じることもありそうです。

しかし、唇や口の周りの乾燥が酷い時にはとても鼻呼吸が楽に感じます。

毎日少しずつ意識して鼻呼吸を行っていきましょう。

風が強い日はマスクをつける

マスクを着用することは、外気からの乾燥を防ぐためにとっても良い方法です。

サイズの合っていないマスクを着用することは、乾燥を助長させてしまいますが、きちんと自分に合ったサイズのマスクを着用することで、乾燥を防ぐことが出来るだけでなく、風邪予防にもなり、良いことが多いです。


関連記事:マスクをすると臭くて息苦しい!原因と簡単な対処法はコレ

加湿器を使う

季節関係なく、乾燥はいつもすぐそばにいます。

そのため、常に加湿器などを使用して、部屋の湿度を高く設定するよう心がけましょう。

湿度が高くなると、風邪菌やウイルスなどに感染することも減りますので、体調管理の一環として使用を始めることは良いです。

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胃腸を治す

体調、特に胃腸が悪いと口周りや唇が荒れますから、暴飲暴食を避けて、異変がある場合は、内科や胃腸科などを受診して、身体の不調をすばやく治しましょう。

唇の荒れなどと胃腸の問題は関係なさそうですが、身体はどの部分も互いに影響し合っています。

清潔に保つ

食後などは、しっかり口の周りを綺麗に拭きとり、常に清潔に保つよう心がけましょう。

子供などで、食後に口を拭かずにそのままでいた為に、口の周りが荒れてしまったというケースは非常に多いです。

そのため、常に唇や口の周りを綺麗に拭きとり、すぐに保湿のためのリップクリームなどを使用することを意識しましょう。


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まとめ

口周りの感想や唇の荒れは、寒い季節には特に悩む人が多くなります。

そのため、出来るだけきちんと対策を考えたいです。

少しの工夫で予防が可能なことが多いので、外出の際などは面倒くさがらずにマスクをしたり、リップを使用したりしましょう。

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